樹と花と partⅡ

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疲れる日々

2022-07-11 | 日記

 あのことの起こった日、私は偶然4時頃TVをつけていて、

 ガードレール脇のコンクリートの上に寝かされた方を見て、

 頭の中がこんぐらかってしまった。現実と思えなかったから。

 何故この方がこんなところで、危篤状態なぞになっているのか?

     ヘリにストレッチャーで移動している時、

      たった3人の人に付き添われて、

    背広姿で横たわって運び込まれる様子が、

    映画の一コマのように寂しく孤独だった。

        誰が発砲したのだろう。

41歳という男性が映った時、私はすぐその私的背後を想像していた。

     そして私の想像にほぼ外れはなかった。

    飛躍するが、私は今の政治の貧しさを思う。

    昨夜、TVのチャンネルは覚えていないが、

この事件の暴挙を起こした者の搬送される様子を写していて、

 かなりあらわにマスクの顔やその目つきなどが映った。

 その直後に画面が切り替わり、司会者の方が映った。

 うっすらと痛まし気な表情が流れていると思ったのは、

   そう思いたい私の気持ちの反映だったのだろう。

                     

     ベランダに咲いた山百合は2輪とももう散ってしまった。

      あの濃厚な香りはもうしない。

   球根だから来年また咲いてくれるかもしれないと期待するところ。

         本覚え 『高瀬庄左衛門御留書』砂原浩太郎著

             『銀二貫』高田郁著

                 最近、読んだ本の中で、私が好きな本は、

    『壁の向こうへ続く道』シャーリイ・ジャクスン著

     『マザリング・サンデー』グレアム・スウィフト著

             で、こういう本が好みです。

 

 

 

 

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