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VAIO Pro 13 (VJP131B01N) L2TP/IPSec 最大スループット

2020-12-16 09:00:00 | PC
VAIO Pro 13(2014年7月発売)[Core i5 - 4210U@1.7Ghz/2.7Ghz]で稼働するL2TP/IPSec VPNアプリ(Windows10 Pro)の最大スループットを「Windows L2TP/IPSec VPNのスループットが低い・・・」で確認した。「Dell XPS one 27 L2TP/IPsec最大スループット」と同時に計測をしてみた。


(1)VAIO Pro 13
CPU: Intel Core i5 - 4210U@1.70GHz/2.70GHz
Memory: 8GBytes
OS: Windows10 Professional(Ver. 2004-OS build 19041.572)

・約6年前のPCでSSDを交換(VAIO Pro 13(VJP131B01N)のSSD不具合と交換

IKE/ESP暗号化方式指定
NVR510 L2TP/IPSec VPNの暗号組合せ(cipher suite)をWindows/macOS/Linux(strongSwan/xl2tpd)で接続確認」の(2)(3)(4)と同様に「IKE=aes128/sha1/DHGroup 2(modp1024)」「ESP=aes128/sha1」で接続するよう設定。

MTU設定
Windows 10のVPN接続デフォルトMTU=1400を1280へ変更。
netsh interface ipv4 show interface
netsh interface ipv4 set interface # MTU=1280
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters¥Interfaces¥{GUID}¥MTU=(DWORD)0x500(1280)
NAT対応
NVR510のSecondary Addressを使うと正しいNAT-Dを返さない。
Windows 10 は、AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule=(DWORD)2とした。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥PolicyAgent¥AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule=(DWORD)0x2


(2)計測
Dell XPS one 27 L2TP/IPsec最大スループット」と同じスクリプト、excell処理で計測した。2020年12月2日午前10時から12月3日午前9時まで1時間毎に計測(「Dell XPS one 27 L2TP/IPsec最大スループット」とは30分ずれている)。

直結のスループットは、ほぼGBTスイッチの理論速度。偏差も少なく安定したスループット値。Windows7より安定的。Debian10+strongSwanがNVR510よりUp方向で若干高いスループット値。Debian10+strongSwanは、iperf3サーバーが同一機上にあるためスループット値が高い事が考えられる。Down方向は、ほぼ同じスループット値。Down方向よりUp方向が約60%位低いスループット値。「Windows L2TP/IPSec VPNのスループットが低い・・・」で測定した「macOS」や「Debian10+strongSwan」のL2TP/IPSec VPNに比べてスループット値が低い。

直結のスループット


NVR510 L2TP/IPSecサーバーとのスループット


Debian10+strongSwan L2TP/IPSecサーバーとのスループット




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