莫大な金額がかかった裁判で被告人と弁護士が打合せている。
被告人「うわーん!この裁判に負けたら、俺はもう人生おしまいだよ!」
弁護士「....後は裁判官に任せるしかないね」
被告人「ねえ、葉巻を一箱送ったりしたらうまく行くかな?」
弁護士「それは絶対にいけません!この裁判官は倫理的行動に凄くうるさいんだ。
そんなことをしたら逆に偏見を持たれてしまうよ。
賄賂を贈ったと受け取られるに違いない。
裁判官ににっこり笑いかけるのさえやめたほうがいいよ」
裁判は進み、裁判官は結局被告人に有利な裁決を下した。
被告人が裁判所を出る時に弁護士言った。
被告人「葉巻の件でアドバイスをくれてありがとう。あれでうまく行ったよ」
弁護士「葉巻を送っていたら絶対に負けていたに違いないよ」
被告人「でも実は送ったんだ」
弁護士「なんだって??送ったですって!?」
被告人「ああ、だからこの裁判に勝てたんだ」
弁護士「何のことかさっぱり分からないよ」
弁護士が混乱していると、
「ありふれた一番安い葉巻を裁判官に送ったんだ」
と、被告人はウインクしながら続けた。
「原告の名刺と一緒にね」
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