深田萌絵と須田慎一郎の 最新ニュース速報 2019年3月10日
https://www.youtube.com/watch?v=CrD9IbcvBVI
(略)
ファーウェイがスパイ企業だといっても、スパイを取り締まる法律も無いので、全くその被害は今までどこも取り上げてくれなかったのが、「ついにアメリカが動いた」ということで、もう一度、見直されてるという状況なんですね。(F氏)
そういった被害に遭っている企業というのは、日本にもまだあるんですかね?(S氏)
あるんですよ。
あるんですけど、「企業秘密を盗まれた」ということを公開してしまうと「企業価値」を棄損してしまうので、なかなか経営者としても言うに言い出せないんですね。
証拠がつかみにくいんですよ。
一番難しいのは、100ある設計情報の内、100人来て1つずつ盗っていくので、1つずつは被害額が小さいんですよね。(F氏)
あッ、なるほど。へえー。(S氏)
なので、警察が取り合ってくれないんです。(F氏)
あー、でも随分そういう点では組織的というか、かなり戦略的は戦略的ですよね。(S氏)
そうですね。皆さんが想像してる以上に、ファーウェイの「スパイネットワーク」というのが、かなり広大なんですよね。
だから、「日本国内で恐らく何万人」って関わっているんですよ。(F氏)
あー、そんなにいるんですか‼(S氏)
\(◎o◎)/!
そうです‼(F氏)
ヽ(`Д´)ノプンプン
もう一つ、ファーウェイの問題でよく指摘されるのが「人民解放軍」、軍と結びつきが強いとよく言われますよね。
ファーウェイサイドは、それについて一環して否定してるんだけども、これについてどうです?(S氏)
あー、関係あります。
関係あるというのは、「お金の流れ的」には関係あるんですよ。
「海軍の父」と言われたリュウカセイという人物がいて、その娘たちが「ファーウェイ」ですとか「保利集団」、「アリババ」、そういった企業に資金をどうも融通しているんですね。
で、直接は出さないんです。
色んなファンドマネージャーであるとか有名人、著名なファンドマネージャーを使って「資金」を流しているので、一見それが「人民解放軍のお金」だとは分からないんですよ。
そうやって、中国は巧妙に「解放軍の資金」を使って「企業を買収」して、「技術を盗んで中国に移転」してるんですけども、アメリカの方では、そういった「企業買収を装った技術移転」というのを取り締まっていて「対米外国投資委員会」と呼ばれる委員会で審査をしているんですね。
そこでは、中国のフロント企業を装って中国じゃないフリをしていても、お金の流れを調べたり、企業のバックグラウンドを調べたりする審査ができるので、取り締まりができるんですよ。
ただし、日本は「外為法」しか無いので、そこの「バックグラウンドをチェックする機関」って、実は無いんですよね。
そもそも「諜報機関」が無いので、海外のファンドがやって来て「日本の企業を買います」って言った時に、調べるネットワークもリソースも無いんです。(F氏)
じゃあ、そうすると「買収され放題」というか、例の「シャープが買収されました」と、あの事件もまあ相当危ないんだと。(S氏)
危ないですね。
「鴻海(ホンハイ)」っていうのは、ファーウェイの下請工場なんですよ。
だから、ファーウェイスパイ機器を作ってる工場が「ホンハイ」という会社で、「ホンハイ」も「人民解放軍」に技術提供していますし。(F氏)
あッ、そうなんですか。(S氏)
\(◎o◎)/!
はい。
中国の共産党から「土地の提供」なども受けていて、もうかなり「台湾」とは言っても、ほぼ「中国」の会社なんですよね。(F氏)
「ホンハイ」というのは台湾系の企業でどちらかというと「OEМ」を、つまり「注文して生産して相手のブランドで売る」っていう、そういうメーカーなんだけども、ただ一方で、中国本土とも密接な関係を持っている。
「そのホンハイがシャープに手を差し伸べてその救済をした」というのが、日本でのストーリーですよね?(S氏)
ですよね。
でも、実際は違うんですよ。
「シャープ」をダメにしたのは、色んな経緯があるんですけど……。(F氏)
つづく