撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

加悦SL広場(2020.3.20) 旧加悦鉄道 蒸気機関車4号、旧東洋レーヨン 103号、模型火室投炭練習

2020年03月31日 22時47分21秒 | 中小私鉄
3/20に、京都府与謝郡与謝野町にある加悦SL広場で展示中の旧加悦鉄道の蒸気機関車4号、旧東洋レーヨンの103号を撮りました。
1枚目は、蒸気機関車4号です。
4号は与謝野町文化財指定車両に指定されています。



2枚目は、蒸気機関車103号です。
103号は展示のために譲渡されており、旧加悦鉄道での活躍は有りませんでした。



3枚目は、模型火室投炭練習です。
大井川鐡道でも同じような模型を見たことがあります。
模型火室投炭練習の由来は分かりませんでしたが、D50と書かれているので、旧国鉄D50形の模型かもしれません。



4枚目は、模型火室投炭練習の説明板です。



都合により少し中断していましたが、本日で閉園した加悦SL広場の展示車両の紹介の続きです。
蒸気機関車4号は、1922(大正11)年に河東鉄道(現在の長野鉄道 長野線の一部、屋代線、木島線)の3号として登場しました。
1934(昭和9)年に加悦鉄道に譲渡され、1967(昭和42)年まで稼動しました。

蒸気機関車103号は、1915(大正4)年にアメリカのH・K・ポーター(H. K.Porter)で製造されています。
1918(大正7)年の長門鉄道(山口県 小月~西市駅間、1956(昭和31)年に廃止)の開業時に101号として登場しました。
1947(昭和22)年に東洋レーヨン(現在の東レ)滋賀工場に譲渡され、入換用に使用されました。
1964(昭和39)年の現役引退後に宝塚ファミリーランドに寄贈され、園内で静態保存されており、自分も幼少時に見た記憶があります。
2003年の宝塚ファミリーランドの閉園に伴い、加悦SL広場に譲渡されて保存されていました。