NHK では、定時の10秒ほど前になると時計が表示され、秒針が
刻々と0 秒に近づきます。やがて「ポッ」、「ポッ」、「ポッ」、
「ピー」(「ピポ」、「ピポ」、「ピポ」、「ピー」だったかな)
と音が鳴り、数秒後に画面は通常の番組に替わります。
デジタル放送になると、アナログ時計は表示されず、放送の番組
のスタート画面内に、デジタルの数字で時刻が表示されます。分は
表示されますが、秒は表示されません。デジタル放送では、TV内で
受信したデータを、メモリ上に展開してからでないと、画面に表示
出来ません。これに数秒かかりますから、デジタル時計の表示には
遅れが出てしまうのです。^^; それでも、一頃に比べてこの遅れは
小さくなったようですが、”0 ”にはなりません。^^; 今は放送内容
の表示は、大体2 秒くらいの遅れでしょうかね?それを見越して、
早めに放送すれば良さそうですが、TV受信機によって、遅れ時間は
まちまちでしょうから、そうはいかないのでしょう。
実生活ではこの数秒は問題にはなりませんが、放送するとなると
気になるものです。日本人の気質なのでしょうか。
我が家の居間の時計は電波時計ですので、日本の標準時にピタリ
と合っています。パソコンもスマホも、ネット上のタイムサーバー
により、時刻合わせがなされています。時刻には正確な世の中なの
です。電話では「117 」で時刻を確かめることはなくなりました。
昔は、列車の運転手が出発に先立ち、列車指令の人と時刻合わせ
(アナログの懐中時計)をしていましたが、今はその必要はないで
しょうね。
皆がスマホを持ち歩いているので、街中のあちこちにあった時計
も次々と撤去されています。あのビルの側面にある時計のメンテは
大変な手間がかかりますので、企業側も撤去したいところでしょう
ね。
数年前、新宿(代々木か)にある通称「ドコモタワー」の時計が
台風のせいで壊れたことがあります。修理に数千万円かかったとの
噂がありましたね。足場を組まねばなりませんから、大変だったで
しょう。
そういえば、「177 」の天気予報も、スマホに押されて利用者が
減っていることでしょう。しかし、これらの社会生活を支えている
サービスは無くなることはないと思います。