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韓国映画「鋼鉄の雨」

2020-12-24 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「鋼鉄の雨」 予告

2017年の韓国映画 監督は「弁護人」のヤン・ウソク監督。
クーデターによって瀕死の重傷を負った「一号」と共に南へと脱出した
北のエリート工作員(チョン・ウソン)が、核戦争の危機を回避すべく
南の大統領府外交安保首席(クァク・ドウォン)と協力する過程で
友情を育んででいく、ポリティカル・サスペンスでありバディ・ムービー。
※朝鮮では歴代、最高指導者のことを公式な隠語で「一号」と呼んできた。

時代背景や国際情勢が濃密に反映されつつも、アクション満載のエンターテインメントで、
エンディング・クレジットの映像はまるでマーベル映画。
現実的な部分と非現実的な部分のバランスが絶妙だ。
自省や主張を埋め込みつつ政治をエンタメ化する韓国映画の手腕には、
いつもながら脱帽する。
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「鋼鉄の雨」

映画「ザ・キング」に続いてチョン・ウソンさんの映画を観ました。
クァク・ドウォンさんとは「アシュラ」でも共演していましたが、
この映画では「同胞」と呼び合って、何とか戦争にならないように
友情が芽生えていくところが面白くもあり良かったです。
ソ・ジソブさんと共演したドラマ「ファントム」を思い出してしまいました。

北と南の人たちが交流する作品は、「コンフィデンシャル/共助」、
JSA」、「愛の不時着」、「キング Two Hearts」など
どれも北朝鮮のシーンが興味深く、同じ民族として協力するシーンは
分断された国家で生きる人たちの複雑さを感じます。

朝鮮戦争で国が北と南に分断され、中国、アメリカ、日本との関係も複雑で
政治的な背景が未来形で描かれていて、原爆投下したシーンは少し恐怖も感じました。
「核」を保有する北朝鮮の中で、それを使用するかしないかで軍と党で意見が対立し、
南では自国のことを他国が介入して思い通りにならない・・・。
この映画を観ていると、本当に国際関係の難しさを感じてしまいました。


映画の中で、チョルウを追う北の軍人役でチョ・ウジンさんが出演していましたが、
悪役っぷりがいいです。
シカゴタイプライター」、「トッケビ」のコメディから史劇「天命の城
リアル」、「インサイダーズ」、「麻薬王」でも印象深い役が多く、
出演作があると追いかけて観てしまいます。


■STORY

北朝鮮のエリート工作員のオム・チョルウ(チョン・ウソン)は、
上司から政権奪還を目論みクーデターを企てている軍人パクの暗殺を命ぜられる。
しかし、チョルウが待っていたターゲットは姿を現さず、
その時、空から無数のミサイル「スチール・レイン」が降り注ぎ、
クーデターが実行されてしまう。



クーデター発生直後、チョルウは致命傷を受けた北朝鮮1号と
それを助けようとする女子工員たちの姿を見つけ、車に乗せ現場から逃走。
クーデターに乗じて国境を越えて北朝鮮を脱出しようとする人々に紛れて、韓国に下る。



チョルウは2人の女子工員とともに、北の1号を助けようと産婦人科に運び入れるが、
頭に負った傷の処置のために大きな病院に移す必要があると言われ、
仕方なく知り合いの外科医に電話をし、北の1号を別の病院に運ぶ。



一方、外交安保首席クァク・チョルウ(クァク・トウォン)に
在韓のCIAエージェントから在韓米軍のミサイルを乗っ取った北朝鮮のクーデター班が
開城工業団地を襲撃して、北の1号が死んだという情報が入る。
その間、北朝鮮は全世界を相手に宣戦布告を、韓国は戒厳令を宣言する。

しかし、外交安保首席クァク・チョルウの元妻が勤務している病院に
北朝鮮の人間が身を隠していることに気付き、北の1号が生存していることを目の当たりにする。
一発触発の状態になった両国は、北の1号の生存こそクーデターを失敗に終わらせ、
戦争を起こさないための最後の切り札だった。



南と北、2人のチョルウは戦争を止めるという同じ目的のもとに、
クーデターを起こした首謀者のパクを追い詰めるため緊密な接近を試みるが・・・。


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