
米澤穂信さんの古典部シリーズ第四作は短編集でした。
「愚者のエンドロ-ル」「クドリャフカの順番」は長編で、事件の謎解きも大がかりでしたが、今度のは、古典部シリーズ本来のとでもいうのでしょうか、とっても地味なミステリーです。
「やるべきことは手短に」は4月、もうすでにアニメ化された女郎蜘蛛の会という謎のクラブの話。
「大罪を犯す」は一学期、「正体見たり」は夏休みのお話で、これも「氷菓」事件の次に2話連続でアニメ化されるようです。
「心当たりのあるものは」は11月、「あきましておめでとう」はお正月、「手作りチョコレート事件」はバレンタイン、「遠回りする雛」は雛祭り、結構時系列が飛んでいます。
「手作りチョコレート事件」は里志と摩耶花の話、摩耶花が里志のことを好きなのは、里志本人も、周囲のみんなも知っているという珍しいシチュエーションでのバレンタインデーの出来事、里志って、意外とややこしい奴だったんですね。
それ以外はほぼえるとホータローの話といっていいでしょう。
えるという触媒を得て、時の流れとともにホータローが少しずつ変わっていく様子が見てとれます。
これがこの短編集の意図なんでしょう。
アニメは時系列的に文化祭の「クドリャフカの順番」で終了、「心当たりのあるものは」以降はアニメ化されないんでしょうが、やはり注目作は最後の2つ、「手作りチョコレート事件」と「遠回りする雛」。
特に「遠回りする雛」は、灰色の高校生活を望んでいたホータローくんはどこへやら、あれれ、ひょっとしてLOVE?みたいな感じ。
最新作の「二人の距離の概算」も来月文庫本化されるみたい。
うーん、「遠回りする雛」の流れからして、意味深なタイトルです。
楽しみ♪
「愚者のエンドロ-ル」「クドリャフカの順番」は長編で、事件の謎解きも大がかりでしたが、今度のは、古典部シリーズ本来のとでもいうのでしょうか、とっても地味なミステリーです。
「やるべきことは手短に」は4月、もうすでにアニメ化された女郎蜘蛛の会という謎のクラブの話。
「大罪を犯す」は一学期、「正体見たり」は夏休みのお話で、これも「氷菓」事件の次に2話連続でアニメ化されるようです。
「心当たりのあるものは」は11月、「あきましておめでとう」はお正月、「手作りチョコレート事件」はバレンタイン、「遠回りする雛」は雛祭り、結構時系列が飛んでいます。
「手作りチョコレート事件」は里志と摩耶花の話、摩耶花が里志のことを好きなのは、里志本人も、周囲のみんなも知っているという珍しいシチュエーションでのバレンタインデーの出来事、里志って、意外とややこしい奴だったんですね。
それ以外はほぼえるとホータローの話といっていいでしょう。
えるという触媒を得て、時の流れとともにホータローが少しずつ変わっていく様子が見てとれます。
これがこの短編集の意図なんでしょう。
アニメは時系列的に文化祭の「クドリャフカの順番」で終了、「心当たりのあるものは」以降はアニメ化されないんでしょうが、やはり注目作は最後の2つ、「手作りチョコレート事件」と「遠回りする雛」。
特に「遠回りする雛」は、灰色の高校生活を望んでいたホータローくんはどこへやら、あれれ、ひょっとしてLOVE?みたいな感じ。
最新作の「二人の距離の概算」も来月文庫本化されるみたい。
うーん、「遠回りする雛」の流れからして、意味深なタイトルです。
楽しみ♪
顔振峠で、一杯やって帰ります…♪☆♪☆
では、では、\(^_^)(^_^)/
Aちゃんへ
まだ足が本調子ではないので、西武線の吾野駅から上がって、山羊のところで落ち合おうかなと思っています。