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国連の安全保障理事会は２０２３年１０月１９日に緊急会合を開き、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの大規模戦闘の「一時停止」を求める議長国・ブラジルが提出した決議案を採決しましたが、アメリカが拒否権を行使し否決されました。
決議案はガザの人道危機の回避を目的に大規模な戦闘の
「一時停止」
を求めたもので、前日に否決されたロシアの提出した決議案とは違って
「ハマスの凶悪なテロ攻撃を断固として拒絶し非難する」
とした一方で、イスラエルの名指しは避けつつもガザ北部の住民への避難通告を撤回するよう訴えていました。
この決議案の採決では日本をはじめ１２か国が賛成しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使、決議案は否決されました。
すでに数千人のパレスチナ人がイスラエル軍によって殺され、これから何千何万という被害が出ようとしているのに、イスラエル擁護のためなら双方の大規模戦闘の一時停止も許さない。
アメリカという国の残酷性がいかんなく発揮された、もう悪魔の所業というべき拒否権の発動です。
世界中の良心ある市民がアメリカに失望した。
イスラエル軍の空爆により（？）ガザ地域の病院が爆発し500人以上の市民が死亡。パレスチナのマンスール国連大使「きのう安保理が責任を果たしていれば、500人の命は救われた。安保理は目を覚ますべきだ」。
アメリカの国連大使は
「イスラエルの自衛権に言及していないことに失望した」
などと理由を説明していますが、言語道断！
すでにハマスなどの武装勢力によるイスラエル攻撃は散発的なものになっているのに対して、パレスチナ人の犠牲者は４２００人を超え、ハマスが無差別殺戮をしたイスラエル市民の３倍以上の犠牲者が出ています。
そして、イスラエル軍はガザを完全包囲して電気・燃料・食料・水をすべて途絶えさせ、民間施設や市民に対しても猛空爆を繰り返しているのですから、イスラエル国の自衛権の範囲なんてとっくに超えています。
イスラエル軍によるガザ空爆で、国連学校の子ども３０人と人道支援活動をしていた国連職員１２人が死亡。ガザ地域での死者１５００人中５００人が子ども達。世界がイスラエル軍の無差別殺戮を止めるべき時だ。
イスラエルがパレスチナに対して宣戦布告をして戦闘中なのにもかかわらず、しかもガザ地域の病院が爆発して５００人の市民が死亡したばかりだというのに、アメリカのバイデン大統領はイスラエルを訪問しています。
そして、バイデン大統領は
「われわれはイスラエルに寄り添う」
「いまはそうではないかもしれないが、イスラエルを再びユダヤ人にとって安全な場所にしなければならない」
「イスラエルはこれまで以上に強くなったと知るだろう。イスラエルを攻撃しようと考えている国家や勢力へのメッセージは先週と変わらない。やめろ、やめろ、やめろ」
などと言いまくったのですから、もうイスラエルの無差別殺戮という戦争犯罪にお墨付きを完全に与えたも同然です。
ハマス幹部と同様にイスラエル政府のネタニヤフ首相も戦争犯罪人。そしてアメリカ政府のバイデン大統領も共同正犯だ。
そして言い訳程度に、ガザ地区に隣国エジプトから人道支援物資を運び入れることについて、イスラエル側と合意したと明らかにしたのですが、いやいやいや、イスラエル軍に武力行使を停止させればそれで済むことではないですか！
人道支援だの人道回廊だの、イスラエル軍が空爆や封鎖をやめたら要らないんですよ！
バイデン大統領はガザ地区の危機的な人道状況などに対応するためとして、パレスチナに対し１億ドルを提供するとかおためごかしのことも言っていますが、イスラエル軍の戦争行為を止めるのは邪魔しておいて涙金を出しますだなんて、かえってパレスチナ人もアラブ諸国も憤激ですよ！
イスラエル軍によるガザの病院攻撃についてＷＨＯが「病院からの退避を強制することは集中治療や救命手術が必要な人たちにとって死刑宣告」。世界が全力を挙げてイスラエル軍のガザへの地上侵攻を止めるべき時だ。
バイデン大統領はガザでの病院爆破についてイスラエル政府の説明を鵜呑みにして見せて
「私が見たところでは、あなたたちではなく、他の組織が関与したように思える」
「これまでに確認した情報によれば、ガザからテロリスト集団が発射したロケット弾の誤射によるものと思われる」
とネタニヤフ首相に「寄り添って」見せたのですが、こうでも言わないとイスラエル軍の蛮行を支持したり、戦闘の一時停止を求める国連決議に拒否権を発動したりすることを正当化できませんからね。
まだ真相はわからないはずなのに、あとからイスラエル軍の空爆だとばれても仕方ないから、とにかく次の大統領選挙で再選されるためにはアメリカ国内のユダヤ人勢力に媚びを売っておかなきゃならない私利私欲。
最初からイスラエルに寄り添うというつもりでイスラエルに来ちゃったんだから、ここはイスラエルがやったんじゃないと言っておこう的な、その場しのぎの申し訳に過ぎません。
イスラエル軍に殺されたガザの遺族に会いに行け！
第二次大戦後、休みなく他国に戦争を仕掛けて何百万人も殺し続けてきたアメリカ合衆国に、自由と民主主義の旗手を気取る資格はない。
第二次大戦後、ベトナム戦争や湾岸戦争やアフガニスタン戦争やイラク戦争などなど世界中で最も多くの戦争を起こし、戦争で一番人を殺してきた国アメリカ。
そしてイスラエルとの深い癒着を理由に、今回の国連安保理決議に対する拒否権発動のようにイスラエルへの国際社会の批判や制裁をどんなに理不尽でもイスラエルの盾になって跳ね返してきたアメリカ。
ウクライナ戦争でのロシア軍の侵略と蛮行を、世界で非難する資格がない存在があるとしたら、それはアメリカ政府です。
今後の新たな「テロ」を招いたのはアメリカだ。
アメリカの産軍複合体はウクライナという新たな「市場」を見つけた。第二次大戦後、世界中で戦争をしまくり、イスラエルによる武力行使を放置するアメリカに、ロシアによるウクライナ侵略を非難する資格はない。
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ロシアが修正を加えた決議案２本は採択に必要な９カ国以上の賛成を得られなかった。ブラジル案には１２カ国が賛成したが、米国が拒否権を行使した。米国はロシアの修正案２本にも反対した。
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は反対理由について、ハマスの攻撃を受けた「イスラエルの自衛権」が明記されていないと説明した。
米国の拒否権行使を受け、国連総会は拒否権を行使した常任理事国に理由の説明を求めるとの総会決議に基づき、月内にも全体会合を開く見通し。
イスラエルを訪問したアメリカのバイデン大統領はイスラエルへの連帯を示すとともに、ガザ地区の危機的な人道状況などに対応するためパレスチナに対し1億ドルの支援を行うと表明しました。一方、ガザ地区の病院で起きた爆発については、現地の武装組織がロケット弾の発射に失敗したという見方を示し、関与を否定するイスラエルの主張を支持しました。
イスラエルへ追加支援 ガザ地区などへの支援も表明
イスラエルを訪問したアメリカのバイデン大統領は18日、ネタニヤフ首相と首脳会談を行ったあと、現地で演説しました。
この中で、バイデン大統領はイスラエルへの大規模な攻撃を行ったハマスを厳しく非難するとともに「われわれはイスラエルに寄り添う」と述べ、イスラエルへの連帯を改めて示しました。
その上でイスラエルの防空能力の強化などに向けた追加支援を行うため、議会に対し、巨額の予算を要求する考えを明らかにしました。
また、バイデン大統領は、ガザ地区に、隣国エジプトから人道支援物資を運び入れることについて、イスラエル側と合意したと明らかにしました。
さらに、ガザ地区の危機的な人道状況などに対応するため、パレスチナに対し、1億ドル、日本円にして149億円の支援を行うと表明しました。
一方、ガザ地区の病院で起きた爆発について、バイデン大統領は「これまでの分析情報によれば、ガザ地区のテロ組織がロケット弾の発射に失敗したためのようだ」と述べ、関与を否定するイスラエルの主張を支持しました。
今回の中東訪問では当初予定していたアラブ諸国の首脳との対面での会談が病院で起きた爆発を受けて延期を余儀なくされました。
今後、ガザ地区でさらに住民の犠牲が増えることになれば、批判の矛先がイスラエルへの連帯を示すアメリカに向けられる可能性もあり、バイデン大統領は一段と難しい対応を迫られることになりそうです。
《バイデン大統領 演説でのこのほかの発言》
「人質の家族へ、あなたはひとりではありません。私たちが地域全体のパートナーと取り組んでいるのは、ハマスの人質となっている人を家に連れ帰るあらゆる手段を示すことだ」
「いまはそうではないかもしれないが、イスラエルを再びユダヤ人にとって安全な場所にしなければならない」
「イスラエルはこれまで以上に強くなったと知るだろう。イスラエルを攻撃しようと考えている国家や勢力へのメッセージは先週と変わらない。やめろ、やめろ、やめろ」
「ハマスが人間の盾としているのは、ガザに住む何の罪もない家族だ」と述べ、イスラエルを攻撃したイスラム組織ハマスをあらためて強く非難しました。
「イスラエルとパレスチナの人たちがともに安全に尊厳と平和の中で暮らすことを追求し続けなければならない」
イラン ライシ大統領「アメリカはイスラエルの共犯者」
ガザ地区の病院での爆発を受け、イランでは、18日、首都テヘラン中心部の広場に大勢の市民が集まってイスラエルに抗議するとともに、ライシ大統領が演説しました。
この中で、ライシ大統領は爆発についてイスラエルによる攻撃だと改めて主張し「誰がこんな恐ろしい犯罪を受け入れられるだろうか」と強く非難しました。
その上で各国に対し「イスラエルとの関係を断ち、その大使を追放するとともに大使館を閉鎖することを期待する」と述べ、国交のある国にイスラエルと断交するよう呼びかけました。
さらに、イスラエルへの連帯を示し、軍事支援を行うアメリカに対しては「世界の人々があなたたちをイスラエルの共犯者だとみなしており、その憎しみを目の当たりにするだろう」と警告しました。
中東各地ではイスラエル・アメリカへの抗議デモ
アラブ諸国など中東各地では、イスラエルやそれを支援するアメリカに対する抗議デモが相次いでいます。
このうち、レバノンの首都ベイルートにあるアメリカ大使館の近くでは、18日、大勢の人が集まり、パレスチナの旗を掲げて声を上げたり、石を投げたりして抗議活動を行いました。
大使館に近寄れないようバリケードが設けられていましたが、デモ隊が集まる場所のそばの建物からは炎があがっていたほか、治安部隊が催涙弾を使うなどしてデモ隊を追い払う様子も見られました。
一方、パレスチナ暫定自治区のヨルダン川西岸地区で撮影された映像では、人々がタイヤに火をつけ、あたりには炎とともに黒い煙が立ちこめていました。
パレスチナの旗を掲げた人たちは、バリケードの後ろにとまっていたイスラエル軍の車両の方に向かって、石のようなものをロープの先につけて投げ飛ばし、抗議の意志を示していました。
バイデン米大統領は１８日、イスラエルを訪問した。ネタニヤフ首相と大統領、１８日撮影。（2023年 ロイター/Evelyn Hockstein）
[ガザ／テルアビブ １８日 ロイター] - バイデン米大統領は１８日、イスラエルを訪問した。１７日に起きたパレスチナ自治区ガザの病院爆発で数百人が死亡したことについては「テロ組織によるロケット弾の誤射」のようだという認識を示し、イスラエルとの連帯を表明した。同時に「パレスチナ人も苦しんでいる」とし、パレスチナ向けの人道支援を確約した。
バイデン大統領はネタニヤフ首相との会談で「昨日のガザでの病院爆発を深く悲しみ、憤りを感じている」とした上で、「私が見たところでは、あなたたちではなく、他の組織が関与したように思える」と述べた。
さらに「これまでに確認した情報によれば、ガザからテロリスト集団が発射したロケット弾の誤射によるものと思われる」とした上で、「米国は紛争中に民間人の命を守ることを明確に支持する」と語った。
ガザの病院爆発については、パレスチナはイスラエル軍の空爆が爆発を引き起こしたと主張。イスラエル軍はパレスチナの武装組織「イスラム聖戦」によるロケット弾発射の失敗が原因だとしている。
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元々左派はイスラエルを否定し、パレスティナのテロを擁護する人が多いのですが、ハマスのテロは絶対に否定し同じくらい批判すべきだと思います。
うちの記事は全てハマスの蛮行を批判していますし、コメントもむしろほとんどがハマスの蛮行は許さずその上でイスラエルやアメリカを批判しています。
人命尊重のヒューマニズムからは当然です。
媒体によってはそのままコピペすると写真がめちゃでかくなるんですが（読売新聞なんかも）、こちらで写真をデバイスにダウンロードして適正な大きさに加工してあげるのが面倒で。
すみません、記事の一番下のほうに行くと矢印があって写真の全貌が見られないこともないです。
そして、パソコンではなくスマホやタブレットから見るとちゃんと画面に収まって全部見られるんですよ。
ご指摘ありがとうございます。
Windows９５のころからネットをやっているのに、ソフトにもハードにも弱くて申し訳ないです。
だったらブラジルの“中立的な”国連安保理決議案に拒否権を発動せずに『戦闘停止に協力』しろ！という話ですよね。
☆米国防総省は空母「ジェラルド・Ｒ・フォード」などから成る空母打撃群を地中海東部に派遣し ＞
先月くらいに『ぎりぎりデフォルトを1月半先延ばし』にした(根本解決のめどは全く立っていない)状況で、『膨大な予算がかかる空母軍を派遣』した状況で、『デフォルトが起きた』らどうするつもりなのでしょうね？
(ほぼ間違いなく、デフォルト後はそれまでのようにスムーズに軍事行動ができなくなるはずです。)
『グローバルサウス諸国や中東諸国がドル決済をやめる』ように動いている➡長期的にはアメリカの経済破綻はほぼ回避不能…ですから、よその国のことで『民族浄化に加担』している余裕があったら、『自国の立て直し』をしっかりやれ！ということなのですが…。
※欧米諸国もマスメディアも『イスラエルの民族浄化』についてもですが、『アメリカの長期的なデフォルトリスク』(及びその政治的な影響)に関してまともに伝えないのは『忖度も甚だしい』としか言いようがないですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f8569b970c8f3578995bd406966b1c37210eee0
☆米政権、保険のための軍事力誇示－中東紛争拡大抑止で外交失敗に備え
10/19(木) Bloomberg
（ブルームバーグ）： バイデン米大統領はこの１週間、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの紛争が拡大するのを防ごうと、中東外交に心血を注いだ。しかし、こうした取り組みが奏功しない場合、米国の対応は軍事力に頼ることになる可能性がある。
米国防総省は空母「ジェラルド・Ｒ・フォード」などから成る空母打撃群を地中海東部に派遣し、同じく空母「ドワイト・Ｄ・アイゼンハワー」を中心とする空母打撃群も向かわせた。両空母とも戦闘機「Ｆ/Ａ１８スーパーホーネット」などを多数搭載。別途、米海兵隊2000人も派遣の可能性に備え高度の警戒態勢にある。
バイデン政権は今のところ、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラなどに対し、紛争に関与せぬよう警告を発するのが狙いだとしている。また、米国は必要と判断すれば軍事力行使に真剣であるとのメッセージをカタールなどの国々を通じ非公式ルートでイラン側に伝えていると、米当局者の１人は匿名を条件に明らかにした。
総資産6000億円 ハマスのトップ「5つ星豪華生活」 優雅な“安全圏”から攻撃見守る？
https://www.youtube.com/watch?v=qKKMuCypPt8
「時々拝見」は、「週刊金曜日」に書いておられる「虚構の皇国」さんか「シートン俗物記」さんに遊んでもらった時から使っているHNです。。
昨日、違法に女性を接待して、逮捕された男らのニュースがありましたが、接待のメニューを見て飲んでいたフェアトレードのコーヒーを吹くところでした。
追加料金払うと、男に手錠や首輪をして楽しめるという・・。