リニア新幹線ができたら

　東京ー大阪間のビジネス客はそちらを利用することになるので、
今の新幹線に余裕が生まれます。空きが出来た分、新幹線の線路に
観光列車や貨物輸送列車を走らせられそう。最近の新幹線は降雪時
対策が進んでいます。昨年だったか、一昨年だったか、北陸地方に
大雪が降った際、在来線や高速道路がストップしても、北陸新幹線
はダイヤ通りに運行していた。今の新幹線は降雪に強いのです。
　もし、東海道新幹線で貨物輸送することにすれば（全部をこちら
で輸送することは出来ないだろうが）、関ヶ原での降雪により物流
が止まってしまうことは避けられるのではないか。

　新幹線が開通する前には、夜間に貨物線用列車を運行する計画も
ありましたが、線路をメンテナンスする時間が取れなくて断念した
経緯があります。リニア新幹線が運行を初めたら、ダイヤに余裕が
出来るので、新幹線貨物列車の運行が可能になるのでは。東海道線
には電車型のコンテナ貨物列車がありますので、それの新幹線版が
出来ると、楽しい。(^_^) 

　今でも、北陸などから生鮮食品を新幹線の客室に乗せて、東京に
運ぶことが行われています。運び込みは今の入り口で人が行うので
あまり多くの量には対応できてはいません。ある特定の車輌を改造
して貨物搬入用のドアを新設し、積み下ろしの時間削減と、取扱量
の増大を図ったら良いのになと思っています。昔の特急列車に連結
していた食堂車には、この形の専用ドアが設置されていて、食堂車
の従業員がホームから直接に食材の搬入を行っていました。
　東海道以外の新幹線で、このような取組みをすれば、降雪による
物流の完全ストップは、避けられるものと思います。