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韓国ドラマ「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」 4話~8話

2019-04-04 | 韓国史劇・ドラマ・映画
「トッケビ」を観終わりました。
コン・ユさんのコメディードラマは初めて観たのですが、とても面白かったです。
出演者ひとり一人がとてもユニークなキャラクターで、それぞれのトッケビとの
セリフのやり取りが笑えます。
 
 面白いだけでなく、ウンタクとトッケビのラブストーリーがとても可愛くて切なくて良かったです。
高麗時代の前世と現代そして未来を予知するファンタジーなストーリーも
とても良かったです。
 
 
 トッケビを呼び出す力のあるウンタクを、初めは「トッケビの花嫁」なのか半信半疑で
気になりだして近づいて行きますが、ウンタクがトッケビに刺さった「剣」が見えると知り
遂に待ち望んでいた「花嫁」を見つけました。
 
「不滅の命」を終える時がやっと来るのだけれど、ウンタクに出会い初恋をして
死ぬべきか生きるべきか悩むトッケビの心迷いが切なかったです。
口喧嘩ばかりしていますが、本当はお互いに恋していたところも可愛かったです。
 
 
 
イ・ドンウク演じる死神が恋に落ちたのは、ユ・インナ演じるチキン店の社長、サニー。
初対面で電話番号を渡されたものの、携帯を持たない死神は電話もかけられず、
名前が無いため自己紹介もできず、サニーに脈ナシと勘違いされっぱなしで
二人の恋はひたすら前途多難!
やること為すこと全てが裏目に出てしまう死神だが、めげることなく
「ただ顔が見たい」とサニーを見守るその一途な姿は、まさに女性の理想!
そして一見、挑発的だが人情に厚いサニーのキャラクターも多くの支持を獲得!
(HPより抜粋) 
 
 
 
 
 
■4話
コンビニでビール2缶を飲んで酔っ払ったトッケビが面白いのですが、
酔った勢いで、ウンタクに「剣を抜くことは君にしかできない」と言ってしまいます。
剣を抜けばトッケビが死んでしまうことを知らないウンタクは
「初雪の日に剣を抜こう」と言うのです。
 
ウンタクと会ったトッケビが嬉しくて季節外れの桜を満開にして、
翌日ドクファに怒られるシーンも酔って記憶を無くし、それを徐々に思い出して
慌てふためくシーンもとても面白かったです。
 
ステーキを食べにカナダへタイプスリップしたトッケビとウンタク。
トッケビが939歳だと聞いて
 
 ウンタク:それでも長生きで羨ましい 
      老けないし お金持ちだし 花嫁にも会えた
 トッケビ:長生きしたいか? 取り残されるんだぞ
 ウンタク:おじさんがいる おじさんも長生きだから 寂しくないわ
      大変な過去を背負っているのに明るいわね
 
と無邪気に言います。自分は死んでしまうのに、明るいウンタク・・・。
この時のコン・ユさんの表情が悲しげで何とも言えません。
 
 トッケビ:運命を受け入れ 逞しく生きてるんだ
      千年続く悲しみも 千年続く愛もない
 
と言いますが、ウンタクは「私はあると思う 悲しい愛 賭けてみる?」
と言います。
そして、トッケビのことを
 
 ウンタク:長い間ひとりでいるから 寂しがりで気分屋 暗く湿ったところを好む
      人間に幸せや罰を与える 家庭を持たない だから私を放置したのね
 
と言うのでした。
 
 
ウンタクはトッケビに「悲しみを星に託す」という本を渡して手紙を送りに行きます。
トッケビは、その本を読んでウンタクを待つのですが、笑顔で戻ってきたウンタクを見て・・・。
トッケビが、恋に落ちた瞬間でした。
 
 トッケビ:愛の物理学 質量は体積に比例しない
      スミレのような少女が ヒラヒラと舞う少女が 大きな質量で僕を引っ張る 
      その瞬間 ニュートンのリンゴのように 僕は彼女の元に落ちた 
      音を立てて 大きな音を立てて
      心臓が振り子のように 大きく揺れていた 初恋だった・・・。
 
 
 
 
■5話
ウンタクを「トッケビの花嫁」と認め、死ぬ覚悟を決めたトッケビは、
剣を抜くためにウンタクを家に招き入れ、一緒に暮らし始めます。
死神&トッケビ&ウンタクの3人と、ドクファの生活がとても面白いです。
 
ウンタクは、「トッケビの花嫁として夫の名前くらい知っておきたい」と言って
トッケビの名前を聞きます。その名前は「キム・シン」。
ウンタクがネットで「キム・シン」と検索すると「高麗の武臣」と検索結果が出て
「武臣なら・・・、将軍?つまり公務員か安定的ね」
と満足するシーンは笑っちゃいました。
トッケビもウンタクとの生活を楽しんでいるところも面白いです。
 
 
言い争いを始めたトッケビが、勢い余って「君の彼氏は私だ!」と言ってしまうと
「900年ぶりの失言だ それに彼氏ではなく夫だぞ 訂正するべきか否か、困ったな」
と焦ったり、トッケビがときどき高麗時代の言葉になるところも
コン・ユさんの演技がとても面白かったです。
死神(イ・ドンウク)とトッケビのシーンも、とても面白いです。
 
 
 
■6話
タイムスリップしてカナダに行きますが、そこはウンタクが29歳の時代でした。
美しく成長したウンタクを見て、トッケビが言いました。
 
 29歳の君は 相変わらず輝いている だが君の隣に 私の姿はない
 私は不滅の命を 終えたようだ 私の死後も 変わらず生きている君は
 私が消えた後の君は 私を忘れ 幸せな人生を送っている
 この世を去ろう 君のために 私の選ぶべき道は 命を終えること
 結局、私は それを選んだのだな・・・。
 
トッケビの悲しそうな、虚しそうな表情がとても切なかったです。
そんな切ないシーンかと思いきや、次のシーンはかみ合わない二人の会話。
ウンタクが突然「剣は抜かない」と言い出して、トッケビが慌てふためいたり、
過去にウンタクにひどいことばかり言って自己嫌悪で反省するトッケビの姿が
とても面白かったです。
 
 
ウンタクがトッケビの「生」と「死」を握っているのですが、
「私の命を絶てる唯一の子が 私に生きさせようとする 皮肉だろ?」
と言います。
 
  私を呼ぶな もう呼ばないでくれ 私は逝きたいんだ・・・。
 
ウンタクといるともう少し生きたくなって、揺れ動くトッケビの心が痛々しいです。
そして、1日1日と剣を抜く日を伸ばしますが・・・。
 
 
■7話
いよいよ、トッケビの剣を抜こうと蕎畑にタイムスリップした二人。
ウンタクが誓約書を用意していて、トッケビにサインさせます。
そして、「最後にひと言」トッケビが言います。
 
 君と過ごした時間は まぶしかった
 天気がいい日も 天気が悪い日も 適度な日も どの日も良かった
 それから 何が起こっても 君は悪くない
 
でも、ウンタクは剣をつかむことができず、結局、抜くことができませんでした。
「何かが足りないんだわ、何が必要か分かった。口づけ」と言って、
ウンタクはトッケビにキスをします。
このシーンはとてもきれいな映像シーンでした。
不意打ちをくらったトッケビの表情もセリフも面白かったです。
 
  
 
回を増すごとに、キャストひとりひとりのセリフがどんどん面白くなっていきます。
この回のドクファも死神もトッケビもウンタクもやることなすこと、とても面白いです。
剣を抜くことのできなかったウンタクが肩身の狭い思いをして・・・。
 
 
 
ウンタクが試験に向かうバスに乗り遅れた時に「トッケビの彼氏に任せろ」
と言って試験会場へ瞬間移動させたシーンも面白かったです。
 試験が終わり、二人で映画を観に行くのですが、
このシーンがとても面白かったです。
 
そんななか、ウンタクが初恋のテヒ(チョン・ヘイン)と再会するのですが、
嫉妬するトッケビがとても滑稽で笑えました。
「あいつが例の”代表”か?」
ベッドで放心状態のトッケビが言います。
 
  頭をなでていた 手首を折るか
  身体をよじっていた ネジみたいに  
  ピアノを続けさせていれば 二人は出会わなかったのに・・・ 
 
と悔しがるところもとても面白かったです。
 
チョン・ヘインさんは「韓国史劇 三銃士」を観てからのファンですが、爽やかでいいですねぇ~。
 
 
「君の居場所はお見通しだ」と言ってウンタクを迎えに行った帰り道で
突然、トッケビの胸が痛み、苦しみだします。
ウンタクが剣を握ることが出来たので抜こうとしますが、
トッケビが咄嗟に突き放します。
この時、車が大破してトッケビがウンタクを守るシーンは、とてもカッコ良かったです。
 
 
  神のお告げも 未来も間違っていなかった
  この子の手により 私は呪いから解放され 無に帰すのだな
  人の寿命は長くて100年
  私が死ぬ前に思い返すのは 900年の人生か 君の顔か
  ああ きっと君の顔だろう
 
 
 
■8話
剣を動かすことが出来たので
「これで私がトッケビの花嫁だと証明できたよね? 良かった」
とウンタクが無邪気に言います。
剣を抜くと死んでしまうことを知らないウンタクをトッケビが悲しそうに見つめます。
こういう時のコン・ユさんの演技はとてもいいです。
 
この後、死神とドクファが事故の後処理をするシーンも面白いです。
薬を飲んで床で寝てしまったトッケビに、ウンタクも寄り添うように横になります。
トッケビが
 
  どこが痛いと思う?初恋とは痛いものだな
 (ウンタクを見つめて)いつも とても かわいい
 
ウンタクは初恋の相手が自分のこととは思わず
「初恋の人を想う夫なんて可愛くない 花嫁は私なのに」と怒るでした。
二人がとても可愛らしく思えたシーンでした。
そして、ウンタクに「初恋は実らないわよ」と言われたトッケビが
「初恋は実らないだと? それじゃ困る」と・・・。
 
受験に行くためにウンタクがバスに乗りますが、トッケビはそのバスが
事故に遭うことを予知し、未然に防ぎます。
ウンタクが危ない目に遭いそうになると、いつもトッケビが助けます。
 
 ふざけるな ウンタクを守るためなら
 全人類の生死に関与してもいいんだぞ
 
死神に自分もウンタクを殺しかけたことを打ち明けます。
本当のことは「あと80年くらいは隠しておきたい」と言うのでした。
それなのに、知らないウンタクは剣を抜くために筋トレするので
面白かったです。
トッケビは、自分のことを「気に入らない 君に恋をして 私は愚か者になった」
と言うのです。
 
高麗時代の出来事が思い起こされます。
トッケビは毎年同じ時期になるとワン・ヨとキム・ソンの名前の書かれた
灯籠を上げます。
死神とサニーの前世も明らかになってきて、ますます面白くなっていきました。
 
赤い服の女がトッケビの前に現れて
  
 あの子が剣を抜く役割を果たさないと存在価値がなくなり、
 今後もっと危険で残酷になる
 だから早く剣を抜き、無に帰しなさい 剣を抜かないとあの子は死ぬ 
 あなたも望んでいるでしょ あの子が生きることを
 
とトッケビに言います。
 
  私の生であり 死である君に 私は恋をしている
  だから何も言わずに 天に許しを請うてみる
  「どうかあと100年だけ 気づかないでくれ」と
 
  そして100年後のある日 適度な天気のある日 
  初恋だったと 君に告げたい 天に許しを― 請うてみる
 
トッケビは、ウンタクに恋をしてから一緒に生きたいと思うのでした。
そして、ウンタクも剣を抜けばトッケビは死んでしまうことを知るのでした。
とても、とても、切ないシーンでした。

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