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韓国映画「ありふれた悪事」

2020-04-29 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「ありふれた悪事」 予告

2016年の韓国映画
その国で"普通の人"は正義に殺される。
モスクワ国際映画祭《主演男優賞&最優秀アジア映画賞》2冠達成!
歴史の暗闇に真正面から向き合い、国境を超えて高い評価を獲得した傑作サスペンス!

フィクションながら、韓国民主化直前、軍事独裁時代末期の暗い歴史を
真正面から描ききり、国内外で高い評価を獲得。
世界四大映画祭の一つとも言われるモスクワ国際映画祭で主演男優賞と
最優秀アジア映画賞の2冠受賞という快挙を達成した。
主演男優賞を受賞したのは『悪のクロニクル』などの名優ソン・ヒョンジュ。
また陰謀の黒幕となる国家安全企画部長を演じるのは『FUL 運命の36時間』
ボイス VOICE』など第一線で活躍を続ける人気俳優チャン・ヒョク。
他にも『操作された都市』のキム・サンホ、『国際市場で逢いましょう』のラ・ミラン、
アシュラ』のチョン・マンシクといった演技派の俳優陣が脇を固め、
物語に圧倒的な説得力を与えている。

普通の人が普通に生きられなかった時代、そこかしこにありふれていたであろう悪意と
悲劇が胸を締め付け、それに立ち向かおうとした人々の熱い思いが
涙を誘う傑作サスペンスが誕生した。
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「ありふれた悪事」
この映画は、前回観た「1987年、ある闘いの真実」と同時代のフィクションで
チャン・ヒョクさんがキム・ユンソクさんも演じた国家企画安全部長の悪役を演じています。
フィクションなのでストーリーは異なりますが、どちらの映画でも警察や検察にはびこる
賄賂や捏造脅迫、ひどい拷問シーンは観ていて心が痛みます。
どちらの映画を観ても、本当にひどい時代だったのだなと感じました。
映画のタイトルに「ありふれた」とあるように、当時の韓国ではこういった
上の力による捏造は「いつものこと」だったというところが恐ろしいです。
「1987年、ある闘いの真実」のほうが実話により近いため、良かったです。

以前観たカン・ハヌルさんの映画「善惡の刃」も拷問により自供させられた冤罪事件でした。
日本では民衆運動はあまり見られませんが、韓国ではこういった民衆運動で政治を変えてきた
歴史があるのでこういった作品が多く、どの作品を観ても興味深く感じてしまいました。


■STORY

少々荒っぽいが、正義感の強い平凡な刑事カン・ソンジン(ソン・ヒョンジュ)。
足の不自由な息子のことや、内職して家計を支えている妻のこと。
気がかりなことは山ほどあるし、楽しみといえば近所に住む大親友の記者
ジェジン(キム・サンホ)と酒を酌み交わす事くらい。
それでも日々幸せに暮らしていた。



しかしそんなある日、ソンジンは大統領直属の情報機関である
国家安全企画部の室長ギュナム(チャン・ヒョク)に呼び出され、
別件で逮捕した男が国民を恐怖に陥れている連続殺人事件の犯人であると告げられる。



極秘資料を提供され裏付け捜査への協力を命じられると、
一旦はギュナムの話を信じたソンジンだったが、捜査を進めれば進めるほど
男が犯人ではないことに気付く。



連続殺人犯逮捕のニュースは、国民の目を欺くために
ギュナムが仕掛けた完全な捏造だったのだ。
多額の報酬、そして息子への治療への援助と引き換えに、
ソンジンに捏造捜査の続行を命じるギュナム。
一方、捜査に疑いの目を向けるジェジンは、国家安全企画部の陰謀を暴くべく、
妨害を受けながらも取材を続けるのだが…。


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