時刻は太陽を周回する軌道上での地球回転の具合により定められ
ます。これは何かの事情により、周期が長くなったり短くなったり
します。多分、地球上には、宇宙から年間に数百トンもの宇宙塵が
降り注いでおり、その分、重たくなりますから、地球の回転が遅く
なってくるはずです。そして、この降り注ぐ宇宙塵が地上に積もる
ことにより、陸地に地層が形成されるのでしょう。
ま、それはともかく、1 年の長さを調整する必要があるのです。
それが「うるう秒」。
我々が子供の頃もあったはずですが、世間では大して気にしては
いませんでした。
世の中が正確な時刻を求めるようになり、標準時を周知するため
に、電波により時刻を知らせる仕組みがあります。確か、日本には
標準時を知らせるための電波塔が2 本建っています。自宅の居間の
時計は、この電波により時刻合わせが行われています。そう高価な
ものではないのでお一ついかがですか?時刻の調整要らずで、秒針
まで合わせてくれます。
今はネット社会ですから、ネット上の「タイムサーバー」により
時刻を合わせるようになっていて、スマホやパソコンなども、これ
を利用しています。
しかし、毎年のようにこの「うるう秒」を挿入したり減らしたり
する作業は地球規模で一斉にしなければなりません。各システムが
一斉に時刻合わせを行う(人手で行うのことになる)ので、事故が
発生しかねません。そこで、「止めようか」という意見も出ている
そうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC034PY0T00C22A8000000/
(記事の全体を読むためには、読者登録が必要です。)
しかし、時刻のブレを放っておくわけには行きませんので、どう
しても実施せざるを得ないもの、と私は思いますがね。