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映画「万引き家族」

2018-07-01 | 映画・ドラマ・小説

今日はファーストデーだったので、映画を観に行きました。
カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞したと聞けば、もう観に行くしかないでしょう。

■映画「万引き家族」 予告

親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の実際にあった事件をもとに、
是枝が家族や社会について構想10年近くをかけて考え作り上げた。

第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得した。
日本人監督作品としては、1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来21年ぶり。







是枝監督の作品は、以前「そして父になる」を観ました。
この映画も、子供の取り違えから起こった「血縁のない家族」から「家族」の在り方について
考えさせられましたが、今回の「万引き家族」もそれぞれに事情を抱えた他人同士が
「家族」として一緒に暮らし、本当の家族以上に「平凡で小さな幸せ」を感じます。

この映画の出演者ひとりひとりの演技が心を揺さぶりました。
1本の映画の中に「孤独な老人」、「家庭内虐待」、「低所得層の生活」、「核家族」など
世の中の問題が織り込まれていて、一見の価値がある映画でした。

Web記事にこんなことが書いてありました。
「映画は時に、世界中に向けてそれぞれの国が抱える現実を発信する役割を果たす。
そしてそれが世界中が注目する映画祭で最高賞を獲ればなおさら、
世界にその実情が知れ渡るということだ。」


「経済大国のひとつ、日本という国のしかも首都・東京で起こる“実情”を、
日本人が包み隠さずに映し出したことに大きな衝撃と意義があるということだ。
自国の歴史や抱えつづける様々な問題。
それらを客観的に見つめることを、なぜかこの国はいまだに避け続けている中で、
この誇り高い内部告発が為された事実を見逃してはならない。」


■STORY
東京の下町に暮らす、日雇い仕事の父・柴田治とクリーニング店で働く治の妻信代、
息子・祥太、風俗店で働く信代の妹・亜紀、そして家主である祖母・初枝の5人家族。
家族の収入源は初枝の年金と、治と祥太が親子で手がける「万引き」。
5人は社会の底辺で暮らしながらも笑顔が絶えなかった。




冬のある日、近所の団地の廊下にひとりの幼い女の子が震えているのを見つけ、
見かねた治が連れて帰る。
体中に傷跡のある彼女「ゆり」の境遇を慮り、「ゆり」は柴田家の6人目の家族となった。





しかし、柴田家にある事件が起こり、家族はバラバラに引き裂かれ、
それぞれの秘密と願いが次々に明らかになっていく。


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