一緒に歩こう♪

ぺぐ+ぽん → ぽん+ちゅう太 →ちゅう太+銀太

南部藩は桃源郷。

2009年08月08日 | Weblog

私が盛岡という地名を始めて意識したのは

この歌からだったと思う。

緑の町に舞い降りて

だけど正直、その時はこの歌が持つ空気を理解することは出来なかった。

 

ぺぐぽん県から、7時間。

幾度も砦のような山を越え、川を渡り、小さな平野を走った先に

 

このなだらかな優しげな山に守られ

森に慈しまれた町はあった。

 

東北のこの地の歴史をひも解くと

必ずや度重なる大飢饉と

蝦夷(えみし)と呼ばれた、人でない者が棲むと称された過去が

姿をあらわす。

それは『働けど働けど』と歌った石川啄木の歌、そのものであり

私のイメージでもあった。

 

確かに冬のこの土地は厳しい灰色の日が続くのであろう。

そして、そんな日が1年のうちの長い期間を占めているのではないのか?

と想像する。

 

だけど

だからこそ

この季節の美しさはより一層輝いているようにも思える。

美しい。

 

 

ここへは、ぽん母さんのブログで

この国見温泉が紹介されていたことが

事の始まりでした。

『当時かっていた犬のどうにもならないアトピーがみるみる良くなった』

これを読んで思い出したのが

しつこいカビに悩まされ頑張っていたマリちゃん。

温泉の効能にも水虫(真菌)って書いてある。

これなら! 

いや、こんなに遠くては行くわきゃねーな。

と思いつつも、紹介のメールをいれておいた。

 

それから数日後。

『宿を取った!』

行くんだそうな。。

アホなと思ったり、さもありなんと思ったり。

 

行きますよ。私も!

何をしに?

何って・・・行くことに意味があるんです!

 

仕事の勤務表をみれば休みは8月3日の一日だけ。

足かけ二日。実質一泊一日の日程なれど

困難は人を奮い立たせるものです。

行って、遊んで、帰って、仕事をこなす。

それで1クール。

 

疲れましたよ。

眠かったし。

2人は相変わらずのお騒ぎ犬だし

チュウ太はギャンギャンとよく吠えていた。

ぽんちゃんは、いつものように疲れ果てては壊れて吠えが止らなくなる。

 

お決まりのマリちゃんとのケンカも、またあった。
が、般若顔は撮れてない。

ブログ用の写真はほとんどはオチリばっかで使えないし。爆

 

だけどね~

あの大らかで優しい空気と景色

すばらしい温泉。

行ってよかったと

行かなければ分らなかったと、素直に感じます。

 

 

心配されたマリちゃんのカビも

1日目と2日目で、既に患部の赤味が違ってきていました!

ほら、温泉浴3日目にしてこんな安らかな表情。

きっと、きっと良くなるねっ♪

 

ぽん母さん。

おかげで皆が良い時間を過ごせました。

ありがとう!!

そして、ぽん父さん。

暗い夜道をわざわざ来てくださって

ありがとう!!!

その上、たくさん地元のお土産を頂き

毎日楽しませていただいています。

 

ぽん太君。ラッキー君。

ウチの2匹、感じの悪い犬でごめんよ~

お友達ワンコに評判が悪いんです。 爆

許してつかんさい。

 

そして、そして

漫然と行きたいと思いつつ、尻込みをしていた私を

グイと引っ張ってくれたマリちゃん。

またまたぺぐぽん一家、お世話になりました。

今のあなたは痛々しいけど

でもマリちゃんは、今だって可愛いマリちゃんのままだよ。

がんばれ~

 

またあの素敵な盛岡

行こうねっ♪


南部藩、うたかたの記。

2009年08月07日 | Weblog

田沢湖が

まだ田沢潟と呼ばれていたころの話。

 

そこにまれにみる美しい娘がいた。

娘はその美しさと、この世のオイシイを

永遠に我が物にと切望し

ネリマ大観世音菩薩に願をかけた。

食い意地は張ってるが世間には疎い娘

            観音様がオンナとはつゆ知らず。  あぁ~あ。。

 

それから幾月日。

イタイケな小娘は満願叶って?

満願の湯を手に入れ

大好きなソフトもオアズケとなる。

挙句の果てが山奥で湯治。

   あぁ~ババアくせえ。  ぷ

しかも

湯治場に騒音アラワル。

 

オンナのヤキモチは怖いねぇ~っ

 

 

な~んて、妄想をひとり田沢湖帰りの車の中。

腹はくちゃいわ

寝不足も、くちゃいわっ

山々の緑は流れる。

犬の寝息は流れる。

次第に私の意識も流れ。。

 

アリ?

何かが・・・いっぴき、にひき、さんびき ∞

 

で、目がさめる。

 

あぁ、あぶねぇ。。

 

睡眠不足の運転はやめましょう。


南部藩は遠かった。

2009年08月06日 | Weblog

1945年8月1日22時30分より、2日0時10分にかけて

アメリカ軍の空襲により市内の8割を消失する。

逃げ惑う市民の多くが柿川に逃げ込み

翌朝には折り重なる遺体でその川は覆われた。

 

8月1~3日に行われる長岡祭りはその慰霊のためのお祭りです。

最近は日程を土日に合わせるお祭りが増えていますが

長岡祭りはその理由からずっと1日から3日に行われています。

 

長岡祭りと言いますと

正三尺玉やナイアガラに代表される花火大会が有名です。

そして、ここ数年は2005年に襲った3つに災害

7.15水害 中越地震 豪雪 の復興祈願花火

フェニックス
(↑一応リンク貼りましたが・・・絶対実物をみないとスケールは伝わりませんっ)

で大変な人出をみる花火大会となっています。

 

 

その2日の夜。

折角の土日ETC割引で何とか千円の高速代を!と

普段は15分で余裕で着く長岡ICに、花火後の混雑を予想して

1時間前に家を出発。

 

が、甘かった。。

花火会場である長生橋を渡り切るのに40分。

その後の市内は地元の利を生かして裏道裏道と走り

高速入り口付近まで10分足らずで到着。

ふっふ~ん♪

と思ったら、ここからまた動かず。

ジリジリと時間は過ぎ

漸く高速のゲートを潜ったのは、0時10分。 涙

 

がっくしと肩を落として、北へひた走る。

関越道~北陸道~磐越道~東北道

真っ暗な高速を2時間おきにワンコ休憩をしながら走るんだけどー

遠いっ

そもそも東北道になかなか着かない。

東北道から仙台が、また着かない。
仙台なんてほんのすぐソコだと思ってたのにさっ

で、仙台に来れば目的地はあと一足と思ってたら

・・・あと185キロ。。 涙

 

 

現地に到着したのは、朝の6時30分。

もうアレですよ。

眠いとか、疲れたなんてのは超越しましたねっ

と~てもHIな私は、前日から宿に入っているお連れの方を

『着いたぞ~ おきろーっ!』

と、たたき起こし

 

まずは風呂に入る。

丁度よい湯加減。

風呂好きな私は、出来たら1時間ははこの湯に浸かっていたかった。。

 

や、目的はコレじゃないんだ。

旅行の目的は

このイタイケな

    ドーナツのきみを眺め・・ や、お見舞いに。 ホントカ!?

 

さて、何を書こっか。。


長雨の影響は・・・

2009年08月01日 | Weblog

晴れません。

が、

雨もたいして降りません。

が、

梅雨も明けません。

 

こりはぺぐこの統計的に言って

例年6月末から7月初旬のお天気でございます。

その後カミナリ様がドンドン太鼓叩いて、大雨が降って

夏休みが始まる頃に梅雨が明けるのが通常パターン。

 

冬季間やたらと雲に覆われるぺぐぽん県に

夏場までこの空とは!

いやがらせでしょうか!?

 

神様もちっさくなったもんです。 

がしかし、ぺぐこは負けません。

 

って~か、負けさせてもらえない。。

 

我が家には二代目お散歩犬が居りますからね。

全くヘンなところばっかり似おって。。

アンタには、負けるわ

 

 

 

ムシ暑い日の散歩はココに限るっ

田んぼっ!!

 

いつもの田んぼに行ったら

減反で右も左も枝豆畑でした~

枝豆、お花なんて咲いてたり。

 

ま、どーせ今の時期、稲だって水は落としてありますから

水田も畑状態。

要はアスファルトでなく、土の上を障害物に遮られることなく

風が走ってさえくれれば

これで結構涼しい。

歩いてみると

膝から下は熱がモンモンと上がってくるけど

顔に当たる風は涼しい。

 

これ例年だと、いくら田んぼだとて

このまっ昼間に散歩はキビシイのだが

いかんせんこの天気。 全然平気。

イケイケどんどんっ

 

あ、ココから先は田んぼのようです。

やはり、枝豆より稲の方が美しい。

 

整然と立つその姿。

揺れる水のように風にたなびいて

まるでドミノをみているみたいだ。

私のデジカメじゃ上手く表せていないけど

この緑の陰影は

やっぱ神業だな。

神様。さっきちっさいとかって、ごめん。

 

チュウ太は上機嫌。

ぽんちゃんも楽しそう!

 

雨でふかふかな

田んぼ(枝豆)の畔を

グルッと回って

帰ってきました。

 

いや~ 

涼しくて、気持ちよかったねぇ~

 

 

 

で、犬の皆さん。

大切&大変なお知らせがあります。

 

おばあちゃんの家から毎週届く

キミ達の大好きなキュウリ、トマト等が

雨ばかり降るので根腐れをして

早くも終了したそうです。

 

よって、今まで惜しみなく差し上げられた

お散歩後、及び毎食後のキュウリは

今ある分をもって、廃止とさせて頂きます。

 

誠に恐縮ですが

何卒ご理解いただけますよう

お願い申し上げます。

 

 

理解するわきゃねーな。

さて、代替品を考えんと。

どうしよ。。