母への絵手紙

母に笑ってもらいたい。優しい言葉もかけてもらいたい。 そんな自分がいる。 実家の母は、昔のように、電話もかけて来ないし、 こちらから電話をしても、ほとんど会話にはならない。 母と対面しても、話を訊く側にまわっている。 なんだか、こちらが一方的に話してるみたい。 話しかけても、母の瞳はどこか虚ろだ。 「話を訊く事さえめんどくさい。」…そんな風にも見える。 プレ痴呆症とでもいうのだろうか…いや、老人 . . . 本文を読む