糸魚川ジオパーク!!

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角閃石

2010年02月27日 07時07分29秒 | 日記
この石も糸魚川の海辺で拾うと、緑なのでひすいゲット!と心が浮かれるのですが

この石は角閃石(かくせんせき)と言います

残念ながらヒスイ独特のキラキラ結晶が見えません・・

ヒスイの鑑定をしていただくと、大半は「これは角閃石ですね」と言われます


角閃石は糸魚川ではたくさん拾えるようです。

この石もキツネ石の仲間かヒスイとだまされてしまいます

大きな角閃石が川や海にあります。

これは緑色だから緑閃石なのかな?

調べてみると、透緑閃石、アクチノ閃石、陽起石(ようきせき)ともいうらしい

磨かれていないものは繊維状の結晶が見えるらしいけど、この石は波や砂で磨かれています

ヒスイよりかなり柔らかいようです。

緑色の石だけを探してみるといろいろな石が拾えます

なかには本物のヒスイがあるかも知れません



レッドジャスパー

2010年02月26日 05時26分52秒 | 日記
糸魚川の海岸を歩いていると色彩豊かな石も拾えます

とりあえず赤い色の石だけを探してみました。

赤い色の石といっても種類がたくさんあります

ツヤのあるもの、白い石が混ざっているもの、写真の石ようにネットリ感のあるもの・・・

何種類か持ってフォッサマグナミュージアムに行き

石の名前を聞いてみました。

学芸員さんが何種類か見ていてこの石を持ち上げ

「これはレッドジャスパーだよ!宝石にも使われるんだよ

赤い玉と書いて、赤玉(セキギョク)と言うんだよ」

と教えていただきました

「この石は泥や砂が積もっていってその圧力で出来たんだよ!」との説明をしていると

知らない間に私の隣にいた、大学生らしき男性が

「チャートとは違うんですか?」と質問・・・

「チャート?!」チンプンカンプンな私

「チャートは動物の骨や殻が堆積してできる岩石でしょ と学芸員さん

なるほど~堆積岩にも色々な堆積物によって言い方が違うんだ・・

色々な方が来て石の話をすると楽しい


大学生は雪の中、越中宮崎の海岸で拾ったという、大きな緑の石をリュックに3つも入れて

電車で運んで来た!と嬉しそうに話していました

石好きの方が全国から来られると思うと嬉しくなります

石の話をしていると自然に知らない人とも仲良くなります。

いろいろ勉強になりました

調べてみると赤玉石は佐渡では、魔除け石として玄関や床の間に飾られています

元気の出るパワーストーンでもあるそうです。



普通に転がっている石ころ1つ1つにも名前があります。

どんな風にこの石が出来たのか?名前はなんなのか?

調べていくのもロマンを感じます



ラベンダーヒスイ

2010年02月25日 08時09分48秒 | 日記
ヒスイと言えば緑色というイメージがありますが

紫のラベンダーヒスイもあります

みどり色のヒスイより少ないので中々見つかりませんが

白い石を探していると運良く見つかります

ヒスイが紫になった理由はチタンが含まれていたため、何かの影響で着色したらしい

ヒスイの色についても、深く勉強するとおもしろそうですね

なかなか写真では美しいラベンダーが表現できませんが、青みがかった紫って感じかな?

透明度が少なく、まろやかな感じがします。

この石も海岸で拾ったまま・・磨いたりしていませんが綺麗ですよね

糸魚川も毎日暖かい日が続いています

そろそろ海辺を歩いてみようかな




忍石

2010年02月24日 05時37分05秒 | 日記
この石の模様を見てください

木に見えませんか?

このような模様がある石を「忍石」(しのぶいし)と言うそうです

フォッサマグナミュージアムの学芸員さんに見てもらった時に教えていただきました。

忍石はここにも売ってるよ~と四角いプレートになった美しい模様の石を見せていただきました。

残念ながら購入しなかったけど次回行った時は買って来ようと思ってます

フォッサマグナミュージアムでは博物館の所々にそのプレートが飾られていて

まるでシダの化石のようにも見えるのですが、泥が固まったような石に別の色のものが

流れ込んで模様を描くそうです

拾った石の鉱物名を聞いてくるのを忘れたのですが、木の形を描く鉱物はたくさんあるようです。

糸魚川の海岸や河川では色々な模様の付いた石が見つかります。

おもしろい模様が描かれた石を探すのもワクワクして楽しいものです







黄鉄鉱

2010年02月22日 06時37分16秒 | 日記
ヒスイの無い時はキラキラ石を探します。

太陽に照らされキラキラしている石だけを探すのも楽しいです

金色の入った石は結構たくさん見つかります。

キラキラしている石の種類もたくさんあって中には本当の金があるのかも?

写真の石は残念ながら黄鉄鉱・・・

二流酸化鉄からなる鉱物で硫酸などの製造に使われるらしい

結晶を見てみても楽しい

糸魚川では昔、青海の橋立金山で上杉謙信が金の採掘を指示していたと言われています。

産出量は1.2トン

川の下流では砂金も見つかるかも!

もっと興味があるのはジェラ紀の化石

橋立金山ジオサイトには宝物がザクザクありそうですね(^^)

金の鉱石は青海自然史博物館に展示されているそうです。

青海自然史博物館

 新潟県糸魚川市青海4657-3
        0255-62-2223

夏には金を探しに行って来ようかな