シリーズ平成の本音―五輪追加種目、またも不明朗な選択か!?
東京オリンピック2020の追加種目候補について、オリンピック組織委は、9月28日、5種目の競技種目の推薦を公表した。野球・ソフトボールと空手については、多くの人は納得するだろう。スケートボード(ローラスポーツ)についても、冬期オリンピックにスキーボードが入っているので、若い世代にもなじみがあり、その陸上版として理解出来る。
しかしスポーツ・クライミングについては、長年に亘り普及、定着しているボーリングやスクカッシュを落としてまで候補に入れることには、疑問を持つ人が多いだろう。‘若者に人気’との説明のようだが、山での崖のクライミングは危険であり、規制が求められるところでもあり、疑問だ。冬山の無謀な登山やトイレの処理などについても、登山者自体が自覚、負担しなくてはならないことも税金頼りで問題が多い。危険を承知で犯すことは、故意の事故等とも見られ、費用の自己負担を求めるべきであろう。
サーフィンについては、マリンスポーツとして人気があるが、自然の海の波を人工的にはコントロール出来ないので、特定時期の競技場の確保ということでは決定的な問題がある。
オリンピック組織委は、高額の国立競技場建設問題で問題解決を長引かせ、またエンブレム問題では主体者として不適正な決定をした上、解決を長引かせるなど、利益グループ優先とも見られる不明朗な行動が続いている。
国民の信頼は得られておらず、オリンピックの追加競技種目でも同じような不明朗な決定が行われたのだろうか。(2015.9.29.)(All Rights Reserved.)
東京オリンピック2020の追加種目候補について、オリンピック組織委は、9月28日、5種目の競技種目の推薦を公表した。野球・ソフトボールと空手については、多くの人は納得するだろう。スケートボード(ローラスポーツ)についても、冬期オリンピックにスキーボードが入っているので、若い世代にもなじみがあり、その陸上版として理解出来る。
しかしスポーツ・クライミングについては、長年に亘り普及、定着しているボーリングやスクカッシュを落としてまで候補に入れることには、疑問を持つ人が多いだろう。‘若者に人気’との説明のようだが、山での崖のクライミングは危険であり、規制が求められるところでもあり、疑問だ。冬山の無謀な登山やトイレの処理などについても、登山者自体が自覚、負担しなくてはならないことも税金頼りで問題が多い。危険を承知で犯すことは、故意の事故等とも見られ、費用の自己負担を求めるべきであろう。
サーフィンについては、マリンスポーツとして人気があるが、自然の海の波を人工的にはコントロール出来ないので、特定時期の競技場の確保ということでは決定的な問題がある。
オリンピック組織委は、高額の国立競技場建設問題で問題解決を長引かせ、またエンブレム問題では主体者として不適正な決定をした上、解決を長引かせるなど、利益グループ優先とも見られる不明朗な行動が続いている。
国民の信頼は得られておらず、オリンピックの追加競技種目でも同じような不明朗な決定が行われたのだろうか。(2015.9.29.)(All Rights Reserved.)