韓国映画「白夜行～白い闇の中を歩く」

■韓国映画「白夜行～白い闇の中を歩く」　予告

2009年の韓国映画
堀北真希×高良健吾主演で映画化された、東野圭吾の人気同名原作「白夜行」。
2006年のドラマ化では綾瀬はるかと山田孝之が主演を演じ大きな話題になった。
その韓国版！
東野は「韓国映画のレベルの高さに驚き、感激しました。まさしく『白夜行』でした。
ストーリーは大胆に簡略化されていましたが、私が是非描いてほしいと思っていた世界が、
実に見事に、さらには忠実に映像化されていました」と絶賛のコメントをした。



美貌で人を惑わし、破滅へと導く究極の悪女に成長する容疑者の娘を演じるのは、
『私の頭の中の消しゴム』『39歳』のソン・イェジン。



闇を抱え、謎に包まれた被害者の息子には、『クリスマスに雪は降るの』で人気の実力派俳優コ・ス。
愚直に、そして着実に真相に迫る刑事には、『ベルリンファイル』『パパロッティ』のハン・ソッキュ。
韓国を代表する豪華キャストを迎え、斬新な解釈ながらも、原作の世界観を見事に再現、
誰も見たことのない唯一無二の『白夜行』になっている。
（Webより抜粋）

 

 

■韓国映画「白夜行～白い闇の中を歩く」

コメントで情報を頂いたので観たところ、「スノードロップ」など多くの作品で
観ることが多いパク・ソンウンさんも出演していたり、キャストの豪華さに驚きました。
ソン・イェジンさんは今では韓国のトップ女優として知られていますが、
冒頭からいきなり濡れ場のシーンでビックリしました。
「荊棘（ばら）の秘密」など初期の作品は、驚くようなキャラクターを演じていることが多く
女優としての演技力にも感心してしまいました。

「ミッシング～彼らがいた」に続いて鑑賞したヨハン役のコ・スさんが
ミホをずっと陰で見守っている姿は可哀そうで、
二人が抱える過去の出来事が衝撃的なストーリーでした。
さすがに東野圭吾さんの小説をベースにした作品らしい感じでした。

また、名優ハン・ソッキュさんも二人を追う姿がこれまた良かったです。
渋い刑事役を演じると、魅力が増すような気がします。
とても古い映画ですが、教えていただいて観て良かったです。

■STORY

刑務所から出所したばかりの男が、何者かに残忍に殺害された。
14年前に発生した難解な事件と関連があると感じ取った捜査チームは、
当時の事件を担当していたハン・ドンス刑事（ハン・ソッキュ）を訪ねる。
ドンスは、当時14年前の事件の捜査中、自分の息子を事故死させてしまいふさぎ込んでいた。



しかし、その事件に、被害者の息子キム・ヨハン（コ・ス）が絡んでいると推測し
捜査に関わる事になったドンス。
一方、財閥総帥チャ・スンジョ（パク・ソンウン）の秘書室長イ・シヨン（イ・ミンジョン）は、
彼のフィアンセであるユ・ミホ（ソン・イェジン）の身辺調査をしていた。



その中で、ミホの過去の痕跡を知り、さらに彼女のそばで影のように付きまとう存在を知る。
シヨンとドンス、お互いターゲットが違う中、彼らは2人の過去に関する衝撃的な事実を知る…。

ミホの母親は、14年前の事件で自殺した殺人容疑者で、ヨハンの父親はその被害者だった。
ミホは名前を変えて新たな人生を歩んでいるが、ヨハンは今も闇の中に生きている。
それは、あたかも光と影のよう。



過酷な運命を背負うヨハンとミホ。
女でいる事を上手く利用しのし上っていくミホと、ミホを誰よりも愛し、
守っていこうと決意する影の男ヨハン。
果たして14年前の真実とは何なのか、そして二人の運命はー？