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Julia の小ネタ--014 三次元配列の作り方

2021年03月29日 | ブログラミング

以下のような 2×3×4 行列を作る方法は 2 通りある。

2×3×4 Array{Int64,3}:
[:, :, 1] =
 1  3  5
 2  4  6

[:, :, 2] =
 7   9  11
 8  10  12

[:, :, 3] =
 13  15  17
 14  16  18

[:, :, 4] =
 19  21  23
 20  22  24

第1の方法

Julia は R や FORTRAN と同じように,列優先(次元表示の左にある添え字が最も速く変化する)なので,列優先で 1 次元配列(ベクトル)を用意して,reshape() で次元を定義し直す。

reshape([1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
         11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,
         21,22,23,24], (2, 3, 4))

この場合は,以下のように書くこともできる。

reshape(1:24, 2, 3, :)

第2の方法

行優先で第1,第2次元の配列を定義し,cat で連結するときに dims=3 を指定する。

cat([1 3 5; 2 4 6], [7 9 11; 8 10 12],
    [13 15 17; 14 16 18], [19 21 23; 20 22 24], dims=3)

 

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