路傍の露草 ~徒然なる儘、読書日記。時々、映画。~

“夏の朝の野に咲く、清廉な縹色の小花”
そう言うに値する小説や映画等の作品評。
及び生活の単なる備忘録。

松本清張『潜在光景』

2007年07月14日 | Book[小説]
松本清張『潜在光景』 角川文庫 平成16年10月25日 初版発行 【裏表紙より】 二十年ぶりに再会した泰子に溺れていく私は、同時に彼女の幼い息子の不信な目に怯えていた―「潜在光景」 借金苦で自殺した社長はなぜ八十通もの遺書を残していたのか―「八十通の遺書」 わが子をさりげなく殺そうとする父親。が、息子はそれを察知していた―「鬼畜」 日常のちょっとした躓きがその後の運命を大きく変えた世にも怖ろしい . . . 本文を読む