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ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

アニメ「トラどら!」、超名作です!

2009-01-23 21:37:52 | 漫画・アニメ
「とらドラ!」も第16話まで来ました。
普通であれば中だるみする頃なのですが、こいつはどんどん面白さが増してきます。
基本的には学園もののラブコメなのですが、もう完全にラブコメの域を超え、喜劇と悲劇が交差してもはや神の領域に入ったのではないかと思うほどの名作です。

目つきが悪いせいで、不憫にもしばしば不良だと勘違いされるが、実は真面目で優しくて几帳面、キャバクラで働く母の代わりに家事全般をこなす高須竜児。

身長143cmの美少女ながら性格はわがままで短気で凶暴、でも実はドジで健気な「手乗りタイガー」こと逢坂大河。

大河の親友で、度を外れて明るくて熱血漢、女子ソフトボール部キャプテンでバイト掛け持ちの勤労少女、「みのりん」こと櫛枝実乃梨。

竜児の親友で、クラス委員長で生徒会副会長で秀才、クラスメイトからは「まるおくん」と親しまれているが、どこかちょっとズレている北村祐作。

北村の幼馴染みのにして人気現役高校生モデル、抜群の美貌とスタイルを誇るが性格は激しく裏表のある腹黒娘、川嶋亜美。

基本的にはこの5人の青春物語。
訳あって広いマンションに一人暮らしの大河、隣のアパートに母と二人で住んでいる竜児。
大河は北村に片思い、竜児はみのりんに片思い、互いにその事実を知り、恋の成就
のために全面協力しあうことを誓った二人、やがて大河は竜児の家に家族同様に入り浸るようになる。
声優さんも、釘宮理恵さん、堀江由衣さん、喜多村英梨さん、すごくうまい。

第15話「星は遠く」、第16話「踏み出す一歩」は、北村の失恋物語。
片思いの生徒会長の狩野すみれの留学を聞いてグレる北村。北村を元気付けようと頑張る大河と竜児。うまく励ませたとちょっと有頂天になる大河だったが、でもそれは表面だけのことだった。
大河は、オリオン座を見上げて「三ツ星は、すぐ近くにあるみたいだけど、実は何百光年も離れてるんだよね。」泣けるセリフじゃないですか。
一転、北村のために超大胆な行動に出る大河、それに協力する竜児。
二人に背中を押され、全校生徒の前で委員長にまっすぐぶつかり、玉砕する北村。
北村の告白、それは、北村に片思いの大河にとっても失恋を意味します。
北村の気持ちをはぐらかした生徒会長にり込みをかける大河、北村も大河も、現状に甘んじることなく、一歩を踏み出しました。
好きな人のためにここまで出来る、ああ、青春だな、眩しい高校生活だな。と、、、

実乃梨が竜児に言った謎の言葉「私はただ傲慢で、ずるいんだよ」、竜児の気持ちに気がつきながらも、仲良し5人の関係が変わってしまうことを恐れて、気がつかない振りをしている自分、それとも親友の大河と竜児の関係を誤解して、自分の気持ちを隠しているから?

亜美ちゃんのみのりんに対する「罪悪感は消えた?」の意味は、やっぱり「大河が北村のことを好きだってことがはっきりしたから、もう竜児を好きになっても親友を裏切っていることにはならないよ。」って意味?それとも、もっと深いのかな。
その後の亜美ちゃんの歯軋り、亜美も竜児のことを好きで、でも竜児はみのりんが好きで、自分は周囲から大人と思われて一目置かれている存在だから動けないんでしょうね。

残りあと10話くらいですね。最終回に向けて、この5人の関係はどのように動いていくのか。
実は、気づかないうちに竜児と大河は惹かれあっていたというのがお約束の展開なのですが、どうかな。
一番ストレートな性格にみえるみのりんが、実は一番難しかったりしそうですね。
原作未読なので想像がつきませんが、ここまできたら最終回まで原作未読で通して、終わってからゆっくりライトノベルのほうに取り掛かりたいと思います。
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クリスマスに水星は逆行する (RASCAL)
2009-01-24 10:43:07
p.s.「クリスマスに水星は逆行する」が次回のタイトル。
何のことか分からなかったので「水星の逆行」でググってみたら、本当に時々おきる天体現象で、1月12日から2月1日まで、今がちょうど水星の逆行期らしい。
水星は知性の星で、コミュニケーションを支配しているそうで、コミュニケーションミスによる誤解やすれ違いに注意しましょう、ということみたい。
(そういえばセラムンでも、セーラーマーキュリーはIQ200の天才少女だった。)
次回はどんなすれ違いが起こるのだろうか、ハラハラ・ドキドキです。
予告編で、あーみんのミニスカ・サンタ姿が出てきましたが、これはこれで楽しみ。
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