宰相が統括する外廷に対して、皇帝が対峙するわけであるが
内定には女官や宦官以外に、翰林院という官僚組織がある。
官位は低い者が多い(主に員外郎や郎中クラス、それ以下もいて、
中書舎人がトップ格、もちろん戸部侍郎や兵部侍郎、尚書丞を兼
ねる例外もある)
皇帝と常に接触していて、その意向を受けて起案するため、
影響力は大きくしばしば政局を動かした。
玄宗時代より始まり、憲宗以降は実権を得て、そのトップである
非正規官である翰林学士承旨は次期宰相となることが多くなった。
内定には女官や宦官以外に、翰林院という官僚組織がある。
官位は低い者が多い(主に員外郎や郎中クラス、それ以下もいて、
中書舎人がトップ格、もちろん戸部侍郎や兵部侍郎、尚書丞を兼
ねる例外もある)
皇帝と常に接触していて、その意向を受けて起案するため、
影響力は大きくしばしば政局を動かした。
玄宗時代より始まり、憲宗以降は実権を得て、そのトップである
非正規官である翰林学士承旨は次期宰相となることが多くなった。