■韓国映画「コインロッカーの女」 予告
2015年の韓国映画
コインロッカーに捨てられていた、裏社会に生きるヒロインの運命が、
ある男性と出会うことにより急展開していくさまを描写する。
疑似家族として生きてきた二人の女性が直面する過酷な宿命の行方はいかに。
カンヌ国際映画祭国際批評家週間招待作品
韓国2大映画祭の青龍映画賞主演女優賞・新人監督賞ノミネート&
大鐘映画祭主演女優賞・新人監督賞ノミネート等、各国の映画祭で大絶賛!
『サイコメトリー~残留思念~』の脚本を担当したハン・ジュニがメガホンを取る。
『メモリーズ 追憶の剣』「トッケビ~君がくれた愛しい日々」」などのキム・ゴウンと、
「10人の泥棒たち」『観相師-かんそうし-』などのキム・ヘスが
主演を務めた衝撃のサスペンスドラマ。
ほか「恋のスケッチ 応答せよ1988」「君を憶えてる」のパク・ボゴム、
「シカゴタイプライター」「D.P 脱走兵追跡官」のコ・ギョンピョ、
「安市城 グレートバトル」「赤と黒」のオム・テグ
「D.P. ー脱走兵追跡官ー」「アルハンブラ宮殿の思い出」のチョ・ヒョンチョルが共演。
(Webより抜粋)
■韓国映画「コインロッカーの女」
「ボーイフレンド」「SEOBOK/ソボク(徐福)」に続いてパク・ボゴムくんの作品を観ました。
パク・ボゴムくんがノワール作品に出演しているのでこの映画がずっと気になっていて、
以前から観たいと思っていました。
キム・ヘスさんは「グッバイ・シングル」に続いての鑑賞でしたが、
裏社会の女ボスで、誰もが一目置いている存在感がとにかくすごい威圧感!でした。
綺麗な顔も髪も、染みだらけの顔とボサボサゴワゴワ頭・・・。
今までに観たことのないヘスさんのキャラクターには驚きでした。
キム・ゴウンさんの映画「奴が嘲笑う」はお気に入りなのですが、
「トッケビ」でみせた可愛さも封印しての演技は「メモリーズ 追憶の剣」に類似していました。
産まれてすぐにコインロッカーに捨てられ、生きる喜びも楽しみもなかったイリョンの前に現れた
ソッキョンの話に、一瞬だけ同年代の若者たちの楽しい生活を幻想してしまう姿が切ないです。
母さん(キム・ヘス)との関係も絶対的でありながら、幼い頃に一緒に生き延びて
どこかお互いに情があるような気がして、疑似家族の悲しくて切ない映画でした。
■STORY
生まれて間もなく地下鉄のコインロッカー10番に置き去りにされた赤ちゃんは、
イリョンと命名される。
そして、仁川のチャイナタウンに君臨し、裏社会の人々には
“母さん”と呼ばれる女性(キム・ヘス)が彼女を養育する。
やがて大人になったイリョン(キム・ゴウン)は
母さんの経営する闇金融業を手伝うようになる。
ある日、”母”の右腕となったイリョンは債務者の男の家へと取り立てに向かうが、
男は外国へ飛んでおり、息子のソッキョン(パク・ボゴム)だけが家に残されていた。
純粋で気品のあるソッキョンに次第に惹かれていくイリョンだったが、
男から金を回収できないと判断した”母”はイリョンにソッキョンを殺し、
臓器を売るように命じる。
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