酔いつぶれた女性を拉致して撮影!? 裏DVD制作業者の危険な手口とは!?
先月14日、東京・歌舞伎町で無修正の裏DVDを販売していたとして、無職・伊戸川敏史容疑者(48)ら男4人が逮捕された。東京・東池袋にあるマンションの一室にマスターディスク約6万枚を保管。100枚買えば1枚につき99円という格安価格で販売し、昨年の夏ごろから10カ月の間に2億円を荒稼ぎしていたという。
■無修正裏DVDは、誰が撮影しているのだろうか?
わいせつ物頒布等の罪に当たる裏DVDの販売は違法行為であるため、制作もあまり表沙汰にはされておらず、地下で行われることが多いようだ。元裏DVD制作関係者という人物に話を聞いた。
「私が働いていた制作業者では、AVに出演している女優を起用した撮影は基本的にNGでした。愛好家たちは、AVにはないリアルさを求めますからね。だから一般の女性をナンパしては撮影していたのですが、最も効率的で簡単なやり方は、酒に酔って街の路上で寝ている女性をさらって撮影することです」(元裏DVD制作関係者)
この関係者の話によると、深夜、男数名でワゴン車に乗り込み、都内の繁華街の裏通りを徘徊。もし、路上で意識のない女性を見つけたら、介抱するふりをして、さりげなく抱きかかえて車内に運び、そのまま郊外のラブホテルへと連れていく。そして、女性が目を覚ます前に撮影を行うのだそうだ......。
また、中には撮影マニアの一般男性によって撮影された、彼女・風俗嬢との性行為の映像が持ち込まれることもあるという。さらに盗撮モノと呼ばれるジャンルの裏映像に関しては、制作業者の女性関係者(妻、愛人、彼女など)の手によって、女風呂や女性用トイレの隠し撮りが行われるのだという。
しかし、前出関係者はこう言う。
「裏DVD制作は、費用やリスク面から考えて採算が合いません。やはりネットの動画配信にはかないませんよ。無料でモザイク無しの裏動画が観られますから。それで、今は制作業社を辞めて、売れないタレントやモデルを呼んで、乱交パーティーの主催をしています。高額な参加費(7万円)でも、お金を持っているIT系の人たちなどには受けが良く、結構、儲かっています」
なぜ、モデルばかりが集う乱交パーティーを開催できるのか? また、泥酔した女性が目を覚まさないように、どのようにして撮影したのか? ということについては、口を固く閉ざしていたが、違法な手口であることは間違いなさそうだ。女性は過度な飲酒に気をつけるべきだ。
(traveling編集部)