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英語のリスニング機器不良

2015年01月20日 | 雑感

センター試験の英語(リスニング)において,全国で 86 人が機器の不良にぶち当たったのをメディアが「トラブル続出」と報道した件で,「わずか0.017%(86/520000*100)で,『続出か?』」とつぶやき,メディアを dis って悦に入っている。

こいつら馬鹿か?こういうものは,% で評価するもんじゃないよ。件数だ。統計学から言ってもあたりまえだ。

52 万人の客がハンバーガーを買って,その中で 86 人のハンバーガーにゴキブリが入っていたら,そのハンバーガー屋はつぶれるだろう。

食品業界などでは(どんな業界でも同じだろう),100 万個の製品中の不良品を 1 ~ 5 個に抑える(さらに,それら不良品は最終的には出荷されない)ような品質管理をしている。

 センター試験で使用される機器の不良率が 0.017% というのは,「高すぎる」のである。

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