楽健法研究会 東光寺の楽健法セラピスト養成講座

楽健法セラピスト養成講座の記録・現在第12期(2012年)4月開講から来年3月まで毎月の記録です

第6回9月10日(1日目)その1

2011年09月28日 | 第11期楽健法セラピスト講座

   お知らせ  奈良イオンハウスで、毎月、酵素風呂+楽健法講習会が開催されます。


      http://www2.begin.or.jp/ytokoji/ionhouse.htm






はじめに ゆっこ先生が屏風に揮毫すること


http://www.asahi-net.or.jp/~xq9m-ymnu/kasetsu_matsumoto/kasetsu1.htm  


 


上記のリンクは宥厳先生が友人の女流画家、松本華雪さんの作品を紹介するために数年以上前にアップされたものですが、先だって松本華雪さんから和紙に描かれた淡彩の墨絵が送られてきた。蓮華を描いたもので、蕾と開花した蓮華と枯れて種のとれる状態の蓮華三態の作品です。  宥厳先生がこの道場を使うようになった時に、二つ折りの屏風を表具屋で張り変えた状態でしまい込んでいたのを活用して、これに書を描いて蓮華の絵をはりつけることになり、楽健法の講義が始まる時間前にとりかかりました。  虚心合掌という言葉を書くということになり、竹筆で幸子先生が書くことになりました。宥厳先生が書けば?と思う生徒さんもいられるのですが、幸子先生に花を持たせるのが宥厳先生らしい裏方のやり方で、書く段取りをしてから幸子先生がいかにも大胆に一気に書きました。これに3枚の絵を張り付けて仕上がったのが写真の屏風です。宥厳先生が思いついて仕上げるまで30分あまりの早業。眺めて見飽きない屏風が誕生しました。







9/10 13:08
(宥厳先生)屏風が乾かないのでちょっとだけこのままにしておきます。もう、みんな揃ったの?まだ来てない人声を出して。そうか。どうも、おはようございます。 (一同)おはようございます。 (宥厳先生)先月、話していた釈尊の写真をプリントしてきましたので、一枚ずつ(31歳のお釈迦様の写真)。僕のパソコン、枠が出来たり、余白なしの目一杯に刷れたり、同じ設定で印刷しても同じにならなくなった。ちょっとおかしいね。これも一枚ずつ(弘法大使の写真)。どちらの写真も本からコピーしてプリントしたので、本物の原画から、ネガから描いた写真ではありません。








写真『若き釈迦の像』&『三田光一の念写、弘法大師』

この空海の念写の写真の話をしたかな?していない? 先週の東京のみなさんの合宿の時に話したんだったね。そうか、もう先週話したから今週は話さなくてええかな。 (受講生)えっ!(一同爆笑) (宥厳先生)この釈尊の写真はね、ここから三輪山に行きますと、三輪神社の右隣にね、平等寺っていうお寺があるんですよ。そこのお寺のお堂を覗くとね、この釈尊の大きな絵が本堂に飾ってあるんです。で、それはご住職の丸子さんっておっしゃる方なんですけどね、その人がね、この写真を見ながら一気に自分で画用紙かなんかに書いてそっくりのものをお堂に飾ったんだそうですね。それを初めて見たときに僕はどういうご住職か知らなかったのですが、ああ、ここの住職は変わった人やな。あんな写真、飾ってあるって、ぼくと一緒や、と思って(笑)。変わってると言うところがね。そう思ってたんですね。その後色々話をあちこちから聞いたところによると、そのご住職は、オープンドマインドの人で、つまり、気持ちの開かれた人ですね。それで、小さくまとまって気難しいことを言って生きてる人ではないみたいで、平等寺と言うお寺をいろんな催し物に開放したりなんかされたらしいですね。  そういうことが地元の人には気に入らないらしいんですね。いつか話したことがあるかも知れないけれども、ある寺にお坊さんがいなくなって、どこの馬の骨かわからないお坊さんがどこからかやってきて住み始めるとね、近所の人が冷たいじろりとした目で(笑)、こいつを仲間に入れてやるかどうか3年間ぐらい観察するんです。で、そういう目で見られてる坊主のことを他国坊主というんだそうです。たこ坊主ではないですよ(一同爆笑)。よその国から来た坊主だから他国坊主ですね。お坊さんって言うのはそういう風にどこか縁があったお寺に流れて行って住み着き、そこでまあ、お寺を守ることになるので、他国から来た坊主、他国坊主。あまり良い言い方じゃないと思いますが、そんな話を師匠から聞いたことがあります。

 それでその丸子さんって言う方だけど、そこの平等寺の息子さんがご夫婦で楽健法の勉強に来られたりしています。  この釈尊の原画はロンドンの博物館にあるということが、宮沢賢治の記念館のこの写真に解説が書いてあった。で、そういうものだということが分かったんですけど。私の持ってる材料では、橋本徹馬というひとの「般若心経講話」って言う本に写真が掲載されていて、二行ほど解説が書いてあって、それにはブッダガヤの石像の写真であるって書いてあるんですね。でも石像の写真がこんな風に写るわけはないよね。どういう石像か知らんけど。で、ひょっとしたら念写の写真なのかと思ったりするんです。要するにやや正体のわからない写真なんですけどね。まあ、しかし、31歳のお釈迦様で、もっとも真に近いと言われていると橋本徹馬が本の中に書いてあります。  で、この写真を宮沢賢治がどういうわけか、とても大切にしていたということが宮沢賢治記念館に書かれていたんです。  宮沢賢治と言う人は非常に信仰深い人のようでしたからね。あの人は浄土宗だと思うけれども、宮沢賢治さんという人は霊能のあるひとだったようですね、ときどき天から変な声が聞こえてきたりして、奇声をあげて、ひやっと飛び上がったとかいう話もありますね。だけど、宮沢賢治が亡くなった後、遺族の人は宮沢賢治がそういう霊的な、何か不思議な力を持っていたようなことは、極力言いたがらないようです。

 そういう話になると、日本の大多数のひとの常識と言うものは、そういうものを批判的に見がちなんですね。神秘的なものや、怪しい世界に関心を持っていると日本では世に入れられないと言うことがあります。霊的なことに興味を持っている人たちは、科学はそういうことを解明できないかも知れないが、やはり解明しようとする謙虚な気持ちで接しないと、それは科学的態度とは言えないとか言うんだけれども、現実には、実証できない、目の前で見せてあげることのできないようなものに関してはね、やはり疑ってかかって、疑ってかかるだけでなく攻撃したり排斥するっていうのが日本人の傾向ですね。

だから、そういう意味でもう一枚の弘法大使の写真は「心霊と神秘世界」というこの本に載ってる写真をコピーしたものです。この本を書いたのは文学博士の福来友吉という東京大学の教授だった人で、超心理学を研究された先生ですね。福来友吉はなかなか素晴らしい能力を持った先生です。この本は昭和57年刊行の復刻版です。最初は昭和7年にこの本が出版されて、それの復刻版がこれですね。それで、この福来友吉はこの写真の先生ですね。

福来友吉記念館というのが、えっーとえーっと、、、何とかう有名な古い町、、、 (幸子先生)飛騨高山!


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%9D%A5%E5%8F%8B%E5%90%89 (宥厳先生)そう、飛騨高山市に福来友吉の記念館があります。そこの記念館に行きますと、この本に載ってるこれらの写真が展示されてます。本の内容は超心理学の研究報告で、例えば誰かがこの屏風の言葉「虚心合掌(こしんがっしょう)」とか書いて桐の箱に入れて隠したとするでしょ?それを霊視能力を持っている人は箱の外から霊視して読むわけですね。そういう人間のもっている特殊な能力に福来友吉は関心を持って研究を始めたんですね。そういう研究をしてそれがさらに幽霊の研究だとか色んな研究をしていくわけですね。で、超能力を持った人達が世の中にいっぱいいるっていうことが分かってきて話題になると、私も出来ます、私も出来ますって言う人が日本中から現れるわけですね。  それで、第一次心霊ブームが日本に起こったんですね。で、その心霊ブームを引き起こしたりすると必ず弾圧する動きがでてきます。東京大学の学者たちなどが批判し、ああいう怪しげな狐狸の類。狐狸ってわかりますね?キツネ、タヌキの世界。そういう妖怪のような世界のことをね、くそまじめに学問として取り上げるのは学者としてけしからん、と言うようなことで、この先生は東京大学を追放されるんですね。で、追放されてから高野山大学に行って教鞭を取ったりするんですけど、やっぱりあのアカデミズムの世界の中では地位を奪われて正道を行けなくなっちゃうんですね。日本にはそういういわゆる心霊のことやら超能力の研究をしたりする有名な先生が淺野和三郎とかね、いろんな先生方がいらっしゃって、そういう人たちの側から言うと疑いを入れない事実だと主張されていますが、それを客観的に証明ができない。前世があったとか来世があったとか、死んだ人に会ってきて話したとかね。そういう話は無数にあって、今でもまあそれは沖縄のユタにしろ、青森のイタコにしろいろいろやって見せてくれますが、ホントに何が起きているのか他人にはわかりません。演じているのかもしれない。けれども、拝みやさんなどといわれる人に霊が降りてしゃべったりすると、死んだ本人しか知らないようなことしゃべったりもする。そういうのを目の当たりに見ると、霊界と現世がつながってるように思えますね。  

 そういう霊媒に死んだ人の霊が下りて来て話したりする、そういう経験とか、見たこととかありますか?  この中に見たことある人いる?霊や神様が降りてきて話をする。見たことない? 僕は子供のころからそういう人が家へよく出入りしていたので、何度も見ています。 霊が下りてくるとね、死んだ人の声になってしゃべりますね。

 最近では、京都の鞍馬寺へ行ったときに偶然あるお堂の横を通りかかったんですけど、そこで交霊をしていて「11年前のあのときにあそこでどうかなって…」と言うようなことを中年の男の人が女のような声で話をしているのを見たことがありました。霊を呼んでもらって拝んでもらってる女性二人が涙を流しながらその霊媒と話してるのをみたことがあります。死んだ人がまさにそこに出てきて話してるって言うような感じです。

 そういう光景を僕は子供の時から何度もみたことがあります。うちのおばあさんも霊能者でしたけれども、母にもときどきそういうところに連れて行かれたりして、体験しています。私がこどもの頃はわりとそういうところに伺いをたててもらいに行くことが日常的だったんですね。だからと言って、本当に死んだ人が出てきたかどうかはよう分らんのですけどね。トランス状態の霊媒がいうことが本当かどうか科学的に証明しようがないのです。

 この写真にはどういうわけか「金日成」なんて文字が書いてありますね。本文の解説を読んでいけばどういうことで書いてあるのかって言うのがよう分るんですけど。この中の一枚に弘法大師が、ほら。ね。こちらの写真ですね。これが今皆さんにお渡しした写真です。


この写真はね、どうやって写されたものかと言う話がこの本に出ています。念写ってわかりますか?ま、この中で念写できる人は多分いないだろうと思うんですけども、例えばカメラのふたをしておいて、何かを写そうと念じてシャッタを押したらそれが写るとか言うようなことなんですけど、この写真も念写されたものです。これは福来友吉の研究で心霊ブームが起き、非常に有名になって各地で、新聞社やら記者やら色んな人を集めて公開実験をするわけです。福来友吉のやってることがインチキではないかと疑う人たちが、絶対にインチキが出来ないようにと、みんなで集まって、福来友吉やらその霊能があると言う実験者に内容が事前にわからないにして、箱の中に文字を書いて持ってきたりして、それを当てさせるわけですね。そういうのがまあ的中していくとか、そういう不思議な話がこの本にいっぱい出てきます。 心霊現象、透視などの実験結果報告です。 それで、この弘法大師の写真は、京都のどこかの会館で数百人の人が集まって心霊の実験をしたんです。 その時に三田光一という人が、念写が得意だと言うので公開念写実験をするわけです。それでその時に京都のお寺、大覚寺の心経殿を念写してくれという課題を出されるわけです。

 何か念写してほしいものがあったら、お客さんの中から言って下さいと言うようなことで、それで心経殿を念写してくださいってことになったんですね。それで、写真の看板を13枚重ねて、カメラに入れるわけではなくてね、ガラスの乾板ですね、昔だから。それで、13枚の新しい乾板を重ねて置いて、それの6枚目に念写してくださいと、そういうオーダーが来るんですね。それで、三田光一さんが念写を何分か、3分くらいやるんですね。で、はい、念写終わり!って、念は送ったんだけど、どうも成功したように思わない、今日は失敗だと思いますって本人が言うわけですね。それで、写真の看板を上から順番に一枚ずつ現像していくわけです。そしたら、六枚目には何も写っていなかった。だから、ああ、今日は失敗だった。みんながそう思って、7枚目を、全部現像しますから、焼いてみたら、7枚目がまっ黒になっていたらしいんです。7枚目の乾板が。何か感光している。真っ黒なので実験は失敗と発表したら、その会場の中にプロの写真屋さんがいて、それをちょっと私に見せて下さいって言って、写真の液で何か薄めるような処理をするわけですね。現像したものを何かで薄めて処理したら、そしたらこの弘法大師の写真が浮かび上がったって言うことがここに書いてある。それで思わずみんが般若心経をあげたと言うようなことを書いてあります。それがこの写真。



私がこの本をもらってから、まあ、この写真のことを詳しく知ったんですけど、本の刊行は昭和57年…。それから後に、出会ったひとで原版から焼いたこの写真を何かのご縁でもらった人が何人かおるんです。その内の一人の人が広島県の府中市って言うところに、松岡さんって桐箪笥の会社の社長さんがいます。松岡さんは色んな事業に手を出すんだけど、全部失敗していたんだそうです。ところがある日一枚のこの写真をもらって、それを家に飾ってから、桐箪笥屋を始めたんです。木工には全く素人だったらしいです。だけど桐箪笥を作る会社をつくってから大成功して、松岡木工って言ったら、日本一の桐箪笥屋さんです。


 大きな木工所ですけど、ここの社長が裏山にミニ四国八十八カ所をつくったんです。  桐箪笥の工場に僕が招かれて初めて行ったときにびっくりしたのは、初めて見た大きな桐の木でしたね。桐の木って皆さん、どんな大きさか知っていますか?だいたい。これくらい?で、まあ日本の桐って言うたらそんなもんですね。で、この桐箪笥屋に行ってビックリしたのは直径が2mくらいの桐が、こんなんですよ。こんな桐の木がゴロンゴロン置いてある。みんなアメリカから入ってくる桐です。それで箪笥を作ってるわけですね。桐の木ってこんなすごいんだと思って。

 僕はそれまで桐ってこんなものだとしか思ってなかったですね。私も長年木工やって来ましたけれども、桐の木なんか使ったことないんですね。桐の木は和家具の方で使いますから、鏡台とかね。桐箪笥とか。あれは木工でもジャンルが違うんです。私は洋家具の方だからね。そんな木は使わないんですけれども、引きだしの側板にちょっと使ったりしたことがありますけど、日本には普通はそんなに大きな桐の木はないです。それで、日本で桐の木で何か作る言うたらこんな細い木をたくさんつぎはぎしてね、はぐって言うんですけど、はいで、それで一枚の板にして削って引きだしの底板に使ったりしますね。まあ、そういう形では桐を知ってるけど、あんな大きなデカイのは本当にビックリするような桐の木です。だから、同じ材木だと言っても、まあ削ったら正に桐の木なんですけど、あの大木が桐の木だなんて思えない。桐の木でもすごいものがあると言うことを初めて知ったわけです。

そこの社長が木工所の裏山に、近所の年寄りなどの健康増進に役立つよう、四国八十八か所を作ったんです。ミニ四国八十八ヶ所、石仏をずーっと山道に配置してね、それで本社に近いところに、ケヤキ造りの立派な大師堂を作った。大師堂が完成したときにそこにお祀りするお大師様を作ってくれませんかという注文が僕に来たんです。  その時に、この写真の顔を作ってほしいと言うことだったんですね。しかし、すでにその時に、僕は頼まれる前にその顔の御大師像の彫刻を作っていました。


 本堂の弘法大師の横に小さな座像を置いてありますが、あれはねこの写真を頭に置いて、写真を見ないでイメージで作ったんです、あの写真の顔にしようと思って作ったのがあの彫刻なんです。それを松岡の社長に見せたら、まあ写真とそっくりな顔ですから、感心して買ってくれたんですけども。小さいでしょう、とてもこんな。手のひらに乗るような。ちょうどその時に、これを作って置いてありましたから。そしたら、これを見せたんです。そしたら、これを気に入ってね。それで、これが今そこのケヤキの大師堂の中のお大師さんとしてまつられています。まあ、それであんなちっちゃなもんですけどかなり高い値段で買ってくれて。まあ、その社長はその写真がもとで大成功した。これは原画からプリントしたものではありませんけども、何しろ宥厳先生がプリントしたものですから(笑)効果は勝るとも劣らない。それで、みなんこれを大事にアルバムにでも貼るとか、額物にでも入れて密かにどっかに置いとけばその内素晴らしいことが起こりますからね。良縁成就を望んでる人は向こうからこんな顔の人がやって来る(一同爆笑)。と、思って。

  


写真『弘法大師像』  大師堂にお祀りされています それから、この写真を念写した三田光一って言う人は月の裏側を念写してます。それがソビエトがルナ何号とかいう月の裏側を撮影する人工衛星を打ち上げて月の裏側を写してきたら、まさにその三田光一が念写したものが月の裏側だったとわかったということがありますね。  月のことでいえば、二、三日前に僕ちょっとショッキングなニュースを見たんですけど、月に関することです。

(受講生)アポロ?

(宥厳先生)アポロの飛行士が歩いた後を、足跡をちゃんと写してきた写真がニュースにありました。何が写したのか?かぐやではなかったよね。アメリカのやつかね?あれもねつ造したやつ(一同笑い)。だから、…。
(琴美ちゃん)風も何もないから足跡がそのまま残ってるって言うんですよね。
(宥厳先生)そうそうそうそうそう。それはごく最近ですね。証拠としてわかったの。あの上を歩いた月上車っていうの?月面車か。それの轍の跡とかも残ってますね。ああ、すごいなぁと思って。本当に行ったんだわ、と思って。あれがまたでっちあげだったら大変だけどね。そんなことはようわからないけどね。それで、僕は月面着陸はなかったろう論とか、そういう類の本を二、三冊持ってたんですけど、昨日ゴミ箱へ入れた(一同爆笑)。今まだごみ箱に入ってます。やっぱりそうだったんかなって。それが本当だったとしたらすごいことよね。

(琴美ちゃん)その後全然行ってないって言うのが微妙だよね。そんな昔に行けたんならね。
(受講生)そろそろはっきりする時期だ、とか。
(宥厳先生)その内、どこが行くか知らんけど。月面に。中国辺りが行ってくるかもしれんね。月面に。それでアメリカが本当に行ったかどうか確認してくるとかね。みんな嘘あるよ、とか言うかも知れませんよ(一同笑い)。そんなこと言うたら怒られるね。 ま、そういうことがありました。それで先週、東京から合宿に来て、3日の日に上で音楽の演奏会を。なかなか面白かったです。琴美ちゃんの見解によると、いつもやってるのはセミプロみたいな人ばかりで、初めて本物のプロが来てやってくれたから、安心して見てられたって言ってましたね。それで、私も聲明を三曲コラボでやらしていただきました。 瞑想音楽を演奏してくださるので、聴きながらできるヨーガを、その時に教えましたので、ここでもいまちょっと教えておきますね。演奏は馬場??? (琴美ちゃん)健次郎!
(宥厳先生)あ、健次郎か!(一同笑い)馬場健次郎さんが、その~、瞑想音楽を演奏すると言うので、まあ、リハーサルが始まったときに瞑想にしてはえらい賑やかだな、と思ったんですけれども、音楽を聞きながらその場でできることを教えてほしいと言うので、それを指導しました。それを一ついまから伝授しますからね。

ひとつは、左手の平を上にして中指を立てる、右手の人差し指を曲げ、中指と人差し指の先をこうやって接触させます。指先がくっついてますね、その上に両親指先つけてを乗せます。こう言う感じですね。あ、だから、こうなってます。わかりますね。最初はこうやって教えたんです。こうやってこれを合わせて、それでこうやって。そうそう。この指と中指の先丸めてこっちも丸めてこれをこう合わせてほんでこうね、置いた時に人差し指の頭と中指の頭をピタッと接触させて、これをね、しっかり接触させて、それで、この人差し指と中指に意識を持って行きます。これ何をやってるかと言うと自己タッチトリートメントやってるわけです。

(受講生)あ~、なるほど!

(宥厳先生)ね!組んだ両手を丹田の所に手を置いて、それで手の脈動を感じながら瞑想しますと、全身の流れが良くなってくるんですね。僕も長年これを、今まで教えたことなかったんですけど、いつも自分では座るとこの印をいつも結んでるんです。食事作法のときはこうやってやりなさいって言ってますけど、私はこの印を結んでしてるんですね。  それによって全身によく気がめぐって行くので、健康に非常に役に立つんです。僕はこの印を結んで暇があれば光明真言を唱えることをもうずーっとやってるんです、長年ね。もう三十数年。暇があれば光明真言。で、光明真言の行者という自覚を持ってお唱えする、また光明真言を呼吸法にも使って絶えずやってますね。それが僕のひとつの健康維持の方法でもあるんですね。 …手に脈を感じるでしょ。そしたら、全身がこう何か違った感じになる。この間東京から誰か名前覚えてないけれども、ちょっと年配のご婦人がすごい感じましたって言ってましたね。誰だったか。
(西澤さん)山内さん?
(宥厳先生)山内さんはね、これを教えた時に体がきかなくなったんですね。しびれちゃって。しびれたと言うのか、カーッと硬化してそれで音楽も聞こえなくなって、ちょっとあっちへ持って行かれそうになったんだって、体を。それで、誰かが背中をまっすぐしなさいとか言って、あ、諸田さんだね。諸田さんが背中をまっすぐしたら、とか言われて姿勢を直そうとした、僕はその時ちょうど聲明やってましたからシンバルを、バァァァン!っと鳴らした瞬間に我に帰ったそうです。そのあと何か楽になったとかいうてましたね。不思議でしたと言うてましたね。だから、まあこういうムドラーって言うんだけど、こういうこんなムドラーは、多分インドにもどこにもないと思います。これは僕が発明したムドラー(印)だからね。

何でも簡便な役に立つようなことを考えてやってみるのが大事ですね。だから便秘を治す印なども考えてやりだしたムドラーです。

【便秘を治す印】

これも教えましたね?まだ、学んでない人いる?あ、そうか。あなた知らなかった?便秘を治すムドラー。便秘治すだけでなくてね、これをすることですごく気が高まるんですね。循環が良くなって来て、こういうムドラーです。うん。ここにピラミッド作る、ね。下の手で三角形作る。それで、人差し指の付け根が痛いと思うくらいグーッと押しつけて、ゆるめる。グーッとひっつけてゆるめる。ここひっつけたらだめよ。そうそうそうそうそう。指はこう丸めてしまって。そうそう。小指つけてないよ。うん。くのは…この指に力入れない。この二本の指に力を入れる。つかないよ。
(受講生)え~~~~~

動画「セルフタッチトリートメントと便秘を治す印」

(宥厳先生)こうまっすぐして。手をこう横に持って行かないと。そうそうそう。それで、グーッと押しつけてここが痛いでしょ?
(受講生)いた~い。これも付けちゃいけない。
(宥厳先生)これをやってるとね、まあ、こうやって二、三分やってる内にトイレに走って行く人が出てくるから。それで、ストンっと出てきます。だから、便秘で困ってる人がいたら、これをこうやって教える。それで、これをやって真言を唱えていると、小指の先からビームがピューっと飛ぶんです。ビ~~~~って(一同笑い)飛んだ!?(笑)。本当なのよ。 僕がね、いつやら岡山へ講演に行ったときにね、迎えに来てくれた人とタクシーに乗ったらね、タクシーの運転手が何か苦しそうなんですよ。喘息が起こって苦しいんですって言うから、後ろの席で印を結んで、しばらくこうやって、オントンバザラコク、オントンバザラコク…ってこうやって緩めたりしてたら、その運転手さんが真っ赤な顔になって、それで、何かしてくれたんですか!?って言って、呼吸がスーッと楽になりましたと言われたことがありました。印を結ぶと非常にパワーが増して、こちらのオーラがも高まってきますから、それで相手を包んで治療になるんですね。 それで、いま屏風に書いた「虚心合掌」って言うのは手の平をピタっと合わせて、ね。普通皆さん、神社に行ったらこうやって拝むでしょう?で、この合掌の時に手の平はピタンとくっつけないんですね。真言宗で拝む場合は。あそこに描いてあるのは全部、蓮華の花ですけれども。蓮華と言うのは、これは手を合わせた時、中指の先はつぼみをあらわしているんですね。だから、つぼみがちょっと膨らむ。掌(たなごころ)もわかりますね、ちょっと膨らむ。これが虚心合掌ですね。こうやってやったときに、少~し蕾の先を広げてあげる。中指と中指の先がちょっと開く。ね。これが要するに虚心合掌ね。だから、ただ単にこう手を合わせてるわけじゃなくて、今まさに開かんとする蓮華で、これから開いていくのですね。だから、護身法で印を結ぶと言うのはムドラーが蓮華を表してるんですね。だから、この手の指で、色んな蓮華を表すので、例えばチベットなんかではこう言う印を結びますし、これも蓮華、ね。こんなんやってごらん。できる? (受講生)え~~ (宥厳先生)薬指と薬指を立てる。ほんで、親指と中指、小指。小指を親指で押さえて、それで、人差し指で中指をおさえて、薬指を立てる。これ、見て分らん?小指と小指、こう組むでしょう?中指と中指を合わせてごらん。薬指を立てるん。それで、親指で小指をおさえる。それで、人差し指で中指を押さえて、そしたら、真ん中立つよ、ほら。 五弁になってるでしょ? パドマ!パドマ! 日本の真言宗なんかでは使いませんけどチベットでは使うらしいですね。オーマニペメフムですね。オーマニぺメフム。これも蓮華ですね。蓮華が開いて来て花が開いて、泥の中で花が開くとこういう形になってくる。 (受講生)へ~~ (宥厳先生)そうそう。そして指先がちょっと開く。そうそう、こんなことしない。これは、お金貸して~って言う時(一同爆笑)。だから、まあ、こういう印を結んで、それでじっと座って瞑想していると、空気が凛としたものになってくるね。だから、印を結ぶと、こうやったらおっとっとと呼ばれるでしょう?こうしたら。こうでもいい。(手招きをする)。要するに手というのは、そういうパワーを持ってる、ね。こうしたら向こうへ行け、向こうへ行けだけど、あの世まで行きなさいってこうでしょう。そうしたらあの世に行っちゃう。 (琴美ちゃん)あ、あの世へ行っちゃう(笑)。

(宥厳先生)神様をあの世に返したの。呼ぶ時はこうやってやったら、神さんがやって来る。そんなこと色々やって、こう手でいろんなこと印をしていくんですね。そうしたら、神様をこんなことして呼んで、で、神様がここまでやって来たら、逃げて行かないようにぐっとこう、そしたらそこにばっと神様が金縛りになって。神様を金縛りにしておかないと神様はずぐどっか行きたがるから。あ、神様ってうちの「かみさん」のこと?(笑)。だからこういう印を結んでるだけでも非常に健康にいいんですね。年とらないよ、こんなことやってたら。ま、一番しにくいっていうのが、こう、ちょっとこう手を入れてごらん。背中合わせにして。それで、こう起こして、それで親指を上に出して、ここへこう親指をひっかける。こうして、こう回して、それで、親指と親指合わせて。親指がこうよ!だめ!そんなん! これができないと真言宗のお坊さんにはなれない。これができない人はこういう誤魔化しをする。もうこれだけやったからだいぶ楽健法するのに足が楽になった。では、楽健法しましょうかね。じゃあ、護身法やって。それから布団敷いてやりましょう。あれはしばらくまだちょっとそのまま隣に部屋に持っていっとこ。たたんだらまた反対側についたら汚いから。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥…。

楽健法(18)




充実のおやつ







夕食 むかごごはん「秋の兆し」


●むかごごはん●あおじその花と葉とズイキのゴマ酢味噌和え●煮物(かわらたまねぎ、あつあげ、さつまいも、モロッコいんげん、なす、しめじ、かぼちゃ)

机の脚切っちゃいました!高さ揃えたのん!


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