■韓国映画「楽園の夜」 予告
2021年の韓国映画
復讐のためマフィアのボスを殺した男が、逃亡先で病に侵された女と出会い
つかの間の平穏な時間を過ごす姿を描くノワール映画。
『新しき世界』『The Witch/魔女』『V.I.P. 修羅の獣たち』のヒットメーカー
パク・フンジョンが再び放つ、衝撃のハードアクション!
「インファナル・アフェア」シリーズを思わせるヤクザ組織への潜入捜査を描いたこの作品は、
第77回ベネチア国際映画祭のノン・コンペティション部門に韓国映画としては唯一公式出品され、
アルベルト・パルベラ執行委員長に「ここ数年間の韓国映画界の中で最も優れたギャング映画の1つである」
という絶賛を受けた。
ハリウッドでのリメイクも決定するなど成績と評価を両立している。
『密偵』『安市城 グレートバトル』などのオム・テグが主人公を演じ、
『シークレット・ジョブ』「ヴィンチェンツォ」などのチョン・ヨビン、
『ハイヒールの男』などのチャ・スンウォンのほか、「犬とオオカミの時間」のイ・ギヨン、
「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん」のパク・ホサンらが共演。
(Webより抜粋)
■韓国映画「楽園の夜」
「コインロッカーの女」に続いてオム・テグさんの映画を観ました。
ハスキーなしゃがれ声が魅力的で、どの映画でもちらりと出演しているだけでも
印象に残っていたので、とうとう主演を演じたのだな~っと思ってしまいました。
チャ・スンウォンさんは「毒戦 BELIEVER」に続いて鑑賞したノワール作品でしたが、
三食ごはんで観たとても優しい兄貴肌のチャ・スンウォンさんが好きなので
ノワール作品となると、当たり前ですが本当に全くの別人です。
演技と言えども、いつも凄いなと思ってしまいます。
チョン・ヨビンさんは「恋愛体質 30歳になれば大丈夫」でも心を病んだキャラクターでしたが、
何だか投げやりな演技となると上手いな!と思ってしまいます。
テグと二人、口は悪いけれど行く当てのない虚無感にとらわれた二人が
ほんのつかの間に見せた笑顔が印象的でしたが、最期のシーンは強烈でした。
■STORY
裏社会に生きるテグ(オム・テグ)は、入院生活を送り、余命宣告を受けた姉と
その娘で姪のジオンの前ではデレデレと優しい笑顔。
しかし、姉が退院した日、主治医に話を聞くためテグだけが病院に残り、
先に自宅へ帰した姉とジオンが事故に遭い2人は亡くなってしまう。
ボスのヤン社長から、その事故は敵対組織プクソン派のト会長の仕業だと知らされ、
自分の命ではなく、家族の命を奪われたテグは放心状態となり、
ト会長をサウナへ呼び出し、めった刺しにして復讐を果たす。
大切な者たちを殺された挙句、追われる身となったテグだったが、
ヤン会長(パク・ホサン)は、テグを知り合いのいる済州島へ逃がし、
その後ロシアへ渡るように手配する。
済州島へ到着したテグは、「叔父の代わりに迎えに来た」とぶっきらぼうに言う女性
ジェヨン(チョン・ヨビン)と出会う。
年下なのにタメ口で話してくるジェヨンに不快感を覚えるテグだったが、
どこか影のある心に傷を抱えたチェヨンが気になっていく・・・。
一筋縄ではいかないチェヨンだったが、二人は次第に心を通い始めるが、
それはあまりに短すぎる平穏で・・・。
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