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関空悲鳴! 外国人観光客急増で入国審査が追いつかない 「早く」「厳格に」板挟み

2015年06月08日 | ニュース

関空悲鳴! 外国人観光客急増で入国審査が追いつかない 「早く」「厳格に」板挟み

 中国人をはじめとするインバウンド(訪日外国人の旅行)が急増している関西国際空港で、入国審査を担当する大阪入国管理局が悲鳴を上げている。円安などを背景に、今年に入ってアジアからの観光客がさらに増加、混雑のピーク時には管理職も動員して“非常時態勢”でしのいでいるが、押し寄せる観光客を前に焼け石に水だ。厳正さが求められる審査と迅速さとの板挟みのなか、あの手この手で混雑緩和策に奔走している。(有年由貴子)

千人の列

 5月下旬の平日、関西国際空港第1ターミナルの南入国審査場。午後0時半ごろ、中国や台湾などからの便が相次いで到着し、入国審査ゲートには、パスポートを手にした外国人観光客らが続々と並び始めた。

 「メーク・ライン(列を作って)。メーク・ライン」「日本の方はこちらですよ」。旅行会社の添乗員や入管職員らの大声が飛び交う。

 ベルトで仕切られた外国人向けのスペースは、あっという間に全長200メートルほどの長蛇の列に。空きスペースに最近新設された列も瞬く間に人で埋まり、行列はさらに160メートルほどのびた。その数、約千人。

 「4月に入ってから特に多い。便が集中する時間帯には、手前の検疫所まで旅行客が滞ることもあります」と大阪入国管理局関西空港支局の担当者は話す。

 中国・北京から社員旅行で訪れたという中国人女性(37)は、「到着からすべての手続きを終えるまで2時間近くもかかった。早く大阪や京都に行きたいのに、とても疲れた」とぐったりしていた。

昨年の1.5倍超

 同支局によると、アジア便が国際線の約85%を占める関空では、円安やビザ緩和に伴う中国便の増便などを背景にアジアの観光客が急増。昨年度、関空から入国した外国人客は過去最高の352万人に達し、国内の主要空港で初めて日本人客を上回った。

 さらに今年に入ると、外国人客は昨年の1・5倍超のペースで増加し、花見シーズンを含む4月には1カ月あたりとしては過去最多の46万人が入国した。

 一方、入国審査官の定員数は平成26年度末現在で271人で、入国外国人数が半分程度だった18年度末当時と比べても38人しか増えていない。外国人の入国審査の日ごとの最長待ち時間は40分を超えることもしばしばだという。

幹部も現場に

 審査官は日々、計約100人が関空内の3カ所の入国審査場で勤務。一度ゲートに入ると3~4時間は「缶詰め状態」となる。支局長ら幹部職員も現場に入るほか、ゴールデンウイークなどの繁忙期には大阪入国管理局の本局からも応援を受け、「何とか耐えしのいでいる状況」(幹部職員)だ。

 昨秋からは、事前に指紋登録を済ませた日本人や中長期在留者ら向けの自動化ゲートを、入国審査場に新たに8台導入。余った職員や空いた審査ゲートを外国人審査用に振り向けている。

 法務省では混雑緩和に向け、今年度に関空の入国審査官を39人増員することを決定。同省は「5年後の東京五輪に向けて訪日外国人2千万人の受け入れを目指すわが国としては、どの空港も最長の待ち時間は20分以内に短縮したい」とする。

 関西空港支局の職員の一人は「一番の『おもてなし』はとにかく早く入国してもらうこと。もちろん厳格で間違いのない審査が第一だが、少しでも待ち時間を短縮したい」と話している。

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