Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

朝日杯データマイニング

2005-12-10 00:38:55 | 競馬と統計
今週末の朝日杯はクロフネ産駒だとか、タキオン産駒だとか懐かしくなるメンバーがそろった。
そこでご祝儀がわりに久しぶりにお金をかけようと思うのだが、賭けるからにはあてたい。ということで1986年以降のデータをひっぱりだしてきて、データマイニングのまねごとをしてみた。

まず各戦術ごとの連体率をはかってみる。ここでいう戦術とは最初の通過順位であまり深い意味はない。最初から1/4にいたら逃げといった感じだ。
==================================
データ1 (全1974レース)
     全頭数 連体頭数 連体率
逃げ   3528   855   24%
先行   3286   546   16%
差し   3192   359   11%
追込   3092   216   7%
===================================
とりあえずデータ1では全頭の結果を載せてみた。驚くべきことに、逃げ馬の連体率が異様に高い。通過順位で判断した場合、あきらかに実力不足の馬が後ろに位置するため、正確ではないが、それでも前の方についた方が有利なのは確かだろう。

===================================
データ2(オッズ5.0倍以下)
    全頭数 連体頭数 連体率
逃げ   693   398   57%
先行   551   278   50%
差し   403   163   40%
追込   223   74    33%
====================================
次にオッズが5.0倍以下の馬に絞ってさらに調べてみた。
やはり有力馬は前の方に位置することが多いことが頭数分布からもわかる。
そして、前の方にいればいるほど連体率が高くなっている。


<<考察1>>
今回の実験では非常に有効なデータがとれた。例え強い馬でも中山1600メートルを制するためには、できるだけ前で競馬ができることが要求される。今回のメンバーを見渡してみて、一番当てはまるのはフサイチリシャールといえるだろう。また逆に、新潟で追込み大圧勝したショウナンタキオンにとっては、非常に不利なデータと言える。もう一頭の有力馬、ジャリスコライトに関しては比較的器用そうでしかもデムーロ騎手。あまり問題ないのではないか。また3強以外でもダイヤモンドヘッド、デンシャミチあたりが前につければ面白そうだ。


最新の画像もっと見る