松野代表の次女でミス日本の未佳氏“意欲”語る
大好きなくまモンと初対面して喜ぶミス日本の松野未佳さん。母の素子氏(右)と記念写真に収まった=熊本県庁
「ミス日本コンテスト2016」でグランプリに輝いた松野未佳さん(20)が22日、熊本県庁に受賞報告のあいさつに訪れた。未佳さんは維新の党の松野頼久代表の次女で、祖父は自民党重鎮だった頼三氏だ。蒲島郁夫知事と政治談議に花を咲かせ、「祖父のような政治家になりたい」と、熊本での政界進出に“意欲”をみせた。
「『頼久? 松野未佳の父でしょ』と言わせたい」…女性初の総理なるか
「今は『松野頼久の娘』といわれることが多いですが、いつか父の方が『松野未佳の父』といわれるような政治家になる」
ミス日本受賞直後、未佳さんはこう発言し、話題を集めた。
東京都出身で、現在は慶応大文学部の2年生。ミス日本への応募も「さまざまな活動を通じて経験を積み、発言に自信と言葉に説得力を持たせたい」と、政治家になるための準備活動と位置づけていたことを明かした。
一方、蒲島氏は政治学者として頼三氏、頼久氏と懇意にしてきた。「松野家や私も含め、(熊本)県北の山鹿は多くの政治家を輩出している。女性初の総理を目指し、頑張ってください」とエールを送った。
受賞報告後、未佳さんは報道陣の取材に応じ、「小さな頃に祖父が地元の人に愛されている姿を見て、政治家にあこがれた。祖父のような政治家になることが目標。自信ができたらタイミングを見計らってチャレンジしたい」と述べた。