東京での開花宣言は靖国神社境内の”標準木”
と言われる桜の木に 4,5輪開花するのを気象庁
の職員が観測して宣言がなされます。
開花の様子を観測しているのは全国の気象台
で行われています。とある花の開花を国の機関
が職務として観測しているなんて、日本以外の
国では行われていないような気がします。
この全国的な観測により、いわゆる”桜前線”
の北進の様子がわかります。これを永年続ける
ことにより、気象変化がわかります。
これらは”生物前線”と呼ばれ桜以外にも多く
の生物の”初めて”が観測対象になっています。
モンシロチョウを始めてみたとか、セミの鳴声
を初めて聞いたとか、植物が41種、動物が24種
が観測対象になっていますが、以前にはもっと
多かったものが、近年減らされた、と記憶して
います。
これらは「生物気象観測」と呼ばれており、
古くは、諏訪湖の”御神渡り”が室町時代からの
記録として残っているそうです。これが見られ
ない年が近年続いているようで、地球規模での
温暖化の様子が見て取れます。
東京のは明日でしょうかね。(^_^)
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