![](http://pds.exblog.jp/pds/1/200802/08/44/c0124744_5545081.jpg)
ある紳士風の男が銀行にやってきて言った。
紳士:「100ドルほど貸して欲しいんだが」
行員:「100ドル、でございますか?」
応答した行員は男を一瞥してから言った。
行員:「100ドルという少額のご融資ですが、初めてのお客様でございますし、
何か担保をお預かりすることになりますが、よろしゅうございますか?」
すると紳士は、少し考えてから言った。
紳士:「そうだな、僕のロールスロイスなんてどうだろう?」
行員:「ロールスロイス!でございますか?」
紳士:「ああ、いま駐車場に停めてあるから一緒に見に行こう」
行員が半信半疑のまま紳士に同行すると、駐車場には最新型のロールスロイスが停めてあった。
行員は驚いて紳士に言った。
行員:「あの・・・お客様、このお車でしたら30万ドルはご融資可能ですが」
紳士:「いや、100ドルでいいんだ」
紳士はそういうと、手続きを済ませ、車のキーと交換に100ドルを受け取って銀行を出て行った。
行員はロールスロイスを重役専用のガレージへ移動させ、厳重な監視の下に保管した。
6週間後、紳士が再び銀行を訪れた。
紳士は100ドルと利息3ドルを支払い、キーを受け取ると、帰り際に微笑んで言った。
紳士:「ニューカレドニアは最高だったよ」
![](http://pds.exblog.jp/pds/1/200802/08/44/c0124744_555125.jpg)
鮮明な夢だった。
5 という数字が異様に大きく輝いて、ダイヤモンドがその周りをきらめいていた。
夜明けに見た夢だったので余計鮮明だったのかもしれない。
もしかしたら、5という数字になにかがあるのかも知れないな。
そんな風に思いながら、まだ、ボーッとした頭で何気なく新聞を読んでいると
今日の競馬。
第五レースの五枠に「フィフス エレメント(5th エレメント)」
と言う馬が出走するという記事が目に留まった。
これはきっと何かある!5という数字はラッキーナンバーなんだ!
よし、今日は徹底的に5という数字にこだわるぞ!
起き抜けの頭をはっきりさせるために、まず5kmジョギングした。
家に帰って5分間シャワーを浴びると、
クローゼットの左端から数えて5番目のスーツに着替えた。
コーヒーを5杯飲むと、車に乗った。
暖機運転はキッチリ5分。
そうしてまっすぐに競馬場に行くと、第5駐車場の5番に車を止め、
5番ゲートから中に入った。
一応競馬新聞も5部購入。
窓口で55、500円分の馬券を買った。
もちろん第5レースの5枠、フィフスエレメント。
オッズは55倍。で、でかいぞ!
いよいよレース!