プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

山崎武昭・井上健仁・岩切正男・阿佐美勝義・舟渡光政

2016-05-26 19:48:29 | 日記
1963年

東映は十五日午後二時十分から東京・銀座西の本社八階特別会議室で法大・山崎武昭投手(22)=1㍍77、74㌔、左投げ左打ち、横浜高・井上健仁投手(18)=1㍍74、73㌔、右投げ右打ち、岩切正男投手(19)=1㍍84、80㌔、右投げ右打ち、足利工・阿佐美勝義(18)=1㍍76、70㌔、左投げ左打ち、鳴尾高・舟渡光政(18)=1㍍79、79㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。山崎は二年からマウンドにあがり法大三回の優勝に貢献。今秋のリーグ戦では10試合に登板して5勝2敗。前半は不調だったが、後半は見事立ち直り、対立大戦でみせた胸のすく快投は法大の優勝を呼び寄せた第一の立て役者だ。左腕からくり出す速球、シュートは右の石岡(明大)と並んで本格派投手として定評があった。山崎投手は「プロの世界は全然わからないが、じっくり研究したい」と顔を紅潮させていた。また甲子園のヒーロー井上投手も国体に出場、準決勝で下関商に敗れはしたが、ハワイ選抜チームにも選ばれている。四番を打っただけあって本人も「投げるよりも打つ方が好きです」と素直にこたえて水原監督、石原代表を苦笑させた。岩切は中野の実践商から駒大を中退。立正佼成会にはいりエースとして活躍、産別大会にも出場している。阿佐美は足利工で長距離打者として鳴らした。通算打率は・360。本人も「このうちホームランは10本くらい打ちました」と自身満々だった。舟渡は鳴尾高校の四番打者、俊足とリストのきいたバッターで通算打率・425と高打率をマークしている。

山崎投手の話 東映を選んだ理由は、東映が一番熱心に私を誘ってくれたからです。プロの選手になった以上は人一倍のピッチングを研究して一日も早く第一線で働きたいと思っております。いままでは直球には自信がありましたが、これからは変化球ももっと研究したいと思います。僕は投げれば投げるほど調子が出る型だから期待を裏切らないようがんばります。

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