撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR西日本 大阪(2012.2.18) 113系 S2編成 回送

2022年02月12日 22時01分23秒 | JR各社
10年前に、JR西日本 大阪駅でカフェオレ色の113系を撮りました。
先程もアップしましたが、タイトル、本文に誤りが有りましたので訂正の上、改めてアップします。
1枚目は、大阪駅に停車するクハ111-7161の回送です。
この後、快速 福知山行きとして折り返しますが、前面の表示幕は快速が表示されています。



2枚目は、モハ113-7513です。
側面の行先表示幕は、回送です。



3枚目は、モハ112-7513です。



4枚目は、モハ113-7517です。



5枚目は、モハ112-7517です。



6枚目は、クハ111-7070です。



この年の3/16のダイヤ改正で福知山線(JR宝塚線)の113系の運用が終了するので、大阪駅に撮りに行きました。
113系の2000番台は0番台の後継に相当する地上温暖地向仕様の番台区分として、1978~82年に旧国鉄の関東、東海、関西各地で登場しています。
JR西日本に引き継がれた車両は、1992年~以降に最高速度を100→110km/hへ引き上げる工事高速化に対応して改造され2000+5000→7000番台に改番され、さらにブレーキ力増強のためブレーキてこ比が改造された電動車は7000+500→7500番台に改番されています。
S2編成は7000番台、7500番台で構成され、1999年には想定寿命を40年とした体質改善40Nが行われました。

福知山線の運用を終えた後のS2編成ですが、広島地区に転属のため中間車2両が脱車されて4両編成化されました。
脱車された中間車2両(モハ112-5717+モハ113-5717)は、S34編成の中間車が体質改善30Nしか施行されてなかったので組み替えられて全車40Nの4両編成化されました。
広島地区では高速対応は不必要だったため、車番は先頭のクハ111形は車番からー5000、中間のモハ112、113形はー5500されて車番が原番へ復帰され、S34編成はP-11編成(クハ111-564+モハ112-2017+モハ113-2017+クハ111-256)に改番され、瀬戸内地方の豊かな海に反射する陽光をイメージした濃黄色の地域色に変更されました。
2015年に先頭車はB-08編成の中間車と組み替えられて、B-08編成として岡山地区で運用されているようですが、S2編成出身の中間車は引退しているようです。

一方、4両編成化されたS2編成も同様に車番が原番へ復帰され、P-09編成(クハ111-2070+モハ112-2013+モハ113-2013+クハ111-2161)となって濃黄色の地域色に変更されました。
広島地区への227系の投入に伴い、先頭車はF-10編成の中間車と組み替えられて、B-12編成として岡山地区で運用されているようで、S2編成出身の車両は先頭車のみとなったようです。
なお、B-12編成には昨年12/1~本年2/28まで、山陽線開業130周年記念ヘッドマークが掲出されています。
JRは詳しくないので編成名、履歴などに誤りが有ったら申し訳ございません。