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好奇な鷲

日常の疑問や愚痴、独り言や、旅の思い出などを書いていきたいと思います。

五稜郭へ(3)

2011年07月04日 14時53分33秒 | 国内旅行
ホテルの部屋はこんな感じ。





函館リッチホテル五稜郭。
部屋は15平米ほどで、ダブルベッド。
バスルームは狭いが、バスタブはこのサイズにしては奥行きがあった。
以前は別な名前のホテルで、最近改装されて名前が変わったそう。

当日の函館は、風速15メートルと強風。
日中から縦軸回転窓がかなりの「笛鳴り」を起こしていた。
笛鳴りとは、窓のすき間から風が侵入してくるときに起きる音のこと。
わずかなすき間ほど、神経を逆なでするようなヒュ~~~という音がする。
大口あけては口笛が吹けないように、かすかなすき間ほど音が発生する。
寝ようかなと横になると、一段と気になる。
すき間を埋めるしかない。
窓を開けて、室内側に開く方の障子を確認し、閉めてからその部分にひたすらティッシュを詰める。


この程度詰めたところで、音が止んだ。(翌朝撮影)
おかげで静けさが戻ったのだが、しばらくして上階の部屋の宿泊者が戻ってきた様子。
音が気になったようで、何度も窓を開け閉めする音がうるさい。
開け閉めしたってこの音は消えないんですけどね・・・・。
ホテルなど宿泊時に、外の風が強くて笛鳴りのような現象に遭われた際は、とりあえず窓のすき間にティッシュを詰めてみましょう。
高級ホテルにご宿泊される方にはこんな心配は不要ですが・・・。

翌日、ホテルのチェックアウトが正午と遅いので、荷物を置いたまま再び五稜郭へ。
チェックインが早くて、チェックアウトが遅いのは客には嬉しいが、従業員さんは大変だろうな。


五稜郭タワーの前の「ラッキーピエロ」
食べなかったけど。

今日はタワーに鯉のぼり。


お父さんは鯉じゃなくてマグロ。





今日も暖かいとは言えないが、お花見宴会の場所取りが。

タワー2階にある、昨日は見ただけで震えたジェラードのお店。



今日は食べたぞ。
シングルでヘーゼルナッツだったかな・・・。
もう少し少なめで2種類がいいなあ。
この量でダブルは多すぎるから。

ホテルに戻り、荷物を持って函館駅へ。
津軽海峡線で新青森駅へ向かう。
次は弘前の満開の桜だ~~。





五稜郭へ(2)

2011年07月03日 12時33分43秒 | 国内旅行
外に出ると相変わらずの強風で寒いのなんの・・・。



復元された函館奉行所



古い建築物好きとしては、真新しい建物は物足りない。
が、それでも昔を偲ぶことは出来る。


復元されたのは下の部分になるそうな。

色々工夫を凝らした展示があっておもしろい。
世界にある五稜郭を紹介するコーナー

五稜郭サミットに参加した都市


ドイツだったかなあ・・・。


ここは行ったことがある人も多いだろう。
イタリア ローマのサンタンジェロ城。

以下、イタリア好きなのでイタリアの星型を写したのだけど、どこだったか・・・。



グーグルマップで見られるようになっているので、自宅のパソコンでも見られるのかな。


これは、左右にたくさんある顔写真がついたピンを、下の丸い位置に載せると、上の画面にその人の説明が出る。
いい男だけ、載せてみた・・・。


釘隠し。
身分の差で通される座敷の釘隠しも違うそうな。

結構遊んでから再び外へ。




かなりの強風で、地面に落ちてしまった蕾がそこここに。
咲けずに終わる花の姿は悲しい。


堀のそばは一段と寒く、ピンク色の蕾が震えてる。


先ほど登ったタワーが見える。


ぐるりと回って、タワーのそばに。
かなり身体が冷えた。
おそらく気温はヒトケタだろう。強風で体感温度も相当下がるし。
若い男女のグループが、根性で花見をしていた。
バーベキューコンロの火が横に流れるほどの強風で、肉は焼けたのかしらん?

タワー1階のお土産コーナーをうろつきながら暖まる。
札幌ドームを青く染める金子選手の応援に転用される「誠」の旗があった。
欲しかったけど、意外に大きい。このまま札幌へ戻るのならば良いが、逆方向へ帰るので荷物になるなあ・・・。
小さい「誠」タオルハンカチを買った。
これを頭に載せて応援しようかな・・・。

夕暮れになり、提灯にあかりが。


身体の芯まで冷えた感じ。
タワーを出ると、正面にある函館塩ラーメン発祥の地といわれる「あじさい」本店。
この寒さを癒してくれるのはラーメンかな。

ぎらぎらのラーメンは苦手だが、あっさり系なので食べられた。
お店の感じはいかにも観光客相手という印象。

食べ終えて、少し歩くともうひとつのB級グルメ、焼き鳥のハセガワストア五稜郭店がある。
有名だけど初めて来た。


ただのコンビニみたいだけど、お店で焼き鳥を焼いている。
手作りお弁当も豊富。
北海道の焼き鳥には「豚肉」も使われる。ヤキトリって総称されるけど・・・。
ここは豚肉のみ。おいしそうだったので買ってみた。


安くてびっくり。
上から精肉84円、野菜串63円、アスパラ串84円。
おいしゅうございました。

ホテル前から夜の函館山へのバスがあったようだが、おそらく今の気温は7度位。
ほとんど冬だけど、こちらの服装はすでに薄着で春。
夜景どころではないなーと断念。
おとなしく部屋へ。



五稜郭へ(1)

2011年07月02日 15時17分34秒 | 国内旅行
いまさら桜の話題では思いっきり季節はずれだが、私の記憶のために5月の五稜郭の旅の記事を。

5月初め、桜前線の予報ではその日は函館の桜が満開のはずだったのだが・・・。
雨の札幌を後に道南へ。
五稜郭駅で降車すると、時折晴れ間も見えて一安心したのだが、ものすごい強風で寒い。
タクシーでホテルへ向かう。
五稜郭タワーに一番近いこのホテルは、チェックイン時刻が午後1時からと早い。
1時少し前だったが、おかげでそのまま部屋に入れた。
荷物を置いて張り切って外へ出たが、あまりの強風に長いスカートが舞い上がる。
ババアのモンロー状態では社会に迷惑なので、ホテルに戻ってパンツに着替えて再登場。
かなり寒い。五稜郭タワーに逃げ込む。

五稜郭は、中学校の修学旅行で来て以来。函館には何度も遊びに来ているのだが、五稜郭は来ていなかった。
新しい五稜郭タワーは初めて入った。


土方歳三氏の銅像が。


タワーのそばの桜がかろうじて咲いていた。


負けるなじゃなくて、「負げるな」になるんですね。

2時近かったが、まだお昼を食べていなかった。
タワーの目の前には、函館のB級グルメの「あじさいラーメン」とハンバーガーの「ラッキーピエロ」があるが、どちらも店外まで行列が延びてる。
タワー内に和食の店や、五島軒のカレーなどの店があった。
和食のお店「旬花」を覗くと満席だったが、感じの良い店員さんが「そろそろ空くと思います」とのことで、待っていたらすぐに案内された。


本日のランチ 食後にコーヒー付で1500円。


お刺身は、ホッケ。
ホッケを生で食べたのは初めてかな。相当鮮度が良くて、寄生虫などの心配が無ければ無理だから。
温かいものはちゃんと出来立てで、このお値段にしてはおいしゅうございました。このお店は、函館駅に松花堂風駅弁を出しているが、それもなかなかおいしそうだった。
薄味派にはどうしても味が濃く感じるが、駅弁とあればある程度は仕方あるまい。
お店もきれいで、それぞれのテーブル席が仕切りで区切られて引き戸で囲われるちょっとした個室風。
かなり混雑したであろう昼食時のピーク後でも、応対が丁寧で良かった。
地方だと、迷惑そうにさっさと仕事を終えたがる人を見かけることが多いので。

展望室に昇るエレベーターへ。
以前のタワーは低くて、星型の五稜郭の全景が見えなかったが、新しいタワーからは全景が見えるというので楽しみにしていた。
エレベーター内は新撰組のトレードマーク「誠」の青い文字が大きく薄く書かれていた。


これは模型。


これが本物の景色。
薄茶色にほわほわと見えるのが皆桜の木。
これが満開になると、ピンク色に染まる風景になるんだなあ・・・。残念。


足元に、先ほど見えたかろうじて咲いている桜。


タワーの展望室の窓。
高所恐怖症の方には怖いかも。
つい昔の仕事の癖でしげしげと眺めてしまう・・・。
悲しい職業病の名残。


反対側の景色。函館市街が広がる。
中央に浮かぶのは函館山。左端の段になっているところが立待岬。
天気がよければその左に津軽半島も見えるらしい。

展望室をあとに、極寒の五稜郭の庭園を歩くことにしてエレベーターへ。
耳がキ~~~ンとなりそうな速度で地上に。
エレベーターで一緒だった学生さんらしきカップルの女性が、「ねえ、今、エレベーターに[誠]って書いてあったけど、日ハムの金子誠のこと?」
お連れの男性が、あきれたように「はあ?ちがうよ~~」
金子選手好きとしては嬉しいけど・・・・歴史のお勉強、しましょうねー。


海外のトイレの入り口には、小銭を集めるトイレ番人がおられるが、ここは鮭をくわえたヒグマ。

*土方氏の名前訂正。近藤勇とまじってしまいました・・・。
歴史のお勉強します、はい。



函館のタクシー

2011年05月20日 21時11分55秒 | 国内旅行
五稜郭での観桜の旅は、写真を取り込んでいないのでまだ書けないが、函館で乗車したタクシーのお話を。

北海道の観光地といえば、函館と小樽だろう。
小樽のタクシーはあまり評判が良くない。
特に駅前で客待ちしているタクシーは、なるべく乗らないようにしている。
わざわざ駅から前の国道へ出て拾うことが多い。
小樽のタクシー全部が感じ悪いわけではないから、流しのタクシーを捜す。

そんなわけで駅前の客待ちタクシーは好きじゃなかったが、先日の函館へ行った際、五稜郭駅で下車してその客待ちタクシーを利用した。
予想に反して(?)感じの良い運転手だった。
小さめのキャリーバックだったが、すぐに下車してトランクへ収納してくれた。
この行為は札幌のタクシーではほとんどしてくれない。
東京では、要求してから面倒くさそうに降りて対応したような。
京都では以前に書いたが、さっと下車して笑顔で対応してくれて、さすが観光地と感心したもの。
で、ホテルの名前が変わっていたためにちょっと困惑していたが、すぐに無線で会社に確認を取り、「いや~~、勉強不足だったねー。そのホテルなら何度も行ってたわ~。すみませんねー。」(函館弁らしく読んでください)
札幌でも最近よくあるが、経営者が変わってホテルの名前が知らぬ間に変わっている。
観光客は、タクシーの運転手ならホテルの名前は当然知っているだろうと思い込んでいるから、結構困るらしい。
ナビも古ければ何の役にも立たないし、東京、大阪ならば詳しかろうか、地方となると最新版をダウンロードしたはずなのに、道無き草原をドライブしてたり、お店が違ったりなんてことはよくある。
五稜郭そばのホテルだったが、中間のような位置なので函館駅からとどちらが近いかと尋ねたら、五稜郭駅からのほうが百何十円近いですと。帰りに逆パターンで乗車したら、確かにその料金分高かった。

ホテルに一泊して、函館駅へと乗車したタクシー。
ちょうどお客さんを降ろしたタクシーに、「良いですか?」と尋ねると「いや~~嬉しい。こんなにすぐに次のお客さんに乗車してもらえて」
車中、他の桜の名所などの会話のあと、先日の震災の話になった。
函館市内も津波があったと聞いてはいたが、映像などで見ることがなかったので、被害の実態はわからなかった。
函館市は、南に函館山がぽこっとあるが、その手前の市街地は東西を海に挟まれた低地にある。津軽海峡に浮かぶ函館山の細い付け根の函館駅あたりは1キロ程度の幅しかない。

で、震災の時、運転手さんは市内を運転中。
函館は風が強いので、やけに今日は風が強いなあと揺られながら運転していたが、ふと見ると電信柱がゆがみ、周辺のビルから多くの人が路上に出てきているのが見え、地震だと気付いたそう。
するとまもなく本社から無線が入り、津波が来るから、実車中の車はすぐ高台にお客さんを連れて行くように、空車はすぐに低地にある観光地へ行き、その周辺にいる観光客に声をかけて乗車させ、高台へ避難させるようにと指示がきたという。もちろん無料で。
彼もすぐ低地にある観光地の金森倉庫や明治館周辺へ。
予想通り、何も知らない多くの観光客がのんびりと楽しんでいたそうな。
「津波が来るから乗りなさい!!」と声をかけても、怪訝な顔をする人もいたそうな。
疑り深い私なんかなら、「キャッチタクシー??」と勘違いしそう。もし言葉がわからない海外だったら、親切もわからずに拒否しちゃいそうだな・・・。
定員いっぱいに乗せて高台への往復を何度かして、まもなく津波が襲ってきたそう。
函館駅周辺に60センチ位の津波が押し寄せ、函館駅周辺の駐車場に停められた車が水浸しになっていったという。
「JRの社員さんの車も多いから、可哀そうだったねー。緊急事態での勤務中だから、持ち場を離れられないわけで、愛車の心配どころじゃないから」
まだまだ会話が弾みそうだったが、函館駅に到着。

2台しか乗車していないが、感じの良い運転手さんに遭遇するとその観光地の印象がとても良くなる。お二人とも、自分の街への愛情が感じられた。
自分の街が好きだから、そこを訪れた観光客に気持ちよく旅して欲しいと思うのだろうな、きっと。
そして、津波に慣れているとはいえ、すぐに観光客の心配をしてくれるタクシー会社も良いなあと。
業界では当たり前なのかもしれないけど。





白くまの赤ちゃん

2011年05月01日 19時44分23秒 | 国内旅行
震災のニュースが日本中を重く覆っていた3月に、ベルリン動物園のアイドルだった人工保育で育った白くまのクヌートちゃんが急死した。
いじめかとも言われたが、ウィルスだかに脳や脊髄をやられていたとか。

そんな悲しいニュースの後、4月から一般公開された可愛い白くまの赤ちゃんが札幌の円山動物園に居る。
母親は子育て上手のララ。生まれたのは昨年12月。
以前に雌雄判別を間違えて、メスなのに「ツヨシ」と名づけてしまった経験から、まだ赤ちゃんの性別は不明だそう。
短期帰札しているので、早速会いに行ってきた。


ちょうど授乳中。


あら、飲みにくくないですか??


ドアをカリカリ。


「このドア、開かないの?」とママに聞く。


さ、広いところで遊びましょ。


「うちの子って、な~~んて可愛いのかしら」目を細めるママ。


ガリガリ・・・おいしくないなあ・・・。

ぬいぐるみみたいな可愛い姿を見られるのは、あとどのくらいかな?
GW後も、お暇な方はぜひ札幌円山動物園にいらしてくださいませ。
そのほうが混雑していなくて、ゆっくり楽しめますよ。









離札

2010年11月24日 18時03分50秒 | 国内旅行
ようやく夫の居住地へと帰る。今回も列車の旅。
当初の予定では南下する紅葉前線を追って車窓風景を楽しむはずつもりだったが、想定外の長い滞在となったため、すでに紅葉は茶褐色の枯葉となってしまった。
それでも移り行く車窓風景は、旅気分にさせてくれる。

札幌発函館行きの特急は、結構混雑していた。
といっても、二人用の座席を独り占めできる程度の余裕はある。
が、東室蘭で車両はガラガラに。
そういえば、帰札時も東室蘭から混雑したっけなあ。



今日のお昼は長万部駅から積み込まれる蟹めし弁当と決めていた。
以前、夫と帰札時に注文したことがあった。
期待していなかったのだが、注文数だけ作って駅に届けられる蟹めし弁当は、暖かい御飯で予想外においしかったから。
でも、車内誌を見ていたら11月末までの限定販売で、北海道鉄道130周年記念弁当SLランチBOXというのが掲載されていた。SLを模した可愛いパッケージで、880円で札幌駅の改札口外と駅構内などでの販売だったそうな。「限定」に弱い私、残念。

蟹めし弁当は、長万部駅到着1時間前までに注文しろとパンフに書いてあるが、車両が混んでいたせいで、なかなか車内販売のワゴンが回ってこない。
自由席は、6両、7両車と後ろの方。
停車駅が近いと、通路にいては邪魔になるので連結部で待機となるからだろう。
長万部駅到着時刻の40分前にようやくワゴンが登場。
よかった~~。

で、長万部駅に届いた蟹めし弁当1050円。




缶詰のみかんがレトロ・・。
副菜は貧弱だが、蟹肉はたっぷり。
でも、以前に食べたときより冷めてる。
お弁当は指定席1両目から配られる。
支払いとともに配られるから、注文数によっては結構手間がかかるのだろう。
その間に途中の連結部に置かれたままのお弁当は冷える。
そうかあ・・・、蟹めし弁当をおいしく食べるには指定席1両目にしなきゃだめかあ・・・。と、いやしく考えながら、完食。


駒ヶ岳が車窓に。


大沼公園。


函館で列車を乗り換える。
対岸は函館市街かな。


木古内あたりだったかなあ。津軽海峡の向こうに小さく下北半島。
マグロで有名な大間あたりかしらん?


津軽海峡線の座席のテーブル裏には、青函トンネルの説明がある。
初めて乗車したときは、わくわくした。
青函トンネル手前にもいくつもトンネルがあって、間違えて興奮していたこともあった。


電光掲示板に「次が青函トンネル」と表示が出る。


「青函トンネルに入りました」

海の下にいるんだなあ。
といっても、車窓にタイやヒラメが舞うわけではなく(当たり前ですが・・・)。
最深部では車窓に青いランプが見えるが、私の腕では写真に撮れるわけがない。
この前は竜飛海底駅に止まる列車だったが、今回は素通り。


窓の真ん中あたりに写っている横長の細い灯りは、海底トンネル内壁に取り付けられた照明。
海の底だから列車内の湿度が上昇したのか、途中蒸し暑さを感じた。
海の底を走る時間は25分間。


本州側に到着。

途中、停車中の貨物列車とすれ違う。

私の好きなヤマト運輸の宅配コンテナが居た。
ドライバーさんが感じよいのでいつもヤマトを使う。
引越し時も何度かお世話になっている。
私の居住地管轄だけかと思ったら、子育て中でお取り寄せが多い友人も「ヤマトのドライバーさんは親切で嬉しい」とのこと。
機械化が進んでも、やはり最後は人間同士の触れ合いですなあ。


列車は津軽平野を駆ける。
相変わらず空いた車両で座席を4人分占領しているせいか、疲れも感じない。
少しづつ、夫に近づいているなあと思うと嬉しいからかな。





旭山動物園へ(7)

2010年10月26日 23時31分47秒 | 国内旅行
ワシ・タカ舎奥にある動物慰霊碑で、小銭を入れてポンポンと手を合わせ、パンフレットの園内案内図を見ながら、まだ見ていない場所へ。

北海道産動物舎。

知恵の神様フクロウ。
フクロウ王国北海道には10種類のフクロウが居て、ここには9種類居るそうな。


エゾフクロウトリオ。ん?お顔はどっち??


シロフクロウ。見事に真っ白。
雪だるまみたい・・・。


ワシミミズク。


頭が赤く、白と黒の体をしたおしゃれなアカゲラが2羽。見えますか?

他にキタキツネ、エゾタヌキ、エゾリスなど。
冬期開園時は越冬舎に居るそうで、会えないそう。

爬虫類舎を見た後、チンパンジーの森へ。

ん・・・壁の模様は・・・何かなあ・・・・。


夏期開園中だけ見ることが出来るスカイブリッジ。
アクリルドームの中を歩くと、頭上にチンパンジーが居る。
手相が見えた。生命線、頭脳線、感情線とかね・・・。


ペタッと座られると、お尻のドアップも見られますが・・・。
こんなところは見なくてもいいような・・・。

反対側にはニホンザルだけのさる山。




どこの動物園にもあるさる山。人間社会の縮図のような・・・。
回廊の下ではガラス越しに間近で見ることが出来る。


「もう、帰っちゃうんですか~~」


「また来てくれますね??」
なんて言ってるわけないけれど・・・。

売店で動物園グッズを購入して時計を見るともう16時近い。
バス時刻を確認すると、最終バスは16時15分。
夏期の閉園時刻は17時15分なのだから、もう少し遅くてもよさそうなものだが・・・。
急いでバス乗り場へ。

一日で充分かなと思ったが、今回も廻れなかった場所が。
今春オープンしたという猛禽舎、エゾシカの森周辺、ペンギン館の中、ととりの村、動物資料展示館などなど。
開園の9時半とともに入場したら廻れるかもしれないかな。
でも、美術館のように静物を見るのではなく、動き回る姿や、愛くるしい表情や仕草はいつまでも見ていられるから、時間はいくらあっても足りないかも。

今日26日、札幌も旭川も初雪となった。
11月3日の冬期開園に備えて、寒さに弱い動物達のお引越しは間に合ったかな。










旭山動物園へ(6)

2010年10月26日 11時38分02秒 | 国内旅行
おばさん二人で子供牧場に。
 
ヤギを見ると「ハイジ」の世界。
でも、車のCMの「クララ~」「ペーター~」のイラストのハイジは可愛くないから嫌い。


他の観客から「アフラック!」と指差されていたアヒル。


年賀状素材にと期待したが、寂しげな表情のウサギちゃん。
うさぎは耳から体温を逃がすそうで、ペットショップで見かける耳が小さいタイプは高温が苦手とか。
この子はロップイヤーといわれるたれ耳ちゃんですね。
私のイメージのうさぎといえば、白くて眼が赤くてピンと立った長~~い耳かな。


モコモコと暖かそうな羊。
ごめんね・・・、ラムチョップが大好きで・・・。


じっとたたずむポニー。

子供牧場はなかなか「かほり」が強烈。
前世「犬」で、鼻が利く身には辛いものが・・・。
でもこれが生きてる証拠なわけで・・・。

ワシ・タカ舎へ。

仲良さそうなオオワシ。


そっぽを向いて離れているオオタカ。
何かありましたか???


手前に広がる白樺の林。
そろそろ日が傾き始める。














旭山動物園へ(5)

2010年10月25日 18時40分09秒 | 国内旅行
東門から降りて右に曲がると、くもざる・カピバラ館。



友人はカピバラが好きで、お土産にカピバラのマスコットを購入。
動物好き家族にも「かわいい!」と好評だとか。

総合動物舎へ。
旭山動物園の開園当初からあったのが、ここなのだそう。
エキノコックスで一時閉園を余儀なくされた頃の、辛い時代を知っている建物なのね。
ニュースを読んだ当時、そのまま廃園になるんじゃないかと思った。
地方の動物園なんて、関心もなかった。まさかわざわざJRで見に来るようになるとは・・・。


ダチョウかエミューのメス。オスは黒い羽。
体が小さいのがエミューだとか。


モモイロペリカン。
繁殖期になるときれいな桃色になるそうな。


勾配が付けられた見学通路にきりんのエサ台らしき場所がある。
おかげでキリンの顔が眼の高さになり、よく見ることが出来る。

下草を食べる姿も見せてくれたけど。


キリンのお隣さんはカバの「ゴン」。




ぞうさんはいないが、ゾウのオブジェはあちこちに。
隣のタコは水道の蛇口。

後ろに見える建物は、動物資料展示館。
次はこども牧場へ。



旭山動物園へ(4)

2010年10月24日 23時17分27秒 | 国内旅行
オランウータン館へ。

檻の中の親子が、澄み渡った秋空の空中回廊へ移動。





 




元気一杯の子供のそばで、母親は寒かったのか鼻に手をやり、ズルズルとすすっていた。
冬期間は暖かい室内だけの展示だそうな。

隣には、てながざる館。



鉄塔で遊ぶ姿が見られるが、見上げ続きで首が痛い・・・。

さる舎。

ブラッザグェノンが居るかな?


白と黒がおしゃれなアビシニアコロブス




寒さが苦手なワオキツネザル君は、柵に張り付いてキョロキョロと日光浴中。

まだチンパンジーの森とさる山があるが、その前におやつの時間。
シャトルバスで小高い丘の上にある東門へ。


入り口で手の甲に透明のスタンプを押される。
ここは外部の出入り口にもなっているので、再入場希望者は印を付けられる。
ジェル状で乾くまでは洋服などに付着しそうで嫌だった。
再入場時は、特殊なライトを当てるとなにやら動物のマークが青く光っていた。
ふき取りなどの対応はないので、皮膚にはそのまま残っているのだろう。
日光などに当たってシミにならないか、心配なんですけど・・・・。

ここには売店とレストランなどがある。


おやつはとうもろこし味のソフト。

撮影前に3分の一食べた・・・。
とうもろこしの甘味が感じられる。
ここに限らず北海道のソフトクリームは「どうだ~~~!!!」と言いたげに乳脂肪分が高い。酪農王国自慢は良いけれど、おばさんにはくどい・・・。


東門からは、山々の稜線が見え旭川市街が見渡せる。
帰りはタラタラと階段を降りる。
途中に小型猛禽類やリス舎があったようだが、素通り・・・。

面積的には半分強をまわったことになる。
アップダウンや階段が多いので、運動不足の身にはキツイ・・・。