チュウ太は甘えん坊。
キャバリアはもともと甘えん坊だと思うのだが
チュウ太は、どうしようもなく甘えん坊。
いくらキャバリアがストーカーといっても
ぺぐ爺だって私について回るに境界はあった。
が、チュウ太は
チュウ太は
チュウ太は
・
・
・
実は未だにトイレもお風呂も付いて来ている。 爆
や~~~最初はうんP食べるから目が離せなかったのよね~
でも連れて歩くと、いったい今でもうんPを食べるのか?食べないのか?
わからないじゃん。
で、ずるずると今日まで。。
それにさっ
かわいいじゃん♪
あのクルッとした目で『母ちゃんドコ行くですか?』って見つめられると
『母ちゃんボクも行きます!』って来られると
かわいいじゃ~ん!
・・・・・・・・・・。
彼は私が居ないとギャンギャンと泣き喚く犬となっていた。
で、今回ですね。
私達親子に、今まで経験したことのない試練がやってきたのです!
岩手の宿。
ぺぐぽんと一緒の布団で寝れないことが判明。
聞いて耳を疑いましたわ。
何か間違ってるんじゃないかと。
実は間違いだったと言うんじゃないかと。
しかし、現実は変わらず。
2人はクレートで寝かせるということに、決定。
大丈夫かぁ~!?
ってか、そんなこと想定してないからクレート1個しか持ってきてないし。
どうする?
え?マリちゃんのを貸せていただけるそうです。
ははー。いつもすんません。
だけどさ~
ぽんちゃんはもともとクレートで寝ていたワンコだから大丈夫だろうなと思った。
でも、チュウ太は来たころ少しの間サークルに寝ていただけで
その後はず~と私と一緒。
ヤバいな~ ヤバいなぁ~ ヤバいなぁぁ~~
と、考えるうちに夜は容赦なくやって来る。
夜。
大魔王はぽん母さんが居るうちに
早、クレートにブチ込まれる。
ま、これはご存知の方はご存知のぽんちゃんの悪癖ですなっ
なぜか疲れがMAXに達すると吠えが止らなくなる、彼。
誰が何と言おうと吠えて吠えて吠え捲くるっ
オイシイをあげても黙るのはその一瞬だけ。
で、あのとき奥の手でクレートに入れたら・・・
そのまま撃沈。
今回も同じ手法を採用。
クレートにオイシイを撒いて誘導する。
↓
ぽんちゃんオイシイに吊られて入り口付近をウロウロするも
『オレ様騙されねー』 と警戒心強く入室を拒む。
↓
ニオイに惹かれて、チュウ太登場。
↓
『ちゅう何すんだっ 兄ちゃんのオイシイだぞ!』
とチュウ太を追い払う。
なら早く食べろと回りに言われるが
仕掛け檻を前に悩むクマの如く、相変わらずウロウロ。
↓
『そんならマリちゃんが食べてあげてよ~』とやってきたマリちゃんに
食い意地が恐怖心に勝って挑む。
↓
当然のように負ける。
↓
が、これをマリちゃんが食べては元の木阿弥なので、一同マリちゃんを制す。
↓
どこからか『もっと上等なオイシイを出せっ』という声が飛び
クレート入り口とは反対側に上品オヤツが用意される。
↓
ぽんちゃん食い物に弱しっ。遂に身を乗り出す。
↓
母ちゃんにケツを押されて、はい。一丁出来上がり~
この後、彼は翌朝まで安らか?にオヤスミになられました。
ねっ ぽんちゃんはある意味?簡単。
問題のチュウ太。
ぽんちゃんと違って大らかな彼は、クレートが誰のかなんて関係ない。
オヤツと一緒に押し込めて・・・入室。
クレートが人様のニオイに満ちていても気にはならないが
母ちゃんが側に居ないのは、彼にとって一大事!
カリッ カリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリカリカリカリ
母ちゃ~ん! 母ちゃ~ん!
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
ガリガリガリガリガガガガガガガガッ
ギャオ~ン ギャオ~ン 母ちゃ~ん ギャオ~ン ギャオ~ン
やっぱし。。
母はチュウ太が気の毒なような
うるさくて人様に申し訳ないような
切ない。。
ソコへ訓練士登場!
チュウ太のクレートにバスタオルをすっぽり被せ
彼が鳴きだすと 『ドスッ』 と蹴りを入れる。
黙って傍らに立ち
また鳴き出すと 『ドスッ』
笑っちゃったわ。
これ天罰方式と言う方法なんですと。 ぶぶっ
ドスッ ですよ。
結構容赦なく蹴っておられる。 ぎゃははっ
で、これにてチュウ太は無事鳴き止み
長い一日を終えることができたのでした~~~パチパチパチ
家に帰って思いだすたび
あぁ~相変わらずマリちゃん訓練は鮮やかでございましたと
感心すること、しきり。
だけど、この?効果はこれで終わらなかった。
普段、あれだけ私を付回し、飛び回るチュウ太が!
あれ?
あれあれ?
チュウ太、おまえ待ててるじゃんっ
落ち着きなく、ジャンプジャンプを繰り返し
『飛びつき禁止っっっ 怒』
と言われ続けたチュウ太の飛びつきも、1回で終わることが多くなってる。
すげぇ~♪
ぽんちゃんのシャンプーの間。
今までだったら、ずーと浴室の戸を掻き続けたチュウ太が
戸の前で、座って待っている。
すげぇ すげぇ!!
正味1日の間の関わりで、何かを理解したんだろうな。
私も訓練士のマネをして
チュウ太にはピシッと指示を出すようにしました。
これがチュウ太には、分りやすいらしい。
餅は餅屋だ。
人間の子供を育てるにあたって
『他人に預ける』
ということが大切だと言うことは分っていたつもりです。
『他人に本気で叱ってもらう』
これが、子供の成長には大切だと。
もちろん放任はいけない。
だけど、他人にしか伝えられないこともある。
親+他人が大事。
翻って、ワンコには・・・?
ペグ爺はもともと私がフルで働いていた時に来た犬で
誰彼の手を借りずにはいられなかった。
じいちゃん、ばあちゃん、友達、子供の友達etc…
ぽんちゃんは少し時間に余裕が出てきたころに我が家へ来た。
私は頑張った!
私が!私が!私が! 躾なくてはっっっ
ナイーブな性格を把握しないまま遮二無二頑張った結果
ガウガウとなり大変だった。。
ガウガウな犬を、人様には任せられない。
チュウ太は・・・
だって、ペグ爺の代わり?に来たんですよっ
可愛がりましたとも~
多少の過保護も自覚しながら
可愛がりましたのよ~
なかなか他人様の側では寛がない犬におなり遊ばしますた。
人間の子も、犬の子も同じ。
私、肝心なことを忘れてたわ。
と言うワケで、急に元気を取り戻したヘッポコ飼い主は
本日も待てクンレンをするのでした~
はい、ぽんちゃんには言い聞かせるようにやさしく。
チュウ太には、ピシッと。 ねっ♪