韓国ドラマ「カジノ シーズン２」

■韓国ドラマ「カジノ　シーズン２」　予告

2023年の韓国ドラマ
シーズン１はカジノ経営に手を染め、誰もがうらやむ韓国カジノ界の
トップの座まで登りつめる主人公チャ・ムシク。
ところが、ある事件をきっかけに、全てを失うことに・・・。
波乱万丈の過去と現代が交錯するなか、自らの人生を取り戻すため、
再び命がけのゲームに復帰し、再起を図る男の運命が描かれる。

シーズン２ではムシク（チェ・ミンシク）に様々な危機が訪れる。
命を狙われたかと思えば、殺人容疑で逮捕され、一時は韓国に送還されるなど、
今回もムシクの前にさまざまなトラブルが立ちはだかる。
苦い思いをしながら、人生を賭けた死闘を繰り広げる様子が描かれる。

主演のチェ・ミンシクをはじめ、チャ・ムシクを追う刑事オ・スンフン役を務め、
シーズン1での流暢な英語でファンを驚かせたソン・ソック、
チャ・ムシクの右腕であり、カジノのエージェントのジョンパル役のイ・ドンフィ、



売春宿の元経営者で、自分の命さえも平気で賭けるギャンブラーの
ソ・テソク役のホ・ソンテら前作キャストが続投。
欲望むき出しのクセが強いキャラクターが、再びカジノを舞台に火花を散らす。
（Webより抜粋）

■韓国ドラマ「カジノ　シーズン２」
ソン・ソックさんに魅了されてしまい、シーズン１の続編を待っていました。
シーズン1よりも出演シーンが多くてウキウキしながら観ました。
デスクワークが主だったスンフン（ソン・ソック）が、韓国へ帰国後もムシクが気になって
最後は衝撃的でしたが、フィリピン警察官のマークと協力しながらの捜査が、
何としても逮捕したい一心な姿で良かったです。



それに加えてサング役のホン・ギジュンさんとジョンパル役のイ・ドンフィさんが、
フィリップとソンギョンの死をずっと静観していながら、これまでのムシクの無情なやり方に
反骨心が芽生えていく・・・、その辺りが面白かったです。

チェ・ミンシクさんが裏表のある性格で、温情深いと思えば極端に冷酷無情になるところは
やっぱり流石な演技だなと感じてしまいました。
一番の側近であった二人も、信頼しているようでしていない、信じるのは自分だけのところがあって
その辺りにサングとジョンパルは気づいていたからこその結末だったと感じます。

ホン・ギジュンさんは全身入れ墨で、ちょっと怖い感じもしたのですが、
本当は仲間を思いやる優しい気質で、密かにスンフンに情報を与えて逮捕させようとしたところが
彼の性格を物語っているようで良かったです。
「ストーブリーグ」や「ハイエナ」にも出演していて、いろいろな作品で見かけますが、
味わいのある俳優だなっと思いました。

それにしても、このドラマが実在の人物を基に制作されていて、
カジノ界を動かす人間関係にもとても興味をそそられるところでした。
カジノ王と政界の有力者、警察幹部との癒着、どれもが驚きの関係でした。

途中から、次のカジノ王を予感させるイ・ジェフンさんも登場してワクワクしました。
このキャラクターが「ナルコの神」でユ・ヨンソクさんが演じたキャラクターに近い気がしました。



ムシクの大金を手にしたジョンパルのその後がとても気になるところですが、
この後はジョンパルとの対決になるのか？
イ・ドンフィさんは「幼い依頼人」に続く主演になるのでしょうか？
続編がありそうな終わり方だったので、次回作も期待しています。

このドラマもお気に入りになりました。



■STORY
チャ･ムシクに危機が訪れる。ソ･テソクはコ会長と会い、ムシクを殺すための罠を仕掛け、
ムシクは命の危険にさらされる。
一命をとりとめたムシクだったが、今度はミン会長の請負殺人に関する濡れ衣を着せられる。



ムシクは韓国で無罪を証明し、再びフィリピンへ戻ってくるが、
ムシクのいない間に状況はだいぶ変わってしまっていた。



一方、コリアンデスクのオ･スンフン（ソン・ソック）は、
キム･ソジョンとフィリップの死にムシクが関わっているという証拠を見つけ、
サングの協力を得ながら捜査網を狭めてゆく。