自宅の水道料金下げるためメーター細工 奈良・御所市の元水道局長逮捕 偽計業務妨害容疑
※水道メーター内にパイロット表示(左の銀色部分)があります。
通常水を出している時は、その部分がまわります。蛇口を閉めているのにまわっているときは、屋内漏水の疑いがあります。漏水と思われる場合は、最寄りの御所市水道局給水装置指定工事店へ連絡して下さい。
自宅の水道メーターに細工し水道料金の請求額を少なくさせたとして、奈良県警高田署は30日、偽計業務妨害の疑いで、同県御所市の元同市水道局長、福島泰治容疑者(68)を逮捕した。容疑を認め、「数年前に漏水した際、余計なお金を払ったので取り戻そうとした」と動機を供述しているという。
逮捕容疑は29日午前10時55分ごろ、自宅の水道メーターを逆方向に付け替え、水道使用量が少なく表示されるよう細工したとしている。
同市の東川裕市長は「水道事業に携わっていた者として許される行為ではなく非常に残念」とコメントした。