裏 RjpWiki

Julia ときどき R, Python によるコンピュータプログラム,コンピュータ・サイエンス,統計学

ダメ出し:二項分布の確率分布図

2012年08月22日 | ブログラミング

「楽しい 統計学セミナー - 証拠を科学する方法 -」の「第3講」 において

サイコロを6回振って,6の目が出る「確率分布図」を描いてみる.
  :
X軸のラベルを確率変数Xと合わせることができない・・・ といっているが...

この項は,前の記事に既に解があるが...

x <- numeric(7)
 for (i in 0:6) {
 x[i +1 ] <- choose(6, i) * (1 / 6)^(i) * (5 / 6)^(6 - i)
}
plot(x, type="l", xaxt ="n", xlab="X", ylab="probability")
axis(side=1, at=0:6)

X 軸のラベルを確率変数 X と合わせるには,axis(side=1, at=1:7, labels=0:6) とすればよいだけ。
ここでも,実際の x の添え字は 0~6 だが,R では 1 ~ 7 になっているという食い違いを,ちゃんと吸収できていないことが原因(前の記事での指摘通り)。

度数分布を折れ線で描く(度数多角形という)ということもあるが,離散変数の分布は barplot 関数で描く方がよい。
R のbarplot は,横軸のラベルを描いてくれないので自分で描く。
確率分布関数として dbinom を使うということも,以前指摘したとおり。

barplot(dbinom(0:6, 6, 1/6), ylab="Probability", xlab="x")
axis(1, 0:6*1.2+0.6, 0:6)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダメ出し:添え字はそのまま使う | トップ | ダメ出し:もう何回も書いた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログラミング」カテゴリの最新記事