館山若潮マラソン完走記

結論から言ってしまうと、一応サブフォーでした。

24日（土）、東京駅八重洲口より、高速バス「なのはな号」で出発。
メンバーは会社のランニングクラブ、男ばかり総勢５名、華がないです。
アクアライン経由で行くので、結構早い。
実は「うみほたる」ってところに、初めて来ました。


でも、やはり東京湾、海は汚い。


２時間ほどで館山に到着、今日の宿は、民宿「かやま」、なんとなく大学の合宿所みたいな雰囲気です。


食事も合宿風。でもマラソンの前夜に大食いするにはぴったりのメニューでした。


昨年の山中湖ロードレースで、前日焼酎とかを飲みすぎて、翌日は総崩れだったので、今回は焼酎禁止、ビールのみ。
でもビールを飲みすぎて夜中に３回もトイレに起きました。


前日は冷たい雨が降っていて、モチベーション下がりまくりだったのですが、レース当日は昨日の雨がうそのような晴天。富士山がきれい。
海の向こうに富士山だけが見える、なにやらちょっと不思議な光景。
ところが、宿のおかみさんが「あらー、こんなに富士山が見えちゃったらダメだわ。」と不思議な発言。
要は、「寒い」「風が強い」という意味らしい。


会場到着、確かに寒いし、風も強い。
でもそこは南房総、菜の花がきれいに咲いていました。
今回は別行動となった大江戸飛脚会の隣にシートを引かせていただきました。
フルマラソンに出場するのは、当社から３名、大江戸から７名。

スタートはゼッケン順、道が狭いので意外と後ろの方、スタートラインを通過するのに1分20秒くらいかかりました。スタート後も渋滞でなかなか思うように前に行けません。
でもまあ、風光明媚な館山に来てるんだから、右に左に無理して追い越すのではなく、流れに乗って行きましょうか、、、なんて思ってたら、5k通過がグロスで29分、Σ(￣ロ￣lll)、だって、距離表示が5km毎で、ペースがつかめなかったんだもの。
ペースを上げようと思ったんだけど、一度慣れちゃったペースはなかなか上がらず、またコースもずっと微妙なアップダウンの繰り返しで、10km通過が56分、＿|￣|○
さらにモチベーションが下がることに、10km過ぎに、シューズの修理したソールが、右足だけ脱落しました。

それと、昨日のビールの飲みすぎのせいでしょうか、それとも寒さで冷えるのでしょうか、スタート前に一滴残らず搾り出したつもりでしたが、5kmくらいでもうトイレに行きたくなりました。
でもここで行っちゃうと、後半また行きたくなりそうなので、ここはギリギリまで我慢です。
放水タイム分だけペースアップし、15km過ぎに作業完了。

この時点で、早くも目標はサブフォー、これのみになりました。
自分が5年ほど前に初めてサブフォーをやったときの作戦が、30kmまで5分半/km、それ以降は、とにかく6分/kmを超えないように粘る、でした。
よし、今日はもう初心に返ってこの作戦で行こう、と。

コースは、30km地点にちょっと急な上りがあったこともあって、30km通過が2時間46分、おろっ、5分半/kmをちょっと超えていますので、35kmまでは28分台をKEEPしました。
さすがにこのペースだと疲労感は少なく、ラスト5kmは少し頑張ろうかなとも思ったのですが、ここで1,2分タイムをつめてもなー、という気持ちが勝ち、結局29:05－26:50－27:06－27:13－27:39－28:37－28:34－29:44－12:34＝3:57:24（グロス）、サブフォーのペースメーカーだけは振り切ってゴールしました。
自分で言っててちょっと空しいですが、予定通りには走れたというか、悪いなりに対応したというか、、

ここからがちょっとあわただしい。
10時のスタートなのですが、帰りのバスは3時、スタートから5時間後。
10km組と先にゴールしたフルマラソン組の２人は、私を待つことなくもうお風呂に行っちゃってます。
今晩も泊まりの大江戸の皆さんに挨拶をして、あわただしく会場を後にします。
みんなのいるお風呂はここから約1km、駅まではそこからまた1km、2km歩く時間を計算したら、もう風呂に入っている時間などない。


結局会場からシャトルバスで駅まで直行、駅前で足湯のサービスをやっていたので
足だけは入浴させてもらいました。