撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 雲雀丘花屋敷(2023.11.22) 能勢電 6002F 回送 開業110周年記念ロゴHM並び

2023年11月30日 23時55分29秒 | 中小私鉄
11/22に阪急 雲雀丘花屋敷駅で開業110周年記念ロゴヘッドマークを掲出した能勢電に移籍した6000系を撮りました。
1枚目は、雲雀丘花屋敷駅1号線に停車する開業110周年記念ロゴヘッドマークを掲出した6102(旧阪急6102)の回送です。



2枚目は、6102に掲出されている開業110周年記念ロゴヘッドマークです。



3枚目は後追いですが、平井車庫に向かう6002(旧阪急6002)です。
この日の6002Fは朝ラッシュ後は平井車庫に入庫する運用で、ヘッドマーク掲出最終日の11/23は開業110周年ファイナルイベントとして日生中央駅での撮影会だけだったと思われるので、日中の通常運用で撮ることができた最後の光景だと思います。



4枚目は、6002に掲出されている開業110周年記念ロゴヘッドマークです。
6102に掲出されているヘッドマークとデザインが異なっています。



以前にも書きましたが、能勢電は1913 (大正2) 年4/13に能勢口(現在の川西能勢口)~一の鳥居駅間が開業し、本年4/13をもって開業110年を迎えました。
4/13~11/23までの期間を開業110周年記念期間として各種のイベントが実施されており、1757Fは開業110周年記念号として装飾され、先頭車には記念ロゴヘッドマーク、記念デザインヘッドマークが各2種類で合計4枚が掲出されます。
一方、前後で異なるデザインの記念ロゴヘッドマークを掲出した編成は、4~5月は7200F、6~7月は5136F、8月は5124F、9月は5142Fとリレーされて、10/2~11/23は6002Fに掲出されていました。

6000系は2200系の車体と5100系の機器類を組み合わせた神宝線用車両で、1976~80年に126両、1985年に4両が登場しています。
1998年から今津線(西宮北口~今津駅間)、甲陽線でワンマン運転が開始されたのに伴って増結編成を中心に編成替えが行われて3両編成での運用が開始されました。
2016~18年には宝塚線の8両編成として運用されていた6014F+6024Fが分割されて、4両編成として箕面線での運用を開始しています。
2018~20年には宝塚線の8両編成だった6012F、6004F、6008F、6001Fの中間車4両が脱車されて4両編成に短縮化されて伊丹線で運用されるなど、近年では支線運用が増えています。
6002Fは2014年に8両編成のまま能勢電に譲渡されましたが、車体側面の社章が能勢電のものに変更された程度で、車体塗装や車両番号は阪急時代のままで変更は行われていません。
運用も、それまでと同様に阪急宝塚線の8両編成と共通運用が組まれており、阪急宝塚線で運用されています。