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スマートフォンブログ 『2012年に10%』

スマートフォンの未来を探るべくGALAXY Tabを使ってみる。
Twitter:@pyon2012

ドコモ、新パケット定額サービスを発表1

2011-01-30 08:40:50 | 利用料金
NTTドコモは2011年1月28日(金)、
スマートフォンの新しい買い方(月々サポート)と、
新たなパケット定額サービスを3月15日(火)から提供すると発表した。(※)

前回エントリーで月々サポートを取り上げたので、
今回は新たなパケット定額サービスについて書く。

特徴は下記の2点
(1)スマートフォン利用時の上限金額を下げる
(2)定額データプラン利用時の上限金額を下げる

まずは(1)スマートフォン利用時の場合。
新しい買い方「月々サポート」がからむのでややこしい。

結論としては、3/15以降はおおかたのユーザが、
パケ・ホーダイフラット(定額5,460円、学割適用で4,935円)を
選択することになるのではないか。
また、iモードフルブラウザを利用しているユーザは、
スマートフォンを利用した方が料金的にもお得になる。

■従来のユーザ選択肢
 ①パケ・ホーダイダブルを契約
   定額料:390円(無料通信分390円、0084円/パケット)
   上限額:iモード4,410円、iモードフルブラウザ5,985円
        スマートフォン5,985円

 ②パケ・ホーダイシンプルを契約(基本料金プランはタイプシンプルのみ)
   定額料:0円(メール無料、0.084円/パケット)
   上限額:iモード4,410円、iモードフルブラウザ5,985円
        スマートフォン5,985円

■3/15からのユーザ選択肢
 <A.月々サポートの適用を受ける場合>
 ③パケ・ホーダイフラットを契約
   定額料:5,460円
   上限額:iモード&スマートフォン5,460円
        iモードフルブラウザ5,985円
   ※タイプシンプル契約者はメール無料。
   ※学割適用でスマートフォン上限額が525円引の4,935円。

 ④パケ・ホーダイダブル2
   定額料:2,100円(無料通信分2,100円、0.0525円/パケット)
   上限額:iモード4,410円、iモードフルブラウザ5,985円
        スマートフォン5,985円
   ※タイプシンプル契約者はメール無料。
   ※学割適用でスマートフォン上限額が525円引の5,460円。

 <B.月々サポートの適用を受けない場合>
 上記①~④の全てが選択可能。

スマートフォンを利用する学生とその家族の利用料金は、
3/15以降は学割適用で下記のとおりとなる。

最安料金=5,640円(最大37ヶ月間、spモード初回申込6ヶ月間は5,325円)
 ・基本料金:タイプシンプルバリュー390円
 ・ISPサービス:spモード315円(申込初回6ヶ月間無料キャンペーン)
 ・パケット料金:パケ・ホーダイフラット4,935円

学割でパケット料金に踏み込んで、
auの料金(6,165円)を下回る水準にもってきたか。
エリアで優位に立つソフトバンクには、さすがに合わせてこなかった。
学割を織り込んだ比較はまた別のエントリーで。

(※)ドコモ 報道発表2011/1/28

はじめてのスマートフォン 入門から活用まで (中経の文庫)
ノマディック
中経出版

ドコモ、スマートフォンの新しい買い方を発表

2011-01-29 08:52:15 | 利用料金
NTTドコモは2011年1月28日(金)、
スマートフォンの新しい買い方(月々サポート)と、
新たな利用料金体系を3月15日(火)から提供すると発表した。(※)

月月サポートは一言でいうと、
ソフトバンクやauのスタイルの追随である。

料金体系は別のエントリーで取り上げるとして、
今回のエントリーでは月月サポートを取り上げる。

■50000円のスマートフォンを購入する場合(金額は全て例)
 <いままで>
  50000円
   ↓ 端末購入サポートを適用 2万円引き(※2)
  30000円
   ・一括、12回、24回払いを選択
   ・2年間のドコモ継続利用を約束し、解約時は解約金が発生。
   ・2年間の同機種利用を約束し、解約や機変時に解除料が別に発生。
   ・料金プランやパケット定額サービス加入の拘束なし。

 <これから>
  50000円
   ↓ 月々サポートを適用 (価格の変更なし)
   ↓ 月々の利用料金から2万円(?)引き
 「実質」30000円
   ・一括、12回、24回払いを選択
   ・端末代金としては50000円を支払い、月額料金から2万円(?)割引。
   ・2年間のドコモ継続利用を約束し、解約時は解約金が発生。
   ・2年以内に解約や機変をすると基本料の減額が終了する。
   ・今回導入のパケット定額サービスの加入が必須。

  ⇒2年単位でスマートフォンを利用する人にとっては何ら変わらない。
   ただし、Wi-Fi端末としてスマートフォンを利用し、
   月額利用料金がほとんど発生していない人には実質値上げとなる。
   (ユーザ間の公平性や会社収益を担保する方向か)

筆者が注目しているのは、
価格設定がau方式になるのかソフトバンク方式になるのかという点。

auもソフトバンクも「実質価格」ではそう変わらない。
だいたい2~4万円程度だろう。
だがauは機種価格が4~6万円、「毎月割」で2~4万円引き、
ソフトバンクは機種価格が6~8万円、「月月割」で4~6万円引きで、
ソフトバンクの方が短期解約や短期機変をしにくい方式と言える。

ユーザが見えにくいところで利益を上げようとする姿勢は筆者の忌避する所ので、
ドコモには素直にauに追随することを期待したい。

(※)ドコモ 報道発表2011/1/28
(※)ドコモ 公式サイト(キャンペーンサイト)

初めて買うスマートフォン (日経BPパソコンベストムック)
戸田覚&アバンギャルド
日経BP社

ドコモ、応援学割でスマホ利用上限額割引へ

2011-01-25 07:24:01 | 利用料金
NTTドコモは2011年1月24日(月)、
学生とその家族を対象に、
FOMA利用料金を割り引く「応援学割」を提供すると発表した。(※)

■割引キャンペーン内容
 申込み日から最大3年間(最大37ヶ月間)、
 1.タイプシンプル、タイプシンプルバリューの基本使用料を390円に割引
 2.パケ・ホーダイシンプルのスマートフォン利用上限額を5,460円に割引

■対象
 学生とその家族

■申込受付期間
 2011年1月28日(金)~2011年5月31日(火)
 ※割引適用開始は2月1日(火)から。

結果、学生とその家族は、
タイプシンプルバリュー 390円、
spモード 315円(申込み後半年間は無料)、
パケ・ホーダイシンプル 0~5,460円の、
合計390円~5,850円でスマートフォンが利用可能となる。
(半年経過後は705円~6,165円。)

学生とその家族を狙った割引キャンペーンは各社実施している。
ドコモは応援学割、
auはガンガン学割、
Willcomはだれとでも定額+もう1台無料キャンペーン、という具合だ。

ドコモは今回の応援学割で、
スマートフォン向けパケット料金の上限額を、
5985円から525円割引きし5,460円とした。

auとほぼ同じスペックだが、
当日から割引が適用という点と、
パケット料金が5,460円固定ではなく、0円からスタートするのが優位点だ。
auはこれに対抗してくるのか?

また、ソフトバンクはホワイト学割を過去に実施しているので、
当然、ホワイト学割を投入してくるのだろう。

コストのかかるスマートフォンを訴求してでも、
通信料金の底上げを図るのが各社の思惑と推測されるが、
主戦場(!)となるスマートフォン利用時のパケット上限額低減競争が始まった。
各社の収益構造の変化に注目したい。

(※)ドコモ報道発表 2011/1/24

初めて買うスマートフォン (日経BPパソコンベストムック)
戸田覚&アバンギャルド
日経BP社

モバイルWi-Fiルータ戦国時代3 各社比較(5/25版)

2010-05-26 23:59:35 | 利用料金
5月28日のiPadの発売を契機とした、
モバイルWi-Fiルータをめぐる各社の動きがかまびすしい。

NTTドコモ(ポータブルWi-Fi)、
SoftBankMobile(PocketWiFi)、
イーモバイル(PocketWiFi)、
UQコミュニケーションズ(Aterm)、
日本通信(b-mobile Wi-Fi)、
NTT東日本(光ポータブル)、
主要な会社の動きが5月25日時点で出揃った。

※以下の内容は、画像のカタログベースから、
 さらに店頭での出来事を加味して5月の状況を記載。

まず仕掛けたのがSoftBankMobile。
iPadをSimロックで確保(5/8発表)するとともに、
イーモバイル網を借りて提供するPocketWiFiで踏み込んできた。(5/15)
端末価格が一括9,800円、
月額料金が1~2ヶ月目と27ヶ月目以降が1,000~4,980円、
3~26ヶ月目までが300~3,980円。

イーモバイルもそれに対抗。
にねんMAXのセット割引額を踏み込む。(5/15頃?)
端末価格が一括0円、
月額料金が固定で1~24ヶ月目が5,980円、
25ヶ月目以降が4,580円。(キャンペーン価格)

iPadで苦渋をなめたNTTドコモは、
6月からデータ通信料金を1,575円割り引くとともに、
バッファロー製ポータブルWi-FiでiPad需要を取り込むことを表明。(5/18)
また、ケータイでPC等を接続した場合の料金も値下げした。
ポータブルWi-Fiの価格は3.7万円とされているが、
PCセット販売で3万円引きをしている現状から、
0円~0.7万円程度で販売される可能性もあるだろう。

そして、筆者が個人的にしびれる日本通信が男前な報道発表で、
Simロックフリーのb-mobile Wi-Fiを、
なんと19,800円と低廉な価格で提供すると表明。(5/19)
低速とは言え、月額2,500円という利用料金で直球勝負に出た。
ソフトバンクやイーモバイルが端末を4万円近くの価格設定をした上で、
月々の利用料金から割り引くという手法を取るのに比べ、
なんとも分かりやすい形での対抗だ。
5月20日10時時点で予約は1,000台を超え、
5月24日出荷分は20日中に完売になると発表している。
(初回2,000台程度か?次回は5月28日出荷とのこと。)

この状況を受けて、イーモバイルは早くも次の手を打ってきた。(5/25)
ドコモに対抗すべく、
「データプラン+にねんM」の料金を最大13ヶ月間値下げして3,980円に、
ソフトバンクに対抗すべく、
「スーパーライトデータプラン+にねん得割」で280円からの定額を新設。

さらにNTT東日本も光ポータブルの名称で、
Bフレッツ等契約者向けにモバイルWi-Fiルータのレンタル開始を表明。(5/25)
光回線事業の拡大と、公衆無線LANサービスの契約増を狙ってきた。

筆者は今、モバイルWi-Fiルータでのデータ通信契約を2台検討している。
現時点で俎上に挙げているのはドコモ、ソフトバンク、日本通信だ。
iPad発売前でさえこの動きなのだから、
発売して少し様子見をしたうえで、最終判断をくだしたい。

ここまで書いていて、
筆者は本当に家電量販店が好きなんだなぁとしみじみと感じる。
時間と体力があればTVブログやカメラブログとかも書けそうだ。

■■5/27修正■■
 b-mobileSIMのラインナップが、表中、
 「3ヶ月・6ヶ月・1年」となっていたのを、
 「1ヶ月・6ヶ月・1年」に修正しました。
 sivaさん、ありがとうございました。
 

日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS

日本通信

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スマートフォン購入時の「パケホの罠」が解消

2010-04-09 06:46:04 | 利用料金
先日、本ブログで紹介した「パケホの罠」(※)が解消されたようだ。

ここで言う「パケホの罠」とは、
■対象■
「パケ・ホーダイ」、「パケ・ホーダイフル」、
「Biz・ホーダイ」(以下、「パケ・ホーダイ等」と表記)を
契約しているドコモユーザが、
■条件■
スマートフォンを購入し、かつ、
同時にスマートフォン利用時にパケット料金が
2段階定額となるパケ・ホーダイダブルを適用させると、
■結果■
スマートフォンを購入した月のパケット料金は、
パケ・ホーダイ等とパケ・ホーダイダブルの両方を請求され、
パケット通信料だけで4,485円~10,080円という高額な料金になる、

というものだった。

これが、4月1日(木)から11月30日(火)の間は、
月途中でパケ・ホーダイ等からパケ・ホーダイダブルに変更した場合、
パケ・ホーダイ等の定額料(4,095円~5,985円)が請求されず、
パケ・ホーダイダブルの定額料・利用料(390円~5,985円)のみが
請求される事になっている。(※)

パケ・ホーダイダブルではなく、
パケ・ホーダイ等を今も契約している人がそんなにいるかどうかは疑問だが、
月途中でスマートフォンを買おうか迷っているドコモユーザには朗報だ。

ちなみに、筆者は昨年の8月上旬にHT-03Aを購入したが、
8月はパケ・ホーダイの定額料4,095円と、
Biz・ホーダイダブルの定額料・利用料5,985円の
合計10,080円をきっちりと取られた。
少しずつだが、着実にスマートフォン市場拡大に向けた
道路整備がなされているのは良い事だと感じる一方、
新しいものに飛びつく「人柱」の悲しさもちょっと感じないでもない…。

※4月9日追記
 ドコモのサイトをよくよく読むと、
 あくまでもパケ・ホーダイ等の「定額料」だけが課金されないようだ。
 よってパケ・ホーダイで定額対象外通信を行った場合、
 その定額対象外通信分の料金は課金されるようだ。危ない危ない。

(※1)パケホの罠に関する過去のエントリー 2010/3/22
(※2)NTTドコモ「スマートフォン料金イメージ」
    <記載内容を転載>
    注意2010年4月1日~11月30日の間に「パケ・ホーダイ」
    「パケ・ホーダイフル」「Biz・ホーダイ」ご契約者が
    「パケ・ホーダイ ダブル」を当日適用でお申込みされた場合、
    お申込み当月の「パケ・ホーダイ」「パケホーダイフル」
    「Biz・ホーダイ」の定額料はかからず、お申込み後からの
    「パケ・ホーダイ ダブル」の定額料・利用料がかかります。

レイアウト ソニー・エリクソン Xperia™(X10、ドコモSO-01B)用ギラツキ防止AG保護フィルム RT-SE10FS1/AG

レイ・アウト

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Xperia購入時の注意(パケホの罠)

2010-03-22 17:46:24 | 利用料金
Xperia予約時に店員から受けた注意を紹介する。

「パケ・ホーダイやパケ・ホーダイフルを契約中であれば、
 3月中にパケ・ホーダイダブルを翌月適用開始で申し込んでください」

というものだ。

なぜか?

パケ・ホーダイ(月額4,095円)はあくまでiモード通信料の定額制であり、
Xperiaでのメールやブラウジングのパケット通信は定額対象外である。
つまり、パケ・ホーダイのままではパケット通信料は青天井となる。
そこで、Xperiaはじめドコモのスマートフォンを使う場合は、
Biz・ホーダイダブル(月額390~5,985円)を契約しないと定額にならない。
ただし、Biz・ホーダイダブルは、
2010年4月1日からパケ・ホーダイダブルに統合されるため、
パケ・ホーダイダブルの「翌月適用開始」の申込みをすることになる。

注意がいるのは、「翌月適用」で申し込むという点。
「即日適用」にすると、3月のパケット通信料は、
日割計算のないパケ・ホーダイ定額料4,095円に加えて、
パケ・ホーダイダブルの定額料390~4,410円も必要になり、
合計4,485~8,505円が必要になってしまうからだ。

もしパケ・ホーダイのまま4月に突入し、
すぐに気付いてパケ・ホーダイダブルを申し込んだとしても、
パケ・ホーダイ定額料4,095円に加えて、
パケ・ホーダイダブルの定額料390~5,985円も必要になり、
4月の通信料は4,485円~10,080円になってしまう。

要注意だ。

<参考>パケット割引の申込必要性有無のパターン

■1.4月にXperiaで新規契約
   ⇒新規契約時にパケ・ホーダイダブルを契約
■2-1.4月にXperiaに機変(パケ・ホーダイダブル契約中)
   ⇒そのままパケ・ホーダイダブルの契約を継続
■2-2.4月にXperiaに機変(パケ・ホーダイ、パケ・ホーダイフル契約中)
   ⇒3月中にパケ・ホーダイダブルを申込み(翌月適用で!)
■2-3.4月にXperiaに機変(パケットパック10・30・60・90契約中)
   ⇒3月中にパケ・ホーダイダブルを申込み(翌月適用で!)

<参考>パケット割引変更申込方法

■ドコモショップ店頭で申し込む(契約者本人・身分証明書持参)
■インフォメーションセンターへ電話して申し込む(携帯から151発信)
■iモードから申し込む
  iモードトップ⇒お客様サポート
  ⇒お申込・お手続き⇒各種お申込・お手続⇒手続き開始
   (ログイン時に契約時に設定したネットワーク暗証番号が必要)
■PCから申し込む(My docomo
  ログイン時に事前に取得したログインIDとパスワードが必要。

※2010/4/9追記
 「パケホの罠」は解消されました。
 月途中の変更の場合、パケ・ホーダイダブルの定額料・利用料のみ請求。
 詳しくは2010/4/9のエントリーをご覧ください。

ソニー・エリクソン公式 Xperia(エクスペリア)ガイドブック
戸田覚&アバンギャルド
日経BP出版センター

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XperiaとiPhone3GSとHT-03Aの簡易比較4(利用料金とエリア)

2010-03-15 21:50:07 | 利用料金
前回に続いてXperiaとiPhone3GSとHT-03Aの比較を行う。
今回は利用料金とエリア。

■利用料金

利用料金は、iPhone3GS>Xperia=HT-03Aの順。
パケット通信料金部分で差が出ている。
また、どれだけ他通信会社の人に電話をかけるかでも違ってくる。

通話はそこそこ(家族以外に月に20~30分)、
通信はガンガンの筆者の場合を参考にした利用料金は下記の通り。
契約期間を拘束する代わりに月額料金を値引く割引を活用し、
家族割引にも加入する。

<XperiaとHT-03A> 1,685円~7,280円
 基本料:980円(無料通信1,050円含む)
 通話料:21円/30秒(家族間通話無料)
 通信料:390円~5,985円
 インターネット接続料:315円(4月30日まで無料)
 ※通話はしない、という場合は基本料が▲200円の780円のプランあり。
 ※詳細は筆者の過去のエントリーも参照。

<iPhone3GS> 5,705円

 基本料:980円(無料通信なし)
 通話料:21円/30秒(家族間通話無料、21~1時以外SB同士通話無料)
 通信料:4,410円 ※機種代金+11,520円だと1,029円~4,410円。
 インターネット接続料:315円

■通信エリア

これは地域によっても違うだろうが、
だいたいどこでもXperia=HT-03A>iPhone3GSの順。

去年の6月頃、iPhone3GSかHT-03Aのいずれを買うかとても迷った。
アンテナの不安定さを目の当たりにし、
「世界で使えてオウチは圏外」との揶揄を聞き、
けっきょく筆者はHT-03Aを買った。

ケータイという商品、サービスのコア・ベネフィットは、
「つながる」ことだと筆者は考えている。
極論すれば、ケータイは電波が届かなければただの箱だ。
水道管をひいて契約も交わしたのに、
蛇口から水が出なければおかしいと怒るはずだ。

だからこそ料金競争もさることながら、
通信エリアの広さや安定性の面でもSoftBankには期待したい。

レイアウト ソニー・エリクソン Xperia™(X10、ドコモSO-01B)用フラップタイプレザージャケット/ホワイト RT-SE10LC1/W

レイ・アウト

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ウィルコム、HYBRID W-ZERO3向け料金プラン改定

2010-03-12 21:32:46 | 利用料金
ウィルコムは3月12日(金)、
3月15日(月)より「新ウィルコム定額プランG」の料金を改定し、
PHSパケットデータ通信料金を無料にすると発表した。

「新ウィルコム定額プランG」は、
「HYBRID W-ZERO3」専用の料金プラン。

年間契約を契約した場合の詳細は下記の通り。

基本料:1,450円(無料通信分はなし)
通話料:21円/30秒 ※ウィルコム同士は無料
パケット通信料(PHS):0円(従来は0円~2,800円)
パケット通信料(3G):0円~5,250円(変更なし)
契約条件:長期契約を約束する必要あり。
       ・年間契約解除料 初年度4,200円、2年目以降2,100円。
       ・専用プラン解除料 3年間5,775円。

起死回生を期した「HYBRID W-ZERO3」の伸び悩みに対し、
料金面での踏み込みを行ってきたという印象を受ける。

思いきったな、とは思う。

しかし、悲しいかなウィルコム、
3G通信網(速度7.2M)はドコモからのレンタルであるため、
通信速度が遅い自社PHS通信網(速度512K)しか無償化できない。

同日に行った会社更生手続の報道発表もあいまって、
古豪ウィルコムのジリ貧は続きそうだ。

(※)ウィルコム 報道発表 2010/3/12

iPhoneに新料金プラン追加

2010-03-05 20:59:14 | 利用料金
SoftBankは3月5日(金)、
iPhoneの新料金プラン「標準プライスプラン」を発表した。(※1)

内容は下記の通り。

対象者:新規、機変でiPhoneを新スーパーボーナスで購入するユーザ
基本料:ホワイトプラン(i) 980円
通話料:21円/30秒
通信料:1,029円~4,410円(0.84円/パケットの2段階定額サービス)
契約条件:2年契約(解除料9,975円、2年ごと自動更新)
提供開始:3月6日(土)

現在のWi-Fiバリュープランとの差分は下記のとおり。(※2)

対象者:同様
基本料:同様
通話料:同様
通信料:Wi-Fiバリュープラン(i)は4,410円固定。
契約条件:同様
機種代金:Wi-Fiバリュープラン(i)で適用される11,520円引きがない。
Wi-Fi:公衆無線LAN(BBモバイルポイント)無料は同様。

機種代金が11,520円高くとも、
月々の料金を少しでも抑えたい人は標準プライスプランを選択し、
月々のパケット料金を固定的な価格で支払ってでも、
機種代金を安くしたい人はWi-Fiバリュープラン(i)を選択することになる。

ただ、iPhoneの場合、
すぐにパケット通信料の上限額まで到達するだろうから、
素直にWi-Fiバリュープラン(i)を使う方が良いと思われる。

それでもSoftBankがこのプランを作ってきたという事は、
「SoftBank回線を使わないユーザでもいいから、純増数を上積みしたい。」
「そのため月額費用を抑えることもできるプランを用意しよう。」
「それだけだと営業費用のわりに収益が低いので、機種代金は割高にしよう。」
というような考えがあるのかもしれない。
あるいは、元の価格がよくわからない状態になっているため、
景品表示法上、有利誤認の一種として規制の対象となる
「二重価格表示」への目くらましとして作ったのかもしれない。(※3)

結果として、機種代金が割り引かれ、かつパケット通信料も2段階だった、
2009年12月4日~2010年1月31日までが最も「お買い得」だったようだ。
ただ、2010年2月の純増数でドコモに敗北したため、
ここからの更なる巻き返し(=値下げ)も考えられるのではないか。(※4)

(※1)SoftBank 報道発表 2010/3/5
(※2)Wi-Fiバリュープランに関する過去のエントリー 2010/1/29
(※3)景品表示法 二重価格表示
(※4)TCA 2010年2月純増シェア
    2009年7月以来ぶりにドコモが純増シェアトップになっている。

iPhone 3GS PERFECT GUIDE (パーフェクトガイドシリーズ)
石川 温,石野 純也,小林 誠,房野 麻子
ソフトバンククリエイティブ

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Xperiaを買った場合のランニングコスト

2010-02-28 09:04:46 | 利用料金
Xperia内覧会で実際に動くものをさわり、
購入に向けてますます意を強くした筆者。

購入した場合のランニングコストを4月時点の料金体系に基づき試算した。
筆者は家族以外への通話は月に20~30分程度で、
メールやインターネットが主な利用用途である。
またファミ割MAX等の割引サービスは契約する。

 ※2010/4/24追記:料金改定を反映させたエントリーはこちら

パターンは下記の3つ。
(1)ケータイとXperiaの2台持ち
  (1-1)電話番号は1つ(Simカードを差し替え)
  (1-2)電話番号は2つ
(2)Xperia単体

試算は下記の通り。
(1-1)ケータイとXperia2台持ち(Simカード差し替え)
  ・基本料金:タイプSSバリュー 980円(無料通話1,050円分含む)
  ・インターネット接続:iモード 315円
  ・インターネット接続:moperaUライト 315円(4/30まで無料)
  ・通話料:21円/30秒(無料通話分で大体まかなえる)
  ・通信料:パケ・ホーダイダブル上限額5,985円

  ⇒合計7,595円
   ※Xperiaでiモードメールを見ようと思うと、
    iモード.net(月額210円)を契約した方が便利。

(1-2)ケータイとXperia2台持ち(電話番号も2つ、通話とメールはケータイ)
  【番号A】通常のケータイ⇒1,095円
   ・基本料金:タイプシンプルバリュー 780円(無料通話なし)
   ・インターネット接続:iモード 315円
   ・通話料:21円/30秒(番号Bno無料通話分で大体まかなえる)
   ・通信料:0円(メール使いホーダイでメールは0円)
  【番号B】Xperia⇒7,280円
   ・基本料金:タイプSSバリュー 980円(無料通話1,050円分含む)
   ・インターネット接続:moperaUライト 315円(4/30まで無料)
   ・通話料:21円/30秒(無料通話分で大体まかなえる)
   ・通信料:パケ・ホーダイダブル上限額5,985円

  ⇒合計 8,375円
   ※Xperiaでiモードメールを見ようと思うと、
    iモード.net(月額210円)を契約するのも良い。

(2)Xperia単体(ケータイから機種変更、auやSoftBankから移動)
  ・基本料金:タイプSSバリュー 980円(無料通話分1,050円含む)
  ・インターネット接続:moperaUライト 315円(4/30まで無料)
  ・通話料:21円/30秒(無料通話分で大体まかなえる)
  ・通信料:パケ・ホーダイダブル上限額5,985円
 
  ⇒合計 7,280円

筆者は(1-2)のパターンで、
スマートフォンからiモードメールを利用できる「iモード.net」も契約中。
当初は1台しか持たない時もあるかと思って「iモード.net」を契約したが、
だいたい2台とも持ち歩いているため、いらないかもしれない。
ただ、4月からは(1)のパターンにしたいので継続予定。

(1)にした場合、すでにHT-03Aで使っている番号の扱いは難しい。
解約するには、2年以内の解約になるのでファミ割MAXの解約金と、
スマートフォンを購入した際の端末購入サポートの解除料が必要になる。(※)
解約金が9,975円、解除料がHT-03A購入から9ヶ月目で20,160円で、
合計30,135円をドコモに支払わないといけない。
タイプシンプルバリュー780円で冬眠させるとすると、
解約金、解除料が要らなくなる(24ヶ月が経過する)来年8月までの費用が、
780円×残り16ヶ月分=12,480円。
解約せずに、来年まで冬眠していただくのが吉か。

 ※2010/4/24追記:料金改定を反映させたエントリーはこちら

(※)ドコモ 端末購入サポート

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