米大リーグ・レンジャーズの入団会見から帰国したダルビッシュ有投手が2012年1月23日、彼自身のブログを更新し、「感謝」という記事を書きました。
(前略)
自分と彼女との関係も良好なので子供たちには沢山会えると思います。
あと彼女に関してメディア等で根も葉もない話が出てましたが事実がほぼゼロです。
彼女は献身的に自分を支えようと頑張ってくれてましたし、家庭内の仕事も一生懸命こなしてくれてました。
法外な慰謝料、養育費を求められたこともありません。
彼女が自分を応援してくれるように、自分も彼女を応援したいです。
彼女の母のように、さらに愛に溢れた母親へなることでしょうね。
今まで自分達を応援してくださった方々、
これからは別々の道になりますが、変わらぬご声援を頂けたら嬉しいです。
今回の離婚については、紗栄子さんが法外な慰藉料や養育費を請求していると散々報道され、今や、紗栄子さんは日本で一番嫌われている女性の感さえありました。
そんな紗栄子さんを見るに見かねて、彼がブログではっきりと報道を否定したわけです。
そもそも、夫婦の離婚条件なんて他人がわかるはずがないじゃないですか。というか、他人の慰藉料だの養育費だの、どうでもいいことです。
裁判所の作った養育費算定早見表なんていうのもありますが、弁護士的に言うと、彼らクラスの収入になると、もう慰藉料や養育費の相場なんてあってなきがごとしですし。
結局、報道は憶測ばかりでした。根拠なく人の懐具合を探ったり、それで悪口を言ったりするのはやはり良くないですよね。
また離婚に際して、子どもに会わせる、会わせない(「面接交渉権」というのですが民法に規定がありません)で揉めるカップルも多い中、
「自分と彼女との関係も良好なので子供たちには沢山会えると思います。」
という彼の言葉には本当にホッとしますね!
「彼女の母のように、さらに愛に溢れた母親へなることでしょうね。」
という言葉も素敵ですし、紗栄子さんとともに彼女のご親族のことも褒め称える配慮も素晴らしい。
紗栄子さんも離婚報告後に、ご自身のブログの「ありがとう」という記事で
「子供達が望む限り、彼と触れ合う機会をなるべく多く設けたいと思いますし、私も彼の1ファンとして、世界に羽ばたく彼を精一杯応援したいと思います」
とエールを送っていました。
なにより、ダルビッシュ投手のレンジャース入団に間に合わせて離婚も成立させたところに、紗栄子さんの「気持ちよくアメリカに送り出してやりたい」という心遣いが感じられました。
浜崎あゆみさんの記事に続いて、たてつづけの離婚の話題でしたが、有名人ならではの悩みもおありでしょうけれども、みなさんよく頑張っておられます。
私は「離婚は結婚の10倍はエネルギーが要ります。覚悟してください」と依頼者の方々にはよく言います。
そんな離婚を無事乗り越えて、「ありがとう」と「感謝」という記事でお互いを応援し合う、爽やかな若いお二人の鮮やかな旅立ちに、大きな拍手を!
(周囲よりよほど大人だったお二人)
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この記事でも大人しい方↓
『Saeko One and only』(集英社)
離婚協議開始から1年以上が経過し、今月19日にようやく正式に離婚を発表したダルビッシュ有と紗栄子。離婚成立とともにダルビッシュは、日本人 選手としては過去最高の総額6,000万ドル(約46億円)、6年契約で米大リーグ・レンジャーズへの移籍が決定。紗栄子は自身のブログで「私も彼の1 ファンとして、世界に羽ばたく彼を精一杯応援したいと思います」とエールを送っている。
2007年8月に交際が発覚したふたりは、同年11月に入籍を発表。翌年の3月には第一子が誕生したが、交際期間わずか3カ月の超スピードデキ婚 だけに、当初から離婚するのでは、とうわさされていた夫婦だった。しかし、2010年2月には第二子が誕生、紗栄子は芸能活動をセーブして育児に専念する と発表した。ブログでは長男を「チビダルくん」、次男のことを「ベビダルくん」と呼び、子育ての奮闘ぶりをつづることも多かった。一方でダルビッシュはそ の間にも自身の所属チームである北海道日本ハムファイターズの勝利に大きく貢献し、日本球界を代表する投手となった。
ところが2010年11月、紗栄子がふたりの子どもとともに実家のある宮崎で暮らし、別居状態にあることが週刊誌に報じられた。当初はダルビッ シュの浮気が報道されていたが、途中からは紗栄子の育児放棄に話題はシフト。さらに紗栄子が毎月1,000万、総額24億円もの養育費を請求しているとい う報道も飛び出した。ダルビッシュが自身のTwitterで「何で俺だけ悪いみたいなってんねん。アホちゃう」と不満をつぶやいたことも、夫婦関係の悪化 を浮き彫りにさせていた。
離婚協議で渦中の紗栄子はその後、新ブランド「miraville」のプロデューサーとしてファッション事業を展開し、昨年からはタレント業も再 開。夫婦関係にヒビが入った原因はダルビッシュ側にあるとされていたが、紗栄子にイケメン男性やジャニーズタレントとのデートが報じられたのもこの時期 だ。そんな中で、紗栄子の著書『Saeko One and only』(集英社)が発売されたが、アンチ勢によってAmazonのレビューが炎上するという騒動もあった。
「紗栄子にアンチが付いた原因は、やはりメディア関係から彼女が圧倒的に嫌われていたからですよ。現在でも東方神起など、エイベックス所属のK- POPアーティストのコンサート会場に訪れる紗栄子の姿が目撃されています。お忍びで来てこっそり帰るならまだしも、バックヤードを闊歩して打ち上げも当 然の顔をして参加するので、『育児放棄してるんじゃないの』といった記事を書かれても仕方ありませんね」(芸能プロ関係者)
しかし結果的には慰謝料なし、月に200万円弱の養育費で決着を迎えた両者。ネット上では叩かれ続けているが、上記のスタイルブックも売上に関しては上々だという。あまり取り上げられることはないが、一定の女性ファンも確かに存在するということなのだろう。
「約5分の1の金額で和解したことで、『そこまで銭ゲバじゃなかったのか』という声もあがっています。所属事務所に言わせれば『毎月1,000万円 という金額自体、マスコミが勝手に言っていただけ』ということのようですが。しかし紗栄子と敵対してしまったダルビッシュのマネジメントも行い、レコード の売上不振という状況にあるエイベックスが、それでも彼女を手放さないのはいまだ実入りに期待しているからでしょうね。良し悪しはさておき、紗栄子は結婚 以来ずっと話題性に長けているわけですから」(週刊誌記者)
最近ではバラエティー番組に出演するなど、少しずつ元のタレントの姿を取り戻しつつある紗栄子。またしてもスキャンダルに見舞われるのか、ママタレとして再スタートするのか。世間の感心が続いているうちに、なんらかの手を打ってくることだろう。