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ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

野田総理、ご苦労様でした

2012-12-16 23:39:44 | 政治経済
予想通りではありましたが、民主大敗、野田総理は党代表辞任となりました。

私は、昔から終始一貫して自民党支持者なのですが、野田さんの総理総裁ぶりは高く評価していました。
民主党は、最初の首相2人と連立を組んだ相手がどうにもダメでした。
鳩山さんは論外として、管さんも、国民新党も、社民党も、政権を担当しているくせに、野党根性が抜けませんでした。

人材も足りず、足元がゆるゆるの中、野田さんは、玉砕覚悟で堂々と首相の仕事をしました。
消費増税法案を通して、財政再建への道筋をつけました。
TPPの交渉参加もしっかり表明しました。
野党根性の強い民主党でこれをやれば、党内が分裂するのは見えていたでしょう。
案の定、最大勢力の小沢さんは言うことを聞かない。
それを敢然と切り捨ててのけました。

解散総選挙も、今やれば大敗するのは見えていました。
それでも、なおかつ、三党合意を尊重し、誠実に、国民の信を問う道を選んだ、信義と気骨のある政治家と思います。
国益を考え、どうにもならない政局を打開するため、自ら進んで腹を召された、そんな気すらします。
敗戦の弁も立派でした。

民主党の前総理3名のうち、鳩山さんは立候補すらできず、管さんも小選挙区で敗北、でも、野田さんは選挙区では圧倒的勝利でした。
見ている人は見ています。
安倍さんが総裁を辞任したのは、53歳の時でした。
野田さんは55歳、まだまだ将来があると思います。
でも、とりあえず「ご苦労様でした」。

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