ごごナマ 助けて!きわめびと「キッチンもっと効率よくしたい!」
食器や調味料であふれかえり、切った食材の置き場もなく、冷蔵庫を何度も開け閉め。そんな効率の悪いキッチンを変えてみませんか?きわめびとが勧めるのは「コックピット台所」。段取りを効率化させる配置を追求すれば、飛行機のコックピットのように、歩き回ることなく、手を伸ばすだけでほとんどの作業に対応できるんです。
1つ目のポイントは「操縦スペースの確保」
キッチンの立ち位置を洗い・作業・加熱の3つのスペースに分けて決め、置くべきものを決めることで効率化する。流しから三角コーナーや洗剤を除く、作業台から水切りカゴを除く、ガスレンジからはフライパンやレンジフードも除くなどし、一度すべてを取り払ってしまうという。
2つ目のポイントは「キッチン下を操作パネルに」
流しの下には洗剤やスポンジ、作業スペースの下には調味料、レンジの下には鍋やおたまと、作業する場所の下に収納を使って入れることで移動の手間をなくす。かさばる水切りカゴは捨ててしまい布巾で代用する、手鍋は水を入れることから洗いスペースの収納に入れておく、よく使う塩や砂糖は移し替えて引き出しの上段に入れるなどして移動の手間をなくす。保存食などたまにしか使わないものは、戸袋など別の場所にまとめて入れておく。よく使う道具のみに絞って「1軍」を形作るとよい、週に何度使うかを基準に選ぶとよい。
3つ目のポイントは「後戻りしない操縦術」
調理においても洗う、切る、調理するなどの工程を1度で行うようにし、野菜は洗う前にシンクに放り込んでからまとめて洗う。食材を切る順は野菜は白いものから色のついたものの順、次いで肉類の順に切る、切ったものはバットを用意して仕分けるなどして、移動も1回で済むようにするという。
なるほど、なるほど。
段取りを効率化させる配置で「コックピット台所」に変えよう!