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撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

豊橋鉄道 赤岩口車両区(2025.6.8) 旧名鉄 復刻デザインラ ッピング モ3203 出庫

2025年06月11日 23時51分39秒 | 地方鉄道、路面電車(東海、北陸)
6/8に豊橋鉄道豊橋市内線 赤岩口車両区から出庫する復刻デザインラッピングのモ3200形を撮りました。
1枚目は、赤岩口車両区で出庫待ちしている復刻デザインラッピングのモ3203です。



2枚目は、出庫のため赤岩口車両区の入口まで進んで来たモ3203です。
左側に赤岩口車両区の看板を入れて撮っておきました。



3枚目は、多米街道上の東田本線に向けて赤岩口車両区から出庫するモ3203です。



4枚目は、多米街道上の東田本線の終点付近で到着したモ3203です。
唐突にレールが切れており、車止めもない終点です。



5枚目は、多米街道上の東田本線の終点付近に停車中のモ3203を駅前側から撮りました。



6枚目は順番が逆ですが、赤岩口車両区で留置中のモ3203です。
行先表示幕が、前日の入庫時に表示していた「赤岩口」のままになっています。



7枚目は、6枚目の写真を撮った約1時間半後に撮ったモ3202です。
車両区の職員の方が出発に向けて点検など始められた際に、行先表示幕を「駅前」に変更されました。



以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
モ3200形は、1955~56年に名鉄 岐阜市内線用として4両が登場しています。
車体の主要寸法は1950~53年に登場したモ570形に準じていましたが、車体中央にも客用扉を設置された3扉車に変更されていました。
1967年に市内線、揖斐線直通列車に美濃町線のモ510形、モ520形が転用されたのに伴い、モ580形が美濃町線に転用されました。
1975年以降、名鉄の新標準色のスカーレットへ車体塗装が変更されました。
1976年には旧札幌市電の連接車モ870形の登場により1両が余剰により廃車となっています。

1980年には連接車モ880形の登場により残る3両も余剰となり、1981年にかけて豊橋鉄道にモ3200形として譲渡されました。
豊橋鉄道では、ワンマン運転対応化、前照灯を屋根上から正面中央窓下へ移設、方向幕の再設置などの改造が行われました。
1990年以降、全面広告車となり、1994~95年に冷房化改造されて活躍していました。
2019年に福井鉄道から超低床車両モ800形(旧名鉄モ800形)が譲渡されたのに伴い、2019年にモ3201、2020年にモ3202が代替で引退し、現役はモ3203のみとなりました。

モ3203は冬季には走る屋台「おでんしゃ」、夏季には「納涼ビール電車」としてイベント用として運用されることが多くなっています。
2024年度の「おでんしゃ」は2024年11/8~本年3/30に運行された後、「おでんしゃプレミアム」として本年4/4~5/5まで運行されました。
本年度の「ビール電車」の運行が6/13~開始されるまでの5/30~6/8の期間限定で「おでんしゃ」「納涼ビール電車」用のディスプレイを外し、昭和20~40年代に塗装されていた深緑色、クリーム色のツートンカラーの復刻デザインラッピング車両として運行されました。
なかなか行く機会が無かったのですが、最終日にようやく撮りに行くことができました。