スマートフォンブログ 『2012年に10%』

スマートフォンの未来を探るべくGALAXY Tabを使ってみる。
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鳩山政権崩壊とスマートフォン

2010-06-02 22:34:01 | 業界
2009年8月の歴史的な選挙を経て誕生した民主党鳩山政権。
郵政、JAL、政治とカネ、予算編成、普天間、口蹄疫で支持率を落とし、
2010年6月2日にとうとう崩壊してしまった。

田勢康弘氏がTV番組「週刊ニュース新書」で、
「政局を混迷を深めているが、後から見ると順当な所に落ち着く」、
と述べていたが、そのとおり、順当なところに落ち着いた。

スマートフォンブログたる本ブログで注目するのは、
原口総務相による原口ビジョンの実現の行方である。

ちょっと思い出すだけでも、
・光の道100%構想とそれに伴うNTTグループ再編論議
 ⇒ドコモのあり方とも関連か
・2011年4月以降発売端末のSimロック解除の行方
 ⇒端末メーカの衰退や利用者の通信会社流動の活性化
・電子書籍を活用したフューチャースクール推進
 ⇒端末の低廉化や端末メーカの復権、電子書籍市場の拡大
・デジタルコンテンツの創造・市場流通の拡大
 ⇒キラーコンテンツ登場によるデジタル機器の普及
・健康医療クラウドの整備
などなど、盛りだくさんの内容があった。

規制や既得権益を廃する形で政治が成長を後押しするのであれば、
これからの10年、20年を鑑みると重要な事項ばかりだ。
幹たる政策に変動があれば、
その枝葉であるスマートフォンの行方にも大きな影響が出る。

鳩山政権は崩壊しても、民主党政権はあと3年続く。
小沢氏の寵愛や孫ソフトバンク社長との蜜月が取り沙汰される原口総務相。
日本全体の成長に向けての最適解を引き続き模索してほしい。
また、参院選後にある民主党代表選、内閣改造により、
成長を追う戦略が変わってしまわないことを願う。

(※)総務省 報道発表2010/5/6「新しい成長戦略~原口ビジョンⅡ」

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