EV用の蓄電池を製造する際に製造上で発生する
CO2 の排出量などを明示せよ、と経産省が決めた
そうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2718E0X20C23A4000000/
EVは走行時にこそCO2 を排出しませんが、電池
の製造時には、大量のCO2 を排出します。それを
勘定に入れないこと自体がおかしかったのです。
同様に、充電する際の電気を発電するときのCO2
の排出量も勘案しなくてはならないでしょうね。
バッテリー自体の寿命はそう長くありませんから
廃棄時に出てしまうCO2 も計算すべきでしょう。
北欧は、水力発電の比率が高いので、EV化には
適している国なはずです。にもかかわらず、なせ
か電気料金が爆上がりなのだそうです。
北欧では気温も低めですから、バッテリー性能
も発揮しにくいのではないでしょうか。使い勝手
が良くないようで、HV、PHV が改めて見直されて
いるようです。
エネルギー変換など、情勢が大きく変化しそう
な場合は、変換に伴う影響を充分に考えてから、
行動すべきでしょう。目新しい技術には、すぐに
飛びつかずに、従来のものを並行して用い、影響
の有無を見極めて比較する必要があります。全体
の状況が掴めるまでは、複数の選択肢を確保して
おいた上で、比較検討すべきでしょう。
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