■韓国史劇「階伯(ケベク)」
2017年もあと明日31日を残すところとなりました。
今年もたくさんの韓国ドラマ・史劇・映画を観てきましたが、
いよいよ、ず~っと前から観たいと思っていた「階伯(ケベク)」を観ました。
私にとって、今年の見納めにはピッタリのドラマでした。
元々、史劇が好きで韓国ドラマを観始めましたが、
今までに知らなかった偉人や韓国の歴史を知ることが楽しくて、楽しくて・・・。
イ・ソジンさんの史劇は「イ・サン」、「チェオクの剣」を観ましたが、
どちらもとてもよいドラマでした。
この「階伯(ケベク)」も期待通りの面白さでした。
前半のケベク役のイ・ヒョヌさんとケベクの父ムジン父子のストーリーも良かったです。
16話でケベク、ウィジャ皇子、ソンチュン、フンムが兄弟の契りを交わし
民が安心して暮らせる国を作ることを誓い合うシーンは良かったです。
奇策と決断力と人徳で民衆の心を掴んで幾多の戦に勝利していく階伯(ケベク)のシーンは
どれも良かったです。
けれども、民衆の英雄となった階伯(ケベク)をウジャが次第に疎ましく思い、
独裁政治に向かってしまう皮肉さと、ケベクを支える周りの人たちのストーリーもとても良かったです。
将軍姿のイ・ソジンさんがとてもカッコ良かったです。
初恋のウンゴとは次第に意が異なってしまいますが、ケベクをずっと慕っていたチョヨンが
良妻賢母となってケベクを支えていく姿にはジンとしました。
古代史劇の登場人物が多数出てきて、「朱蒙」「善徳女王」「剣と花」を観ておいて良かったです。
■韓国史劇「階伯(ケベク)」予告
朱蒙(チュモン)スタッフによる「善徳女王」と「薯童謠(ソドンヨ)」の次時代を描いた歴史超大作!
2009年 空前の連続高視聴率を叩き出し、この年の話題をさらった「善徳女王」
この作品で共同演出を担当したキム・グンホンが満を持して送り出したのが本作だ。
「善徳女王」では新羅側から描かれた時代を、今度はその敵国、百済から描き直している。
キム・ユシン率いる新羅軍5万の兵の前に倒れた百済5千の決死隊
それを指揮したケベクの名は「善徳女王」にも登場。
新羅の大将軍キム・ユシンも彼を名将軍として称賛している。
脚本には「朱蒙〔チュモン〕」「チェオクの剣」のチョン・ヒョンス。
勝者ばかりが注目される歴史のなかで、滅びはしたものの700年近くも存続し、
高度な文化を育んだ百済という国の発展と衰退の記録がここに繰り広げられる!
■STORY
660年、ケベク率いる百済5千の決死隊は黄山伐(ファンサンボル)でキム・ユシン率いる5万の新羅軍と対峙していた…。
時は612年に遡る。
サテク妃の陰謀によって新羅から来たソンファ王妃は死に追いやられ、
護衛将軍ムジンも宮殿を追われる。
※サテク王妃は「善徳女王」のミシルを彷彿させます。
それから14年、ムジンは息子ケベクと庶民として暮らしていた。
酒場で働くケベクは清楚な少女ウンゴに思いを寄せていた。
酒場でソンファ妃の息子ウィジャと知り合ったケベクは、それがもとで父ムジンの正体を知る。
ところがサテク妃の執拗な陰謀は止まらず、ウィジャを守るため、
ムジンはウィジャの刀で命を落すことを選ぶ。
この混乱の中で新羅軍に捕えられたケベクは奴隷兵士として成長するが、
その胸にはウィジャへの恨みとウンゴへの淡い思いだけがくすぶり続けていた。
そんな中、百済軍との戦いが勃発。
ケベクはウィジャへの恨みを晴らすため百済軍陣地に乗り込むが、そこでウンゴと再会する。
ウンゴからムジンの死の真相を聞かされたケベクは祖国百済に戻る決心をする…。
■階伯(ケベク)
階伯(ケベク)は、百済末期の将軍である。
660年に新羅・唐(唐・新羅の同盟)の連合軍が侵略してきたときに、
13万の唐の水軍と新羅の金庾信(キム・ユシン)率いる5万の大軍が、
水陸併行で百済に侵略した。
階伯(ケベク)は5000人の軍を率いて戦い、論山・ 黄山伐で5万人の新羅軍を迎え討ち、
4回の戦闘を行った結果、壮烈に戦死した。このときに妻子を殺した。
対戦にあたり、越王句践が5000の兵で呉の70万の大軍を破った故事に触れ、
兵士らに敢闘奮戦するよう督励した。
百済軍は3か所に分かれて布陣し、4度闘い4度勝利した。
金欽純の息子の盤屈は戦死し、金品日の息子金官昌は捕虜となった。
階伯は官昌は幼いことを理由に送り返したが、再び攻め込んできたためにこれを討ち取った。
未成年の幼い戦士さえ国のために命をかけて戦う新羅の国運に感じ入って、
階伯将軍は百済の敗北を観念したという。
実際に官昌の戦死によって新羅軍の士気がにわかに上がり、階伯将軍は戦死し、
百済軍は全滅した。
朝鮮時代の儒学者たちから「すでに滅亡の兆候が明らかになった祖国を最後まで守ろうと
自らの命を擲った忠義の英雄」という評価が主流となった。
朝鮮の儒学者たちは、百済末の宰相だった成忠(ソンチュン)や興首(フンス)とともに
階伯を百済末期の三忠臣の一人に列挙し、百済の歴史を取り上げるとき、百済滅亡の
部分では必ず階伯に言及するようになった。
興首(フンス)、成忠(ソンチュン)とともに百済の三忠臣と呼ばれ、
自分の命まで捨てながら滅びゆく国への忠誠を最後まで守った忠臣として知られている。
■ケベクの家族の最後
「死ぬな、生きて帰れ!」と兵士らに呼びかけるケベク。
だがその実、彼は戦いの前に自らの手で家族を皆殺しにしたと伝えられている。
戦略を巡っていつまでも決断しないウィジャ王に痺れを切らしたケベクが
負け戦になると判断、家に帰って妻と子どもを手に掛けたという。
自分の死後、家族が辱めを受けることを案じたため、といわれているが、
真実かどうかについては今でも議論が続いている。
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ケベク テレビで、昨日最終回でした。
ケベク観たいなと思ってたので始まって『やった~~』だったのだけど
大人ウンゴと、ウィジャについていけず脱落。
家族は観てたので、ちょこちょこ ながら見はしてました。
ウィジャがケベクを信じ切れない葛藤は見応えありました。
ケベクが復帰してからは信頼関係を築かれてよかったです。
チョヨンがいくらケベクを好きでも まさか結婚するとは。
子どもと共に悲しいことになりましたが
ラストはケベクを微笑ませて 泣泣涙涙でした。
気になるのはムンヨンの行方。
ムジンに会わなければ平凡に生きたかもしれないのに…。
ケベクの兄を想う気持ち 母の『恨まないで』を心に刻んで幸せになっててほしい。
イ・ソジンさんはかっこいいですね。戦闘シーンくぎ付けでした。お顔のつくりがしっかりとしてて 上品な方なんだろなと想像してます。 声良いし。えくぼ、かわいい。
イサンは素晴らしかったのでまた観てみたいです!
彼はロイヤルファミリー出身の俳優で有名ですよね!
生まれも育ちも良い方なので、演技にも滲み出ている感じです。
「イ・サン」はハン・ジミンさんとの共演もいいですよ~!!
イ・ソジンさんの作品はどれも名作ですが、「チェオクの剣」は泣けます。
16話なので史劇の割には見易いです。
最近のものでは、「結婚契約」がとても良かったです。
史劇は話数が多いので、イ・サンは70話を超えますが、とても良かったので最後まで気長に観ました。